受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

  



 


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受験生のスマホ依存が百均のアイテムで治る?心療内科医が教える脳の裏技!【受験専門の心療内科】

⇒スマホ脳の専門的な解説はこちらから!

 

受験の心療内科 

 

受験生の「スマホ脳」を自宅で治す生活習慣100円ショップのグッズで脳が回復!

 

 

 

 

今日のテーマは、入試に落ちてしまう「スマホ依存」や「スマホ脳」が、100円ショップで売っているグッズを上手に活用すれば、誰でも簡単に回復させることができる・・・という脳医学の法則を応用した裏技のご紹介です。

 

 

スマホに依存して長時間スマホを使ってしまう「スマホ依存」や、スマホによる悪影響が脳に生じてしまう「スマホ脳」は、入試の合格を阻む大きなの要因となっています。

 

とはいえ、スマホに慣れ親しんだ今どきの受験生は、スマホを手放すことは不可能だという人が大半です。

 

そこで、スマホは使い続けながらも、脳に与える悪影響だけを除去し、成績アップや受験の成功を勝ち取るというのが、ご紹介する方法の最大のメリットです。

 

 

具体的には、100円ショップで何を買えばいいのか?

 

それを、どう活用すればいいのか?

 

受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとに、わかりやすく説明します。

 

 

 

 

成績低迷の理由は「スマホ脳」

 

もともと頭はいい・・・。

 

しかも、これまで、それなりに受験勉強を努力してきた・・・。

 

にもかかわらず、これに見合った成績につながらないという受験生であれば、実は、原因はスマホが脳に悪影響を与えている可能性がとても大きいということが分かってきました。

 

 

スマホの弊害は、単に時間を浪費して受験勉強の時間が減ってしまうというだけではありません。

 

脳がしっかりと試験の問題を考え、入試の制限時間の最後の一秒まで集中力を保ちながら頑張り続ける能力自体が、スマホとの付き合い方が悪いと低下してしまうのです。

 

つまり、受験には、二重にハンディキャップを与えてしまうものだということです。

 

 

100円でスマホ依存から回復するアイテムとは?

 

とはいえ、ほとんどの受験生は、「長時間にわたってスマホを使いすぎる生活をしていることが、よくないことだ!」ということは、頭では理解しているはずです。

 

にもかかわらず、スマホの長期使用を断ち切ることができない理由は、脳が精神的にスマホに依存しきる「スマホ依存」の状態になっているからです。

 

 

私のクリニックにも、そういう受験生が大勢、ご来院されていて、脳への磁気刺激など脳医学に基づく専門の治療を行っています。

 

これによって、スマホ依存からの脱却だけでなく、試験の問題を高速で解く脳の能力自体を高めることで、志望校への合格率を一気に引き上げることに成功しています。

 

 

ただし、その前に、ご家庭で、誰でも簡単にできる対策があります。

 

是非、真っ先に行っていただきたい対策が、朝は、スマホの目覚まし時計の機能を使うのではなく、専用の目覚まし時計を使って起床する習慣をつけるということです。

 

目覚まし時計を持っていなければ、100円均一ショップの100円の目覚まし時計でいいので、必ず用意してください。

 

 

スマホ依存で脳をダメにする「睡眠サンドイッチ効果」とは?

 

どうして、たかだか100円の目覚まし時計がスマホ依存の脳を救うことができるのか?
 
それは、脳をダメにする「睡眠サンドイッチ効果」を断ち切れるからです。
 
「睡眠サンドイッチ効果」とは、睡眠の前後にスマホを眺めることで、脳にダブルで悪影響を植え付ける効果のことです。
 
 

スマホ依存に陥っている受験生は、朝、目覚まし時計の代わりに、スマホの目覚まし時計の機能を使ってして起床しているケースがとても多いのです。

 

これは、脳のスマホ依存を深め、さらに問題を解く能力が低下するスマホ脳を悪化させる非常に危険な行為です。

 

 

その理由は複数あります。

 

まず、目覚まし時計代わりにスマホを使うと、必ず枕元にスマホを置くことになりますね。

 

そうすると、夜寝る前の時間と朝起きた直後の時間に、必然的にスマホを見るという習慣が定着してしまいます。

 

これで、より一層、脳がスマホ依存になり、さらに、思考力などが働きにくいスマホ脳状態に陥ってしまっている大きな要因です。

 

これが「睡眠サンドイッチ効果」です。

 

 

寝る直前のスマホが脳に与える影響とは?

 

脳医学の研究で、夜寝る前の時間に行った行動について、睡眠を取っている間に、脳内でその行動に関するプログラムが定着するよう、脳のニューロンのネットワークが切り替わるという現象が明らかになっています。

 

つまり、夜寝る直前にスマホを見てしまうと、寝ている間に脳はスマホを見るための脳に変化してしまい、スマホ依存を加速してしまうのです。

 

 

また、同時に、じっくり考えるのではなく、印象で物事を判断するような脳の働きに切り替えるという変化も脳の中で起こります。

 

なぜなら、スマホを見ている時は、脳はそのような情報処理をしているので、寝る前にスマホを見ると思考力よりも印象に頼る脳に変化していくわけです。

 

これによって、試験中に問題を解く能力は確実に低下してしまうのです。

 

 

起床直後のスマホが思考力を奪う理由とは?

 

一方、朝起きた直後にスマホを見るということも、脳にとって大変危険です。

 

朝、起きた直後に行う行動は、その行動をスムーズに行えるための準備運動としての作用を持ちます。

 

ですから、その日1日スマホを見るということについて、脳の働きがスムーズに行われるように脳が変化するのです。

 

 

逆に、その対極にある、じっくりと物を考えるといったことについては、できなくなる方向に脳の働き方が変化していくのです。

 

これによって、じっくりと粘り強く問題を解くといったことが出来なくなってしまいます。

 
 

スマホを置くベストポジションは?

 

このように枕元にスマホを置いておくと、二重三重に受験には不利になるように脳の働きが変化していくということです。

 

こうした「睡眠サンドイッチ効果」を起きなくするため、志望校に合格したかったら、今すぐ目覚まし時計を買うということが必要です。

 

 

スマホは出来る限りベッドから遠い場所に置いておくということを強くお勧めします。

 

さらに、夜寝る前の2時間は、決してスマホを見ないこと。

 

また、朝起きてから朝食を食べ終わるまでの間も、決してスマホを見てはいけません。

 

 

本当は、もっと長い時間、スマホを見ない時間を作りたいところではありますが、スマホを見る生活に順応している今の若い世代に対して、無理なことを言って、実践できなければ意味がないですね。

 

ただし、寝る直前の2時間と朝起きてから朝食を食べ終わるまでの時間は、特に脳に悪影響を与える程度が大きいのです。

 

だから、この時間帯だけでも、スマホを見ないということについては、必ず死守したいところです。

 

 

もっと危険な「スマホうつ病」とは?

 

ただし、こうした対処ですむのは、「スマホ依存」や「スマホ脳」が軽症の場合のみです。

 

重症の場合には、軽症の場合には見られない、もっと劇的に点数を奪う怖い落とし穴があるんです。

 

受験生を専門に扱う私の心療内科クリニックには、受験シーズンが近づいてくると、「スマホ脳」のために成績が劇的に低下してしまった受験生が多く訪れています。

 

脳の検査をすると、「スマホうつ病」が隠れているケースが、多数、見られますた。

 

イライラしやすい、暴言が出るなど、感情のコントロールが出来なくなっているのが特徴です。

 

 

詳しくは、私のクリニックのホームページのうち、「スマホうつ病・スマホ依存症(Smartphone addiction)」のページをぜひ、ご一読ください。

 

冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。

 

心当たりのある方は、必ず、ホームページを見てください!

https://www.akamon-clinic.com/スマホうつ病・スマホ依存症(Smartphone addiction)/

 

 

 


 

 


 このページの要点は? 

 ✓  スマホ依存(Smartphone addiction)の受験生は、95%の方が脳の働きの不調も同時に抱えています!

 

 ✓  スマホ依存と脳の働きの不調は、それぞれが原因と結果となり、悪循環を起こすことで受験生活は泥沼化します!

 

 ✓  最も怖いのがスマホうつ病(Smartphone depression)に移行することです。その代表的な症状である「9項目」を掲載していますので、セルフチェックをしてください!

 

 ✓  親や先生が精神論を振りかざすと、子どものスマホ依存は逆に悪化してしまうので危険です!

 

 ✓  最先端の「スマホうつ病」に対する専門の治療プログラムで、早期の脱却と志望校への合格が期待できます。

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 


長時間、スマートフォンを使ってしまう「スマートホン依存症(Smartphone addiction)」が、若い世代を中心に激増しています。

 

見逃してはいけないのは、単に時間を無駄遣いしてしまうだけでなく、脳機能やメンタル面の不調を悪化させている場合が極めて多いということです。

 

スマホ依存の陰に脳の働きに関わるストレス性の不調が潜んでいないか、必ず、しっかりチェックしていただきたいのです。

 

このページでご紹介する9項目のセルフチェックを、必ず、行ってください!

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

 

「スマホうつ病・スマホ依存症(Smartphone addiction)」

 
 

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受験生の燃え尽き症候群!自分で治す方法とは?【心療内科】

⇒ 「受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」はこちらから!

 

 

 

 

受験生の燃え尽き症候群!自分で治す方法とは?

 

 

 

 

今日のテーマは、入試のシーズンが終わりを迎える今の時期にとても増加する受験生の燃え尽き症候群を、ちょっとしたことを心がけるだけでご自分で治せる方法についてのご紹介です。

 

 

  浪人生が1学期を無駄にする受験・燃え尽き症候群!

 

受験・燃え尽き症候群は入試の合格した人や、これから本格的な受験勉強に突入していく高校1年生や2年生にも増えているのですが、何といっても多いのが、今年の受験に失敗し、浪人生になった人です。

 

3月は、これまでの受験勉強の疲れを癒やすために少し勉強を休むというのは悪くない選択ですが、新年度を迎えた4月になったら、受験勉強のギアを一気に上げる必要があります。

 

にも関わらず、いつまでも無気力のままで、勉強が手につかなくない状態がズルズルと続いてしまう人が急増しているのです。

 

実は、そのうちのかなりが、受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)なのです。

 

放置していると、1学期を丸々無駄にしてしまい、来年の入試も失敗してしまいます。

 

 

  オリンピックで注目を集めた燃え尽き症候群!

 

燃え尽き症候群というと、真っ先に思い浮かべるのがオリンピックだという人が多いのではないでしょうか。

 

オリンピックに出場した選手が、その後、重度の無気力になるというケースが相次ぎ、燃え尽き症候群が世間の人に知られるようになりました。

 

試合に勝つために徹底的に努力したことによる脳疲労と、新たな目標を見いだせなくなった心理的要因が化学反応を起こして、脳内で意欲がわかなくなってしまうのです。

 

ただし、これはスポーツ選手に限ったことでなく、受験生についても、入試に落ちてしまった人はもちろん、受かった人でさえ、受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)になってしまう場合が少なくないのです。

 

 

  5月病は東大生の燃え尽き症候群だった!

 

実は、5月病も、もともとは東大生の燃え尽き症候群だったことがわかっています。

 

5月病というと、現在では、新社会人や学校の新入生の適応障害を指す場合が多いですね。

 

でも、この言葉のルーツをたどると、もともとは、50年ほど前、東大に合格した学生が5月に登校できなくなる奇病として5月病という名前が付いたのです。

 

もちろん、その中には、一部、適応障害も含まれていたようですが、当時の記録を最新のメンタル医学の診断基準に当てはめると、燃え尽き症候群が中心だったことがわかります。

 

つまり、当時から受験勉強によって燃え尽き症候群になる人が多かったということです。

 

 

  コロナが加速した受験燃え尽き症候群!

 

では、なぜ、受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)になってしまう受験生が増加しているのでしょうか?

 

もちろん、コロナ感染の影響で我慢を強いられる不自然なライフスタイルが続いた影響は、間違いなくあるでしょう。

 

受験燃え尽き症候群も、増加している「コロナうつ」の一つでもあるわけです。

 

 

ただし、受験燃え尽き症候群の増加は、コロナの感染拡大よりはるかに以前から起きていました。

 

私が院長を務めている受験生専門の心療内科で診療している経験でいうと、10年ほど前から増加していることを感じていました。

 

増加している本質的な原因は、別にあると考えるべきです。

 

 

  スマホとゲームの脳への刺激で受験燃え尽き症候群に!

 

受診した受験生を問診すると、燃え尽き症候群になった方は、ほぼ例外なく、スマホやゲームへの依存が見られます。

 

スマホもゲームも、脳に強力な刺激を送り、快感ホルモンのドーパミンを大量に分泌させます。

 

その結果、脳は努力しなくても、楽しい感覚を得ることができるのです。

 

 

一方、現実の受験の世界はシビアで、同じ水準の快感を得ることは、たやすくありません。

 

その結果、心をワクワクさせて気分を引っ張り上げてくれる目標を見いだせなくなって、その結果、受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)に陥るわけです。

 

 

  中学生にまで広がる受験燃え尽き症候群の若年化!

 

また、最近では、受験燃え尽き症候群の若年化が進んでいます。

 

10年前なら、受験燃え尽き症候群は大学受験に失敗した浪人生が発症する場合が大半でした。

 

ところが現在では、それ以外でも、中学受験が終わった中学1年生や2年生、あるいは高校受験が終わった高校一年生も、この時期、受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)になる人が増加傾向にあります。

 

こちらは脳が発達段階にありますので、特にメンタル医学に基づく適切な対策が必要です。

 

 

では、具体的には、対策はどうしたらいいのか?

 

  対策:心がワクワクする実現可能な目標を見つける!

 

 

対策①:実現可能な範囲で心がワクワクするような将来の目標を見つける。

 

 

こちらは、私が教育顧問を務めている浜学園グループで開催していただいた受験生とその保護者向けの講演会で使用した画面です。

 

たとえ入学したのが偏差値の低い大学でも、そこで腐らずに努力して大学院で一流の業績を残せば、専門職や研究職では一流になれます。

 

また、こちらも講演会で使用した画面の再利用で恐縮ですが、中学受験を終えて受験・燃え尽き症候群になった方は、こいうのも心を回復させる目標になります。

 

 

灘中や筑駒に入学して6年間怠けた人より、普通の中高でも6年間努力した人のほうが東大の合格率が高いのは当然です。

 

この他にも、実現可能で心がワクワクする目標は、工夫次第でいっぱい見つかります。

 

おすすめは、目標ノートを作って、夢を見つけるとともに、見つかった夢に向かってモチベーションを維持することです。

 

 

  他にもまだまだある「受験・燃え尽き症候群」の対策!

 

また、以下の方法も受験・燃え尽き症候群の対策に有効です。

 

・5分間、計算ドリルと解いて、脳のウォーミングアップをしてから、勉強に取り掛かる!

 

・勉強場所を曜日ごとに移動させながら勉強する!

 

・カーテンをブルーや緑の色に変える!

 

・10分に一回くらいのペースで、右手に思いっきり力を入れる!

 

 

 

  とても危険な「ディパーソナライゼーション」とは?

 

ただし、こうしたご自分でできる対策だけでは解決できない場合もあり、受験生のご家族にチェックしていただきたいポイントがあります。

 

それは、受験生に勉強するよう注意すると、「うるさい!」と冷たく怒鳴りつけるような反応が返ってこないかということです。

 

 

これは、メンタル医学で、「ディパーソナライゼーション(Depersonalization:冷淡な態度)」と呼ばれ、受験・燃え尽き症候群に関して、重要な症状です。

 

優しかった我が子が、急に心が凍りついたように冷淡になった場合は、脳に重大な変調が起こっている可能性があります。

 

 

この場合も含め、受験生自身も保護者の方も、取り返しのつかない心の崩壊を防ぐために、ぜひ、以下の解説文もご一読いただければと思います。

 

https://www.akamon-clinic.com/受験の燃え尽き症候群/

 

 

 

 受験・燃え尽き症候群 

Examination burn-out syndrome


 
 

 このページの要点は? 

 

 ✓  燃え尽き症候群とは、アメリカの精神科医、ハーバート・フロイデンバーガー(Herbert J. Freudenberger)が提唱したもので、一種の心因性うつ病とも捉えられえています。

 

 ✓  頑張って受けた模擬テストの後に、勉強へのヤル気が急にわかなくなってしまった場合、「受験燃え尽き症候群」の危険性があります。

 

 ✓  脳内で、受験勉強を頑張ろうという意欲の枯渇や消耗(Emotional Exhaustion)が急激に起きるのが特徴です!

 

 ✓  受験生が親へ暴言を吐くようになる場合も多く、これはメンタル医学で「冷淡な態度(Depersonalization)」と呼ばれる重要な兆候です。元気があり余っていると誤解する親も多いのですが、「受験燃え尽き症候群」のSOSサインの可能性があります。

 

 ✓  受験に特化した光トポグラフィー検査などを受けることによって脳機能の状態を詳しく調べ、脳の不調をピンポイントで治すことで、早期の回復と志望校への合格が可能になります。

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 

 ポイント! 

急激なやる気の低下は「受験燃え尽き症候群」かもしれません!


それまで、真面目にコツコツと勉強してきたのに、ある日を境に、急にヤル気がわかなくなってしまう・・・。

気がついたら、受験勉強は進んでいらず、一日じゅう、スマホばかり見ていた・・・。

 

そんな異変が起きたら、受験ストレスによる「受験・燃え尽き症候群(Exam burn-out syndrome)」の可能性があります!

 

早期に脳機能に何が起こっているのか正しく理解し、適切な対処を施すことが必要です。

これを怠ると、合格を勝ち取れないだけでなく、本格的な「受験うつ」に移行し、志望校への合格は絶望的になってしまいます。

さらに、意欲はいつまでたっても回復せず、成人後も仕事につかずに引きこもりになるなど、将来に禍根を残すことにもなってしまうのです。

 

 

大切なのは、「気合で頑張る・・・」、「気の持ちようで勉強を再開させる・・・」といった精神論では解決しないということです。

逆に「受験ストレス」による脳への悪影響が激しくなり、燃え尽き症候群の症状が悪化してしまうことになりかねません。

受験生の脳に特有のストレスの性質をよく理解し、それに合致した適切な対処が必要です。

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

 

「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」

 

 

 

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子どもの「うっかりミス」が9月に増える理由とは?親ができる対策を解説!

 

 
 

受験の心療内科

 

 

子どもの「うっかりミス」が9月に増える理由とは?親ができる対策を解説!

 

 

 

 

今日のテーマは「子どもの「うっかりミス」が9月に増える理由とは?親ができる対策を解説!」です。

 

夏休みが終わり、9月になりました。

この時期に受験生の親御様にぜひ注意していただきたいのが、受験生に「うっかりミス」が増えていないかということです。

学校に持って行かなければならない提出物を忘れてしまったり、塾に行くのにテキストを忘れてしまうなどの「うっかりミス」が9月に入って増えていないでしょうか。


実は、夏休みが終わって新学期が始まる9月は、こうしたケアレスミスが増加する傾向があります。

ケアレスミスというと、単なる「うっかり」ミスだと軽視する方が多いのですが、9月に増えるケアレスミスは受験生にとってとても危険なものです。

日常生活の中で受験生がうっかりミスをするようになったら、模擬テストの答案用紙もチェックしてあげてください。

9月に増えるうっかりミスは、受験ストレスによる脳への悪影響によって増えていることが多いのです。


夏休みは受験生にとっても自由になる時間が多く、勉強も自分のペースでできるため、ストレス面ではあまり脳に負担がかからない時期です。

そこに脳が慣れてしまい、9月になると一気に受験ストレスが脳に溜まってしまいます。

 

これに加えて入試が近づいてくるという心理的な不安感も増大するため、脳中で扁桃体と呼ばれる感情の中枢が暴走しやすくなります。

その影響で、物事の判断を行う前頭前野の機能が低下し、日常生活ではうっかりミスが増え、試験ではケアレスミスによる失点が増加してしまうのです。


この状態は、受験うつなどの病的なものではありませんが、この後10月、11月と入試が近づいてくるに従って、扁桃体の暴走はさらに高まり、前頭前野の機能低下ももっと深刻なものになってしまいます。

これによって「受験うつ」を発症してしまうことも少なくありません。

また、ケアレスミスが増えること自体が入試で大きな失点となってしまいます。


どうすればこの時期に増えるケアレスミスを防ぐことが出来るのか、脳の扁桃体の暴走を抑えるにはどうしたらいいのか、詳しくはクリニックのホームページ「受験生のケアレスミス解消 テストでの点数アップ方法 脳科学が解明する5つの原因と14の対策」で解説していますので、ぜひそちらをご一読ください。
 

 

 

 

詳しい解説を読む⇒ 本郷赤門前クリニック ホームページ

 

 

 
 
 
 

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不登校の原因はハイコンテクスト?心療内科医が教える登校への秘策!

 

 

 

受験の心療内科

 

不登校を生み出す元凶ハイコンテクストな対人関係

 

 

 

 

今日のテーマは、不登校になってしまう原因が「ハイコンテクスト」と呼ばれる対人関係の特徴にあるということです。

 

さらに、その対策が、不登校から脱却できる鍵になります。

 

ですから、不登校に悩んでいる生徒さん、あるいはその親御様には、「ハイコンテクスト不登校」という現象があることを、ぜひ知っておいていただきたいです。

 

 

実際、私の心療内科クリニックでは、学校側に「ハイコンテクスト」な対人関係に対する対策を取ってもらうことで、不登校から無理なく脱却できた生徒さんが多数います。

 

不登校を乗り越え、医学部に合格できた方の実例もご紹介しながら、わかりやすく解説したいと思います。

 

 

受験うつ~どう克服し、合格をつかむか~ (光文社新書)(電子版)

 

ストレスが増える受験期に、突然うつ症状を発症する人が急増している。うつで人生を狂わさないために、受験生本人や家族ができることは何か。受験生専門外来のがストレス管理や効率の良い勉強法を解説する。

 

 

不登校を生み出す「ハイコンテクスト」とは?

 

まず、不登校を生み出す「ハイコンテクスト」とは何なのか?

 

これは、もともとは、文化人類学者のエドワード・T・ホール博士が、文化を比較するために用いた用語で、対人関係やコミュニケーションのあり方に関する尺度として用いられている用語です。

 

最近では、私たちメンタル医学の分野でも、「ハイコンテクスト」がうつ病の発病にも関わっていると指摘されており、不登校の原因としても重要な概念なのです。

 

 

「ハイコンテクスト」とは、どういう意味なのか、もう少し詳しくご紹介しましょう。

 

「コンテクスト」は文脈という意味で、「ハイコンテクスト」とはそれが高いということ。

 

つまり、文脈を読むことを重視した対人関係やコミュニケーションを指すものです。

 

簡単に言うと、空気を読むことを必要とする対人関係やコミュニケーションのあり方を「ハイコンテクスト」というわけです。

 

 

これに対し、「ローコンテクスト」とは、言葉のそのものズバリの意味で、すべてが解決するという、対人関係やコミュニケーションのあり方を指します。

 

ローコンテクスト文化の代表がアメリカで、ハイコンテクスト文化の代表が日本…などと言われています。

 

 

「ハイコンテクスト不登校」が激増!

 

不登校の原因は、もちろん、イジメもありますが、学校のコミュニティの中でハイコンテクストな人間関係やコミュニケーションに適応できないということが、要因としてとても大きいのです。

 

また、そもそもイジメ自体も、ハイコンテクストな人間関係が生み出すストレスや誤解が原因となる場合が多いと指摘されています。

 

さらに、イジメる側にはその意図はまったくないにもかかわらず、それでもイジメられたと感じる例も多いのですが、その根本的な原因も、やはりハイコンテクストな対人関係にあるわけです。

 

 

このように、日本では「ハイコンテクスト」な文化的な背景が不登校の原因となることがとても多く、私はこうした現象を「ハイコンテクスト不登校」と呼んで警鐘を鳴らしています。

 

実は、「ハイコンテクスト不登校」は、今、猛烈な勢いで増えているのです。

 

 

不登校が増加している理由とは?

 

では、「ハイコンテクスト不登校」は、どうして、今、増えてきているのでしょうか?

 

 

対人関係がハイコンテクストであるのは、日本では、むしろ以前の方がより濃厚でした。

 

現在では、若い世代であればあるほど、日本も徐々にローコンテクストな社会に変わりつつあります。

 

しかし、それこそが「ハイコンテクスト不登校」が増えている最大の要因となっているのです。

 

 

私が中学生や高校生だった時代は、明確なハイコンテクストな対人関係で成り立っていたので、そこに適応できない人もいるにはいましたが、その割合は決して多くはありませんでした。

 

ところが、現在では、ハイコンテクストな人間関係が綻びつつあるからこそ、そこに適応できない中学生や高校生が増加しているいびつな状況なのです。

 

「空気が読めない」という言葉が、より頻繁に使われるようになったのは、こうした社会背景が変化している一つの表れです。

 
 

ハイコンテクストに対応できない脳の扁桃体!

 

さらに、こうした変化が、より明確に読み取れるのが、うつ病の発病です。

 

メンタル医学の研究で、脳が抑うつ傾向になってくると、コミュニケーションの中で文脈を読み取る力が低下してくるということか明らかになっています。

 

だから、受験うつになると、国語や英語の長文読解力が劇的に低下してしまい、私のクリニックでも重点的な診療の対象にしています。

 

同時に、受験うつになると、学校に登校できなくなるというのもよく起こることで、これは、うつ傾向になると、ハイコンテクストな対人関係やコミュニケーションが、とりわけ苦手になってくるためです。

 

 

これについては、脳医学でも、メカニズムが解明されています。

 

私たちはコミュニケーションをとる時に、脳の扁桃体という部分を使って、感情を共有しながら文脈を読み取っています。

 

どころか、うつ傾向になると、扁桃体は不安や不満といった感情のみを生み出す暴走状態のような形になってしまい、デリケートな文脈を読み取るということが出来なくなってしまいます。

 

その結果、ローコンテクストなコミュニケーションなら対応できても、ハイコンテクストなコミュニケーションには対応できないという状態になってしまうのです。

 

 

ハイコンテクスト不登校を克服するには?

 

では、「ハイコンテクスト不登校」を克服するには、どうしたらいいのか。

 

最も大事なのは、うつ傾向に陥っている脳を回復させることです。

 

そのうえで、生徒を取り巻く環境を「ローコンテクスト化」するという対策を組み合わせるのです。

 

 

「ローコンテクスト化」は、日本企業が国際企業に脱皮するときに求められていることです。

 

実際、例えばメルカリは、会社をあげて「ローコンテクスト化」に取り組み、これが成功したことで海外事業でも業績を上げています。

 

 

同じような「ローコンテクスト化」を学校で行うには、企業と同じように学校全体の取り組みが必要で、不登校の生徒の個人的な努力では不可能です。

 

でも、学校の様々な場面の中で、ハイコンテクストな部分を排除することなら、個人でもできます。

 
 

きめ細かな対策で不登校克服と医学部合格!

 

私のクリニックの具体例でいうと、最もハイコンテクストなコミュニケーションが求められる昼休みは、教室で過ごすのではなく、学校に依頼し、個室を用意していただくことです。

 

私自身の経験では、主治医意見書を学校長宛に提出することで、今まで、個室の用意を断られたことは一度もありません。

 

また、体育や化学実験など、科目の特性でハイコンテクストなコミュニケーションが求められるケースも多く、こちらも学校側と協議し、自習やレポートに振り替えていただきましょう。

 

 

このように、学校生活の中から、ハイコンテクストな人間関係やコミュニケーションを徹底的にあぶり出して排除すれば、登校へのメンタル面の負担は大幅に軽減できます。

 

実際、こうしたハイコンテクスト不登校に対するきめ細かな対策で不登校を克服し、それが自信となって成績が急上昇したことによって、あきらめかけていた医学部への合格を実現されたかたも出ています。

 

 

脳機能を登校できる状態に回復させる!

 

 

ただし、その前提として、脳の機能自体を登校できる状態に改善しておくということが絶対条件です。

 

だからこそ、磁気のパルスを当てて脳の活動を改善させるなど、脳医学とメンタル医学の専門の治療も必要となるわけです。

 

 

そこで、私のクリニックでは、不登校から回復できる心療内科プログラムに力を入れています。

 

これにより、前述の方も含め、不登校を脱却に成功し、医学部に合格された方も多く出ています。

 

具体的に不登校をどうやって治療していくのか、クリニックのホームページで解説しています。

 

その冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。

 

不登校になった方、ご家族の方は、ぜひホームページを見てください!

https://www.akamon-clinic.com/不登校/

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 このページの要点は? 

 ✓  不登校( School Refusal )の本当の原因は、うつ症状である場合が多いので注意してください。

 

 ✓  うつ症状を治療することで、苦痛なく前向きな気分で通学が可能になります!

 

 ✓  特に医師・歯科医師になるには、面接をクリアーするため、不登校からの早期脱却が不可欠です!

 

 ✓  退学や通信制高校に転校した人も、うつ症状さえ治せば、再びエリートの人生に返り咲くことができる秘策があります!

 

 ✓  不登校回復プログラム(Medical Program for  School Refusal)とは、磁気刺激治療とカウンセリングの組み合わせで、不登校からの早期解決が可能になります!

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 

 


不登校(School Refusal)の原因はさまざまですが、その背景には、うつ病などメンタル面の不調が隠れている場合が少なくありません。

 

 

弊院では、不登校で退学を余儀なくされた生徒が多い通信制高校と連携し、生徒さんの問診と親御様への聞き取り調査を行いました。

 

そのデータを分析すると、うつ症状なのに本人も親もそれに気づかず、対応が後手後手に回ってしまっているケースがとても多いことが明らかになりました。

 

逆に言えば、うつ症状され取り除けば、再びエリートに返り咲き、医学部合格も視野に入ってくるということです。

 

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受験生の不眠が誤った常識で悪化する理由は?【受験の心療内科】

 

 

 

 

受験の心療内科

 

受験生の睡眠障害間違った常識で悪化

 

 

 

 

 

今日のテーマは、「受験ストレス不眠(Exam stress Insomnia)」です。

 

 

睡眠が不足すると、せっかく勉強して習得した知識が長期記憶に変換されないため、2週間以内に忘れてしまいます。

 

思考力も集中力も、睡眠が不足すると低下してしまいます。

 

受験生の不眠は、志望校への合格の可能性を奪い取る危険な罠なのです。

 

 

ところが、そんな受験生の不眠が、受験生には合わない大人の常識に基づいた医者のアドバイスを鵜呑みにして実践することによって、余計に悪化しているという例が、今、頻発しています。

 

これによって、学力があるにもかかわらず、志望校の入試に落ちたかわいそうな受験生も続出しているのです。

 

 

受験生から合格を奪い取る、間違った不眠の対処とは何か?

 

合格を勝ち取るためには、具体的にはどうしたらいいのか?

 

受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとに分かりやすく解説します。

 

受験うつ~どう克服し、合格をつかむか~ (光文社新書)(電子版)

 

ストレスが増える受験期に、突然うつ症状を発症する人が急増している。うつで人生を狂わさないために、受験生本人や家族ができることは何か。受験生専門外来のがストレス管理や効率の良い勉強法を解説する。

 

 

受験ストレス不眠(Exam stress Insomnia)とは?

 

本格的な受験勉強に、長期間、頑張って取り組んでいると、やがて、勉強のストレスと脳の疲労が蓄積してきます。

 

その影響で、多くの受験生が、夜がふけても、なかなか眠れなくなるのです。

 

これが、受験勉強のストレスで不眠になる「受験ストレス不眠(Exam stress Insomnia)」です。

 

これは、中高年の大人に多い不眠とは、脳内で生じる発症のメカニズムが根本的に異なります。

 

このことを理解しておかないと、良かれと思って行っていた不眠の対策が、逆効果となってしまうので注意してください。

 

 

受験ストレス不眠が増加している理由とは?

 

このタイプの不眠は、今、特に増加傾向にあるので注意が必要です。

 

もともと、受験生の脳は、日々、プレッシャーを受け続けているので、ストレスによるダメージを受けやすいのです。

 

それに加え、コロナ感染など何かと我慢を強いられるライフスタイルが続いた影響が今も脳に残り、さらに増加しているわけです。

 

これは、合格を勝ち取る上で、とっても危険な障壁になっています。

 

 

合格には睡眠による脳のリフレッシュを!

 

受験生にとって、脳を効果的にリフレッシュさせる睡眠が取れるかどうかは、合格を勝ち取る上で生命線です。

 

受験勉強を行うのも脳!

 

試験会場で問題を解くのも脳!

 

だから、その機能をリフレッシュさせる睡眠が大事なのは、受験にとって当然のことです。

 

 

実際、クリニックで、日々、受験生の脳機能の分析を行っていて、睡眠の質の低下で脳が働きにくくなっているケースはとても多いのです。

 

 

受験に落ちる医者のアドバイスとは?

 

そのような中、特に注意して頂きたいのが、我々医者がテレビやラジオで、「睡眠は、こういうふうに、とりましょう!」とアドバイスしていることを鵜呑みにして、逆に受験生の脳がダメになってしまうことです。

 

その中でも最大の問題が、「眠れないときには無理に寝ようとはせず、眠くなってから床につきましょう!」というアドバイスです。

 

 

これは、我々医者にとって、睡眠医学では定番となっているアドバイスです。

 

テレビやラジオで質問を受けたら、医者はそういう答えをすることが多いので、聞いたことがある人が多いと思います。

 

私だって、何度かそういうことをテレビやラジオで話した経験があります。

 

 

高齢者の不眠対策で受験生が落ちる!

 

これは、テレビの視聴者が多い高齢者などへの一般論としては、医学的に正しいアドバイスです。

 

高齢者の場合は、全身の代謝が低下してそもそも必要な睡眠量が少なくなっています。

 

また、脳の松果体が分泌できる睡眠ホルモンのメラトニンの量も低下しているため、無理して眠ろうとしないということが、長い目で見ると適切な対処だといえるのです。

 

 

しかし、受験生がそのアドバイスを鵜呑みにして実践してしまうと、入試に落ちる要因となってしまいます。

 

どうしてなのか?

 

 

若い受験生の脳と、リタイアした高齢者の脳は、そもそも機能が大きく異なります。

 

若くて元気な受験生の脳は、眠くなければ眠らなくて良いと指導すると、いくらでも夜更かしをしてしまいます。

 

 

さらに、受験生と高齢者では、置かれている社会的環境が根本的に違います。

 

受験生が昼夜逆転してしまったら、脳は体内時計が壊れてしまって、コツコツと受験勉強を行うということができなくなってしまいます。

 

へたをすると、それで受験うつに一直線です。

 

だから、高齢者と受験生とでは、医学的に正しい対処が異なるのは当然なのです。

 

 

受験ストレス不眠の対策とは?

 

では、受験生の場合は、どうしたらいいのか?

 

ぜひ、以下の解説をご一読ください!

 

こちらは、本郷赤門前クリニックの「受験ストレス不眠(Exam stress Insomnia)」のページの一部ですが、受験生にはとても役立つ情報だと思います。

 

 


受験生にとって危険な不眠の対処法


☓ 眠れないときには無理に寝ようとはせず、眠くなってから床につく!

☓ 睡眠はこうあるべきだという考えは捨てる!

☓ 眠れなくても、緊張したら眠れなくなるものだと受け入れる!

⇒ 不合格になる危険な常識!

 

これらは、一般論としては正しいです。

しかし、受験生の方に限れば、こうした方法を鵜呑みにするのはとても危険です。

なぜなら、不眠は治るかもしれませんが、それによって大切な受験で失敗してしまうからです。

 

不眠対策の常識が、志望校への不合格を導くという落とし穴をもつことを、ぜひ、認識しておいてください。

 

 

必要な睡眠時間には個人差があり、特に年齢によって大きく変動します。

ですから、決まった時刻に眠り、睡眠時間をしっかり確保しなければならないと決めつける必要はない・・・というアドバイスです。

よく言われているので、あなたも何度か耳にしたはずです。

 

しかし、受験生に限れば、このアドバイスはとっても危険なのです。

 

なぜなら、日中に勉強したことは、眠っている間に長期記憶に変換されるためです。

睡眠時間を十分に確保しなければ、苦労して勉強したことが無駄になってしまいます。

 

また、脳は、1日24時間のサーカディアンリズムによって機能しています。

このリズムを壊してしまうと、問題を解くための能力が大幅に低下してしまします。

 

さらに受験生に知っていただきたいのは、そもそも、このアドバイスは、高齢者に向けたものだということです。

年をとると、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が低下するため、そもそも生理的に睡眠の量が低下するのは当然のことです。

さらに、老後に悠々自適の年金生活を送っている場合、記憶力が低下してもそれほど困ることはありません。

だから、高齢者に向けたアドバイスとしては適切なのですが、受験生は事情が異なります。 

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本郷赤門前クリニック 受験ストレス不眠

 

 
 
 
 

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