受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

  



 


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こんな言葉で子どもの脳が勉強開始?親の声掛けのメンタル黄金則!【受験専門の心療内科】

 

【受験心療内科】子どもの脳が勉強開始?親の声掛けの黄金則!

 

 

受験の心療内科

 

子どもの脳が自発的に勉強!親の声掛けの黄金則とは?

 

 

 

 

親が「勉強しなさい!」と言っても、子どもの脳には届かないというのは、どなたもご存知のことでしょう。

 

しかし、弊害はそれだけではなく、親が「勉強しなさい!」と連呼することで、親子ともにメンタルが不安定になり、受験生の場合はそれで「親子同時うつ」になるケースも増えています。

 

 

かといって、親の声掛けがなければ、子どもは、いつまでたっても勉強を始めないものです。

 

これに関して、ミッションとモチベーションの関係を分析した脳医学の研究によって、子どもに自発的に勉強をさせる方法論が明らかになってきました。

 

この理論に基づく「親の声かけの黄金則」を実践すれば、子どもの自発的な勉強に大きな力を与えてくれます。

 

 

「勉強しなさい!」を連呼すると、どうして「親子同時うつ」になるのか?

 

「親の声かけの黄金則」とは、具体的には、どのような言葉を言えばいいのか?

 

受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとに、わかりやすく解説したいと思います。

 

 

 

 

「勉強しなさい!」と叱ることで「親子同時うつ」を発症

 

親が子どもに「勉強しなさい!」と言っても、ほとんど効果がないことは、私のような心療内科の医者が改めて指摘するまでもなく、多くの方が実感されていることでしょう。

 

ただし、問題はそれだけではないのです。

 

「勉強しなさい!」と親が繰り返し叱ることで、まず親のメンタルが不安定になり、そのストレスが子どもに伝わって、子どものメンタルにもトラブルが生じるという現象が起こることが、メンタル医学によって解明されています。

 

 

受験生の場合は、さらに深刻です。

 

これによって子どもの脳内てネガティブな感情が暴走しやすくなり、その悪影響のため、入試の真っ最中に試験の問題を粘り強く解くという能力が脳内で低下してしまうことも起こりうるのです。

 

 

つまり、親が「勉強しなさい!」と叱ることは、効果がないだけでなく、それどころか受験生の場合は大きなマイナス効果が働くということです。

 

さらに、その症状が一定限度を超えると、親子が同時に「うつ症状」に陥ると言う、「親子同時うつ」と言う危険な症状に陥ってしまうこともあります。

 

私はこれを「勉強しなさい症候群」と名付け、受験生の親御様に警鐘を鳴らしています。

 

是非、「勉強しなさい!」と何度も繰り返している親御様は、直ちにそれを見直して頂きたいです。

 

 

親子で増幅するネガティブな感情の正体とは?

 

では、どうして、たかだか親が「勉強しなさい!」と言うだけで、「親子同時うつ」を発症してしまうことさえあるのでしょうか。

 

その理由は、親子のメンタルに関して、それぞれの脳の中にある扁桃体の間で共鳴現象が起こっているからなのです。

 

 

親は子どもに勉強させようとしていて、子どもは勉強したくないと思っている…。

 

親子の感情は、こういう対立関係にあると理解している方が大半だと思います。

 

しかし、受験生に限って言うと、これは幻想であって、現実は違うのです。

 

 

多くの受験生が、心の奥底ではもっと勉強しなきゃならないということは、十分に分かっています。

 

しかし、脳内では、側坐核など意欲の中枢が十分に働かないため、現実には勉強できないという状態に陥っているのです。

 

そんな状況のもとで、親から「勉強しなさい!」と言われると、勉強しないと入試に落ちてしまうという焦燥感が高まります。

 

にもかかわらず、勉強しようと思っても意欲の中枢が働かないため、矛盾が深まるのです。

 

こうしたアンビバレントな心理状況が、脳内で扁桃体の暴走を拡大させてしまうわけです。

 

 

一方、親御様の脳内ても、入試に合格させるには子どもがもっと勉強しなければいけないという思いと、現実には子どもが勉強してくれないというアンビバレントな心理状況が生じ、扁桃体の暴走が起きやすくなっています。

 

こうして、親が「勉強しなさい!」と言うたびに、親子それぞれの脳内で扁桃体の暴走が起き、お互いがお互いを拡大させることで「親子同時うつ」を巻き起こしてしまうのです。

 

 

脳医学的に正しい勉強のさせ方とは?

 

とはいえ、親が声かけをしてあげないかぎり、子どもが勝手に勉強を始める・・・ということは、現実には、なかなか起きるものではないでしょう。

 

誤解してほしくないのですが、「勉強しなさい!」という言葉がよくないということであって、親が勉強を促す声かけをしてはいけないという意味ではありません。

 

 

では、脳医学的に適切な勉強のさせ方とは、どういったものでしょうか。

 

まず、親の声かけでとても大事なのは、命令口調では駄目だということです。

 

 

他者から命令されることは、大人でも子どもでも、誰でも不快なことで、ネガティブな感情を作り出す脳の扁桃体が刺激を受けてしまいます。

 

だから、「勉強しなさい!」という声かけは最悪なのです。

 

勉強するという決断は、あくまでも子ども本人がが行わないと、実のある勉強はできません。

 

 

親にとって大事なのは、その段階に子どものメンタルを引き上げる手助けをすることです。

 

特に、親の声かけに求められる役割は、子どもに勉強のことを自発的に考えさせるきっかけを与えるということです。

 

そのためには、親の声かけは、命令口調ではなく、子どもへの問いかけであるべきです。

 

 

 

例えば、子どもに宿題をさせようと思ったら、「今日の宿題は何かな?」と、さりげなく問いかけてみるのです。

 

この場合は、子どもの脳の扁桃体は、命令のときに比べれば、ネガティブな衝動ははるかに生じにくくなっています。

 

 

子どもは、感情的には宿題をしたくないので、宿題が出ているという記憶が、脳内で再生されにくいように封印されたような状態で格納されています。

 

その封印を、親の問いかけで解いてあげれば、子どもは自らの意思で勉強する方向に一歩進みます。

 

 

もちろん、こうした問いかけを一度しただけで、子どもが確実に勉強を始めるというわけではありません。

 

でも、このような問いかけを積み重ねていくと、やがて、子どもが自分の意志で勉強しようとするという脳の成長を実現することができるのです。

 

 

子どもの脳が勉強の意思を生み出す問いかけの黄金則!

 

では、子どもの脳の中で、勉強の意志を自らの力で生み出すようになるには、親は、どのような問いかけをしてあげるのが良いのでしょうか。

 

これには、脳医学で裏付けられた黄金則があります。

 

それは、ズバリ、ミッションの具体化です。

 

 

子どもにとって勉強はミッション、つまり任務です。

 

脳がミッションを達成しようとする意欲がどのように生じるかについては、数多くの研究がなされています。

 

その中でも、特に注目していただきたいのは、ミッションの中身が脳に明確に認識されているほど、それを達成しようとする意欲が生まれやすいということが実証されているということです。

 

 

この点でも、「勉強しなさい!」という声かけは最悪です。

 

なぜなら、ミッションの中身である勉強の内容が、まったく明確化されていないからです。

 

 

これに対し、「今日の宿題は何かな?」という問いかけは、今日の宿題の具体的内容というミッションを子どもの脳に想起させるから、効果があるのです。

 

ただし、子どもの脳には、さらに二の矢三の矢となる問いかけが必要です。

 

 

宿題というミッションがあることを想起できたら、次は、そのミッションの中身を、より具体的に、より詳細に、子どもの脳に思い出させてあげる必要があります。

 

それを、親が問いかけを行う形で子どもに気づきを促してあげるとよいのです。

 

 

例えば、「今日の宿題はなんなの?」という問いに対して、子どもが国語の宿題と答えたら、次にの親が行う問いかけは、「国語のどういったことが宿題なの?」といった具合に、よりミッションの中身を子どもの脳内で明確化できる手助けをしてあげるとよいのです。

 

あるいは「何時から宿題をやるの?」という形で、ミッションの遂行についての具体的なプランを子どもに考えさせるきっかけを与えるというのも重要です。

 

こうした問いかけを普段から行っていると、やがて、子どもの脳は自分ひとりの力で勉強というミッションを達成する神経のネットワークが発達します。

 

その結果、入試にも合格できるし、社会に出たら仕事というミッションも自分の力で達成できるようになります。

 

 

ミッションが達成できないストレスの弊害とは?

 

ご紹介したように、上手に問いかけをすることによって、子どもの脳がミッションを認識できるようになれば、意欲ははるかに生じやすくなります。

 

ただし、受験ストレスが一定限度を超えている場合は、命令口調ではない問いかけであっても、脳の扁桃体が暴走し、ネガティブな感情が吹き出します。

 

 

この場合は、受験生が抱える受験ストレスの症状をしっかりと向き合い、上手に対処して、脳の働きをベストの状態に保つのが、志望校合格への最短距離です。
 
そのためには、受験ストレスの状態を把握しておく必要があります。
 
 
そのためにも、以下の「受験ストレスのセルフチェック」も、必ず定期的に行ってください。
 
本日、最新の研究論文も取りいれ、内容を大幅にアップデートしています。
 
ぜひ、ご一読いただきたいと思います。
 
 
 

 
 

 受験生に急増している「悪性ストレス」を見落とすと、勉強するほど逆に成績は低下してしまうという危険な症状が現れます!

 

 このページに掲載している「受験ストレス・セルフチェック」で、現在の症状を分析しましょう!

 

 チェック項目の中で該当する項目の数により、重症度が判定できるようになっています! 

 

 合格の方程式を解説します! ⇒ 「メンタル面の安定」+「脳機能のアップ」=合格!

 

 あなたの重症度や脳のタイプにピッタリ合った、受験ストレスの早期解決、早期合格の方法を解説します!

 

 
 
 
 

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受験生の心の傷トラウマを消す効果がある姿勢とは?【心療内科】

 

受験の心療内科

 

受験生の心の傷トラウマを消す効果がある姿勢とは?

 

 

 

 

模擬試験でも定期テストでも、悪い点を取って気落ちすると、実は、心の傷トラウマが生じるということが明らかになってきました。

 

 

心の傷トラウマで生じる症状とは?

 

心の傷トラウマが脳に作用すると、意欲の低下を招き、受験勉強をサボるようになる・・・。

 

あるいは、試験中に脳のコンディションが低下して、実力が発揮できなくなったりする・・・。

 

そんな受験生にとってはとても困ることが、心の傷トラウマで引き起こされるのです。

 

志望校への合格を勝ち取るには、心の傷トラウマをしっかり消しておくことが不可欠です。

 

 

トラウマを消す簡単な方法とは?

 

そんな心の傷トラウマを消すことができるとっても簡単な方法が、メンタル医学の研究で解明されました。

 

鍵を握っていたのは、「姿勢によるフィードバック効果」と呼ばれるものだったのです。

 

 

脳に及ぼすフィードバック効果!

 

マイナスのフィードバック効果を生じる姿勢を取ると、心の傷トラウマは悪化する・・・。

 

プラスのフィードバック効果を生じる姿勢をとると、心の傷トラウマは悪化する・・・。

 

実は、私たちの脳は、常に姿勢からフィードバック作用を受け続けているのです。

 

 

トラウマを消す最強の方法とは?

 

では、心の傷トラウマを消すには、どのような姿勢が良いのでしょうか?

 

この点で、とても素晴ららしい効果が得られることが実験で証明されている姿勢があります。

 

それが、「バタフライハグ」です。

 

 

バタフライハグとは?

 

「バタフライハグ」は、誰でもご自宅でごくごく簡単に実践することができます。

 

しかも、心の傷トラウマを軽減する効果はとても大きいのです。

 

受験生を専門に診療する心療内科医としての経験を元に、試験のトラウマをどうリセットしたらよいのか、「バタフライハグ」の方法も含め、わかりやすく解説します。

 

 

 

 

  姿勢が脳にフィードバック効果!

 

脳と心を良いコンディションに保つために、姿勢はとても重要です。
 
 
どういう姿勢にするのか、骨格筋と呼ばれる全身の筋肉に命令を出してコントロールしているのは脳です。
 
しかし同時に、感覚神経を通して骨格筋からも脳に対して、今、どんな姿勢をとっているのが、情報が常に送られています。
 
その情報に基づいて、脳は無意識のうちに働き方を変えているということが、脳医学の研究で解明されています。
 
 
このように、元々は脳から発せられた命令の結果が脳に戻ってきて効果が生じるという現象を、脳医学では「フィードバック」といいます。
 

 

  心の傷を広げる危険なフィードバックとは?

 

模擬テストや定期テストで悪い点数を取ると、ガクッときてしまって、うなだれてしまいますね。

 

でも、受験生は、無理をしてでも、この姿勢を取らないように気をつけるべきです。

 

 

うなだれるというのは、生理学的には、①背筋を曲げる、②下の方を向く・・・という2つの動作の組み合わせで成り立っています。

 

これは、どちらも心の傷、トラウマを悪化させるフィードバックの作用が働くのです。

 

その結果、次に受けるテストの点数も、ほんの少しではありますが、悪い点になる方向に、脳と心のマイナス方向のコンディション調整が行われてしまうのです。

 

 

受験生は試験で失敗したとき、無理をしてでも、逆に、①背筋を伸ばす、②上の方を向く・・・ということを心がけてください。

 

 

  トラウマを消す「バタフライハグ」とは?

 

さらに、姿勢によるフィードバックの作用で、すでに脳内で形成されてしまった心の傷、トラウマをリセットする効果が生じることも、メンタル医学の研究で解明されてきました。

 

それは、「バタフライハグ」というポーズなのです。

 

 

「バタフライハグ」は、とっても簡単で、ご自宅でどなたも気軽に実践できます。

 

模擬試験や定期テストで失敗しちゃって、心がへこんでいる受験生の方は、ぜひ、試していただきたいです。

 

 

 

 

 

バラタフライというのは、もちろん蝶々のことです。

 

腕をクロスさせて、自分で自分をハグするようなポーズをとると、その様子を正面から見たら腕の形が蝶々のように見えます。

 

だから、「バラフライハグ」と呼ばれるようになったわけです。

 

 

  両手をクロスさせるのがポイント!

 

「バラフライハグ」のポイントは、両手をクロスさせることです。

 

 

①右手の手のひらで左肩のあたりに触れる。

 

②左手の手のひらで右肩のあたりに触れる。

 

 

やることは、これだけです。

 

どなたも簡単にできることですので、試しに今すぐ、その場でやってみてください。

 

あっという間にできましたよね。

 

 

腕の長さは個人差がありますので、肩のどのあたりに手のひらを置くかは、楽に姿勢が取れるように、適当に調節していただいてけっこうです。

 

 

  誰かに守られている感覚を脳に与える!

 

「バタフライハグ」の姿勢をとってみて、どのように感じましたか?

 

ハグしているのは自分自身なのに、誰かに守られているような感じがしませんでしたか?

 

それで、落ち着いた気分になった人は多かったはずです。

 

 

心臓や肺は、敵から攻撃されて損傷すると命に関わる臓器です。

 

その部分を腕で防御できているので、こうした安心感が生じるように脳が進化したといわれています。

 

 

また、皮膚で感じ取る触覚の刺激については、家族や恋人と実際にハグをしているのとよく似た感覚になりますよね。

 

そのため、心が安らぐ効果が出やすいということもあります。

 

 

  研究で解明された「進化型バタフライハグ」とは?

 

こうした効果は以前からわかっていたことですが、さらに、「バタフライハグ」を飛躍的に進化させる方法について研究が発表されています。

 

 

進化型のバタフライハグはこちらです。

 

①右手で左肩のあたりを軽く叩く。

 

②左手で右肩のあたりを軽く叩く。

 

トントンと、①と②を交互に行うと、心の傷、トラウマが消えるという効果も出てくれるのです。

 

 

①では、右手と左肩が刺激

 

②では、左手と右肩が刺激

 

末梢神経は、左右がクロスして脳とつながっているのですが、①⇒②⇒①⇒②⇒・・・と刺激が繰り返されることで、脳の情報処理の左右のバランスが良くなります。

 

これによって、心の傷、トラウマが緩和されて、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)の発症率をおさえることができるのです。

 

 

 

  テストの失敗でも起きるPTSD!

 

トラウマというと、大震災とか同時多発テロなどをイメージする人が多いと思います。

 

でも、受験だって、トラウマで落ちてしまうことが多いんです。


確かに、PTSDで重い症状が出るのは、大震災やテロが多いのは事実です。

でも、実はこれって、トラウマの起こす問題のほんの一部だということが、最近、わかってきたんです。

無気力、集中力の低下、うつ症状なども、トラウマが原因で起こることが多いのですが、これは試験で失敗した経験でもなってしまうということが明らかになってきたのです。


私のクリニックでは、中学入試で失敗して、そのトラウマで大学受験も失敗する・・・なんてケースがすごく多いんです。

クリニックでの治療プログラムでは、磁気刺激治療なども取り入れ、脳医学やメンタル医学によるもっと強力な専門の方法で行いますが、ごく軽い症状だったら、バタフライハグなら、誰でも簡単に自分一人で出来ちゃいますので、実践してみる値打ちは十分にあります。

 

 

以下、私のクリニックのホームペーでバタフライハグのやり方を解説した「バタフライハグ (Butterfly Hug)トラウマ・心の傷を癒やすメンタル医学」のページの冒頭の部分をご紹介しておきます。

 

 

興味のある方は、ホームページを見てください!

 

 

⇒ 「トラウマを消すバタフライハグ(Butterfly Hug)」はこちらから!

 

 

 



 

 このページの要点は? 

 

 ✓  バタフライハグとは、心の傷・トラウマを癒す効果を持つことがメンタル医学の研究で確認されている方法で、お一人でも簡単に実践できます。

 

 ✓  動画と解説記事で、バタフライハグのやり方をわかりやすく解説しています。

 

 ✓  トラウマに関する最近の研究で、従来から言われているPTSDだけではく、うつ病の原因になることもわかってきました。

 

 ✓  大きな災害だけでなく、日常生活のささいな心の傷でも、トラウマが生じることがわかってきました。

 

 ✓  受験生はトラウマを放置すると、入試の本番で思わぬ得点ダウンとなり、不合格になってしまいます。

 

 ✓  受験のトラウマを解決し志望校への合格を勝ち取る方法についても解説しています。

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面 本郷赤門前クリニック

 
 


 

 

バタフライハグのやり方は、とてもシンプルで、幼児からお年寄りまで、誰でも簡単にできます。

 

やるべきことは、次の2つだけです。

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」

 
 
 
 

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発達障害の子の受験はどうすべきか?心療内科医からのアドバイス!

 

 

 

受験の心療内科

 

発達障害の子供たちの受験挑戦悩みから個性を伸ばす時代へ

 

 

 

はじめに
今日のテーマは、「発達障害」が受験にどのような影響をもたらすのかについて、受験生を専門に診療している心療内科医の視点からお話しします。



発達障害の定義と誤解
医者の立場から「発達障害」という言葉を考えたとき、その最大の問題点は定義が曖昧だということです。

ですから、医学的には、一概に説明するのが難しいです。

 

これは、脳の発達が平均とは異なる状態を指しますが、これには客観的で一貫した医学的基準が存在しません。

その結果、世間には発達障害について誤解や偏見が広がっていると感じます。

医者として強調したいのは、この言葉が持つ意味は必ずしも否定的なものではないということです。


医療介入の必要性と社会の誤解
確かに、重い症状がある場合は、投薬治療など医療的介入が必要です。

ですが、それは症状が重篤なごく一部のケースにすぎません。

 

世間で達障害だと言われている子どもたちの大多数は、単に独特の心理的傾向や認知機能の特徴を持っているに過ぎません。

 

しかしながら、発達障害という言葉自体が、時として不適切に独り歩きし、本来必要ない悩みや苦しみをもたらすことがあります。

親御さん方にも、「私の育て方が悪かったのではないか?」といった深い悔恨や自責の念を感じる人が少なくないのが実情です。

 

でも、これは、まったく医学的根拠はありません。

むしろ、そうした決めつけの影響で、親子ともにメンタルが不安定になってしまう悪影響が指摘されています。



時代の変化と発達障害の新たな価値

しかも、社会は変わりつつあります。

高度成長期が典型的でしたが、一昔前までは、会社といった集団の中でうまく順応する能力が重宝されました。

しかし今は、独自性と創造性が社会的価値を生む時代へと移行しようとしているのです。

この新たな時代において、発達障害の子どもたちは一体どう生きていけばよいのでしょうか?

発達障害を持つことは、特定の分野で特異な能力を発揮できるチャンスでもあるのです。



東京大学の事例とアインシュタイン

例えば、東京大学の入試制度は、発達障害の子に有利な側面を持っています。

東大の入試は発達障害の子に有利な側面があり、実際、東京大学理科Ⅰ類には、いわゆる発達障害的な個性を持つ学生が多く在籍していると言われています。


また、発達障害の子どもの将来を考えるとき、我々はアルベルト・アインシュタインを思い起こすべきです。

彼もまた、発達障害的な脳を持っていました。

その特異性が彼に相対性理論を生み出す契機を与えたと言えるでしょう。

だからこそ、発達障害を抱える子どもたちは、その独特な才能を恐れることなく、大切に育てていくべきなのです。規格外の能力を発揮できる環境、それが現代社会の受験戦争における新たな可能性なのかもしれません。

 


発達障害+受験うつの二重苦で難関校の合格!

「東大に発達障害の受験生が多数合格は本当か?」という特集記事を週刊現代に掲載して以来、本郷赤門前クリニックに、多くの方からお問い合わせをいただくようになりました。

 

発達障害だからといって受験を諦めるということは、ぜひ、しないでいただきたいです。

ただし、発達障害の受験生が東大などの難関大学に合格するには、普通とは違う、発達障害の脳に合致した、一種独特の勉強法が必要です。

そこで、本郷赤門前クリニックのホームページでは、私の心療内科クリニックから東大などに合格された実例をもとに、発達障害の方の脳の性質に合致した勉強法をご紹介してします。

ぜひ、こちらの記事もご一読ください。

 

 

 

 

また、発達障害の子の受験について、ユーチューブの対談で解説しています。

中学受験のチャンネルですが、高校受験や大学受験にも役立つ中身です。

ぜひ、視聴していただきたいです。

少しでも役立ったと感じたら、いいねボタンもお願いします。

 

 

 

 

また、いわゆる発達障害のお子さんが受験するにあたって、最大の問題として立ちはだかるのが、「受験うつ」です。

発達障害のお子さんが受験する場合、ストレス耐性の低さから「受験うつ」を発症することが多いのです。

 

「受験うつ」には5つのタイプがありますが、その中でも、発達障害を持っていると、「自己肯定感の喪失型受験うつ」「引きこもり方の受験うつ」を発症しやすい傾向があるのです。

逆に言えば、適切な対策を講じてこれを乗り越えさえすれば、合格率は一気に引き上げられます。

 

こちらについては、クリニックのホームページの「受験うつ対策ガイド 合格への道を開く情報が満載 Dr.吉田の受験うつ総合解説」で詳しく解説しています。

ぜひ、こちらもご一読ください。

 

受験受付対策ガイド 合格への道を開く

詳しい解説を読む

⇒ 本郷赤門前クリニック ホームページ

 

 
 
 
 

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コーヒー2杯でカフェイン依存症?集中力を高めるカフェイン摂取法を心療内科医が解説

受験の心療内科

 

コーヒー2杯でカフェイン依存症に?学習効果を最大限に高めるカフェイン摂取法

 

 

 

今日のテーマは「コーヒー2杯でカフェイン依存症に?学習効果を最大限に高めるカフェイン摂取法」です。

 

 

受験のために夜遅くまで勉強に頑張っている皆さんに向けて、一つ大切な話をしたいと思います。

それは、私たちが日常的に摂取しているカフェインについてのお話です。

カフェインは、コーヒーや紅茶、エナジードリンクに多く含まれていて、中でも特に受験生の間で手軽にエネルギー補給ができるとして人気のある成分です。

しかし、知らないうちにカフェインに依存してしまっているかもしれません。


カフェインによる刺激で眠気を覚まし、集中力をアップさせる一方、摂取しすぎると心身に悪影響を及ぼすことがあります。

それが、カフェイン依存症と呼ばれる状態です。


では、いったい、どのような状況がカフェイン依存症を引き起こすのでしょうか?

その兆候は、カフェインを摂らないとイライラが増したり、胃が痛むようになったり、不眠症に陥ったりすることなどです。

特に受験生は、長時間の勉強でストレスがたまり、自然とカフェイン摂取が増える傾向にあるため、注意が必要です。



これらの症状が出ている場合、あなたはカフェイン依存症かもしれません。

もちろん、すぐにカフェインをやめることは難しいかもしれませんし、逆に学習効果に悪影響を及ぼす可能性もあります。


一日に250mg以上のカフェインを摂取すると(コーヒーで約2杯分)、イライラ、神経質、興奮状態、不眠症、顔の赤み、吐き気、頻尿、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。
これらの症状が5つ以上ある場合、DSM-IV-TRによるカフェイン依存症の診断基準に該当します。

注意していただきたいのは、たったコーヒー2杯でも、カフェイン依存症になりうるということです。
エナジードリンクなら、1杯でもこれを超えるカフェインが含まれているものが多数派です。
つまり、体質の差が極めて大きいので、どなたも油断はできないということです。


そこで、クリニックのホームページに、カフェインを適切に、そして合格を勝ち取るのに役立つ効果が出るように摂取する方法をまとめた記事を作成しました。

今日、アップしたばかりのページです。

カフェインの効果的な利用法や、依存症を避けるためのテクニック、さらにはカフェイン依存症になってしまった場合の対処法について詳しく解説しています。


受験生の皆さん!

これまでの努力が逆効果にならないよう、ぜひ一読して、適切な受験生活を心がけましょう。

カフェインの適切な摂取は、受験における成功への道筋をつけることにつながります。

詳しくは、こちらのホームページでご覧ください。

 

「受験失敗の原因は「カフェイン依存症」 症状チェックと合格への対策)」

⇒ クリック!

 

 

 

詳しい解説を読む
 
 
 
 

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合格する受験生の脳に共通!5つの能力とは?【受験の脳科学】

 

 

 

受験の心療内科

 

合格する脳に共通5つの能力とは?

 

 

 

 

今日のテーマは、入試に合格する人の脳に共通してみられる5つの能力についてです。

 
入試に合格するには、努力も大事だとはいえ、頭の良さもモノを言うのは確かです。
 
では、入試に合格する頭の良さとは、脳科学的に言うと、具体的には、どういう能力でしょうか?
また、合格するために必要な脳の機能を高めるには、どのようなことに気を配ればいいのでしょうか?
 
 
受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と知識をもとに、わかりやすく解説します。

 

受験うつ~どう克服し、合格をつかむか~ (光文社新書)(電子版)

 

ストレスが増える受験期に、突然うつ症状を発症する人が急増している。うつで人生を狂わさないために、受験生本人や家族ができることは何か。受験生専門外来のがストレス管理や効率の良い勉強法を解説する。

 

 

学校の成績を決める5種類の脳機能とは?

 

スタンフォード大学などが行った研究ですが、学校の成績を決める要因は、概ね、5つの脳の機能が特に重要だということが明らかになっています。
 
それをもとに学習塾の協力を得て学習カウンセリング協会で入試の合否に対する影響を調べたところ、
影響の大きい順に並べると・・・
 
1番 ⇒ 集中力
2番 ⇒ ストレス耐性(イライラに負けない)
3番 ⇒ 意欲(勉強のヤル気)
4番 ⇒ 思考力
5番 ⇒ 記憶力
 
このようになりました。
 
 
順番はこの通りでしたが、この5つはどれもが大事で、同率1位といってもいいぐらいです。
 
また、300人程度を分析しただけなので、1番から5番までの順番については統計的有意差が得られず、参考程度にしかなりませんが、この5つが大事だということについては統計的有意差が得られています。
 

 

記憶力の高さは、入試にどれほど寄与するのか?

 

頭が良いというと、多くの方が真っ先に思い浮かべるのが、記憶力だと思います。
確かに、記憶力が低下すると、志望校に合格する確率が大幅に低下します。
 
 
実際、「受験うつ」によって記憶力が低下した受験生は、入試は壊滅的な結果になります。
逆に、適切な治療をして記憶力を回復させてあげると、志望校にドンドン合格してくれます。
 
でも、記憶力が猛烈に良ければ、それで合格できるかというと、そうではないということも明確な真実です。
 
 
様々な脳の機能の中で、最も合格率に影響するのは集中力ですが、これとて、集中力だけで合格できるかというと、そんなことはありません。
どれか一つが突出して機能が高くても、それで合格するということは、まずないというのが入試の現実です。
 
1番から5番まで、バランス良く脳の機能が維持できていないと、合格を勝ち取るのは難しいというわけです。
 

 

栄養学の桶のたとえは入試の脳機能にも当てはまる!

 

栄養学でよく言われることですが、どんなに良い栄養素でも、それだけを大量に取っていれば健康だということはありえません。
さまざまな必要な栄養素の中で、たった一つでも欠けていれば、必ず健康を損ないます。
 
 
この現象は、医学では、よく、「桶」にたとえられます。
 
桶の側面の高さが、いくら高い部分があっても、一箇所でも側面に低い部分があれば、水はその高さまでしか貯められないですよね。
 
栄養素の摂取についても、これと同じなんです。
 
だから、栄養素は、特定の良いものを必要以上にたくさん取るよりも、それぞれが不足しないように心がけることこそが健康に有益だということです。
 
 
入試の合格をつかみ取るための脳の働きも、これと同じような構造になっています。
 
5種類の脳の機能を、どれか一つを突出して高めるより、突出して低くなるものがないようにし、全体として、いずれの能力もバランス良く高い水準に維持しておくことが大事なのです。
 

 

成績低下もスランプも5つの脳機能が原因!

 

ほぼすべての受験生が、成績の低下やスランプに苦しむ時期を何度か迎えます。

 

この場合も、根本的な原因は、ご紹介した5つの脳機能のいずれかが低下しています。

 

 

逆に言えば、成績の回復についてや、スランプからの脱出について鍵を握っているのも、不調の要因となっている脳機能を回復させることにあるわけです。

 

ぜひ、普段から、勉強したり試験を受けているときに、この5つの能力の状態が、どれくらいの水準にあるのか、セルフチェックしておくことをおすすめします。

 

これによって、ご自分のコンディションが自分自身でコントロールできるようになるわけです。

 

 

もちろん、各能力について正確な診断を行うには、私のような受験を専門に診療している心療内科クリニックにお越しいただく必要がありますが、まずは、次のように、ざっくりと、ご自分の感覚で5段階で採点しておくのがおすすめです。

 

・ 集中力 ⇒ 1点

・ ストレス耐性(イライラに負けない) ⇒ 3点
・ 意欲(勉強のヤル気) ⇒ 5点
・ 思考力 ⇒ 5点
・ 記憶力 ⇒ 3点

 

これだけでも、コンディションをコントロールする力は、大幅に高まります。

 

入試に受かる5種類の脳機能を高めるには?

 

自己採点したスコアが低下したときは、睡眠時間を増やしたり、勉強の方法を見直すなど、対策を取りましょう。
 
ただし、2週間にわたり勉強するときの脳のコンディションが回復しない場合は、脳医学の力を活用することをおすすめします。
 
 
このような場合、私のクリニックでは、専門の認知機能の検査を行い、5種類の脳の機能の中で、低下している機能をあぶり出すことから始めます。
 
それを重点的に脳医学の力で高めることによって、志望校への合格を勝ち取っていただいているわけです。
 
これが、5つの特別診療です。
 
実際、試験の点数の大幅アップと、志望校への高い合格率を実現しています。
 

目を通していただければ嬉しいです。
 
 
 

5 special medical treatments

 

 

 ヤル気・イライラ・集中力・記憶力・思考力の5つに関して、受験生の遺伝子のバリエーションに起因する脳の働きの格差が大きく、これを知ることが志望校への合格に大きな力を与えてくれます!

 

 受験に特化した光トポグラフィー検査や各種の認知機能検査のデータを解析することで、受験生の脳がどのような働き方の癖を持っているのか科学的に解明できます!

 

 根性で頑張るといった前近代的な方法で受験に取り組むと、逆に脳に対する悪影響が生じ、成績の低迷をもたらします!

 

 遺伝子のバリエーションを無視し、他人が成功した方法を鵜呑みにして真似ると、脳に負担を与えることにより、受験うつなどに陥る場合が少なくありません!

 

 5つに特別診療で、こうした問題を一気に取り除き、憧れの志望校への合格を手繰り寄せます!

 
 
 

 

 
 
 

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