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受験の心療内科
受験生の「スマホ脳」を自宅で治す生活習慣100円ショップのグッズで脳が回復!
今日のテーマは、入試に落ちてしまう「スマホ依存」や「スマホ脳」が、100円ショップで売っているグッズを上手に活用すれば、誰でも簡単に回復させることができる・・・という脳医学の法則を応用した裏技のご紹介です。
スマホに依存して長時間スマホを使ってしまう「スマホ依存」や、スマホによる悪影響が脳に生じてしまう「スマホ脳」は、入試の合格を阻む大きなの要因となっています。
とはいえ、スマホに慣れ親しんだ今どきの受験生は、スマホを手放すことは不可能だという人が大半です。
そこで、スマホは使い続けながらも、脳に与える悪影響だけを除去し、成績アップや受験の成功を勝ち取るというのが、ご紹介する方法の最大のメリットです。
具体的には、100円ショップで何を買えばいいのか?
それを、どう活用すればいいのか?
受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとに、わかりやすく説明します。
成績低迷の理由は「スマホ脳」
もともと頭はいい・・・。
しかも、これまで、それなりに受験勉強を努力してきた・・・。
にもかかわらず、これに見合った成績につながらないという受験生であれば、実は、原因はスマホが脳に悪影響を与えている可能性がとても大きいということが分かってきました。
スマホの弊害は、単に時間を浪費して受験勉強の時間が減ってしまうというだけではありません。
脳がしっかりと試験の問題を考え、入試の制限時間の最後の一秒まで集中力を保ちながら頑張り続ける能力自体が、スマホとの付き合い方が悪いと低下してしまうのです。
つまり、受験には、二重にハンディキャップを与えてしまうものだということです。
とはいえ、ほとんどの受験生は、「長時間にわたってスマホを使いすぎる生活をしていることが、よくないことだ!」ということは、頭では理解しているはずです。
にもかかわらず、スマホの長期使用を断ち切ることができない理由は、脳が精神的にスマホに依存しきる「スマホ依存」の状態になっているからです。
私のクリニックにも、そういう受験生が大勢、ご来院されていて、脳への磁気刺激など脳医学に基づく専門の治療を行っています。
これによって、スマホ依存からの脱却だけでなく、試験の問題を高速で解く脳の能力自体を高めることで、志望校への合格率を一気に引き上げることに成功しています。
ただし、その前に、ご家庭で、誰でも簡単にできる対策があります。
是非、真っ先に行っていただきたい対策が、朝は、スマホの目覚まし時計の機能を使うのではなく、専用の目覚まし時計を使って起床する習慣をつけるということです。
目覚まし時計を持っていなければ、100円均一ショップの100円の目覚まし時計でいいので、必ず用意してください。
スマホ依存で脳をダメにする「睡眠サンドイッチ効果」とは?
どうして、たかだか100円の目覚まし時計がスマホ依存の脳を救うことができるのか?
それは、脳をダメにする「睡眠サンドイッチ効果」を断ち切れるからです。
「睡眠サンドイッチ効果」とは、睡眠の前後にスマホを眺めることで、脳にダブルで悪影響を植え付ける効果のことです。
スマホ依存に陥っている受験生は、朝、目覚まし時計の代わりに、スマホの目覚まし時計の機能を使ってして起床しているケースがとても多いのです。
これは、脳のスマホ依存を深め、さらに問題を解く能力が低下するスマホ脳を悪化させる非常に危険な行為です。
その理由は複数あります。
まず、目覚まし時計代わりにスマホを使うと、必ず枕元にスマホを置くことになりますね。
そうすると、夜寝る前の時間と朝起きた直後の時間に、必然的にスマホを見るという習慣が定着してしまいます。
これで、より一層、脳がスマホ依存になり、さらに、思考力などが働きにくいスマホ脳状態に陥ってしまっている大きな要因です。
これが「睡眠サンドイッチ効果」です。
脳医学の研究で、夜寝る前の時間に行った行動について、睡眠を取っている間に、脳内でその行動に関するプログラムが定着するよう、脳のニューロンのネットワークが切り替わるという現象が明らかになっています。
つまり、夜寝る直前にスマホを見てしまうと、寝ている間に脳はスマホを見るための脳に変化してしまい、スマホ依存を加速してしまうのです。
また、同時に、じっくり考えるのではなく、印象で物事を判断するような脳の働きに切り替えるという変化も脳の中で起こります。
なぜなら、スマホを見ている時は、脳はそのような情報処理をしているので、寝る前にスマホを見ると思考力よりも印象に頼る脳に変化していくわけです。
これによって、試験中に問題を解く能力は確実に低下してしまうのです。
一方、朝起きた直後にスマホを見るということも、脳にとって大変危険です。
朝、起きた直後に行う行動は、その行動をスムーズに行えるための準備運動としての作用を持ちます。
ですから、その日1日スマホを見るということについて、脳の働きがスムーズに行われるように脳が変化するのです。
逆に、その対極にある、じっくりと物を考えるといったことについては、できなくなる方向に脳の働き方が変化していくのです。
これによって、じっくりと粘り強く問題を解くといったことが出来なくなってしまいます。
このように枕元にスマホを置いておくと、二重三重に受験には不利になるように脳の働きが変化していくということです。
こうした「睡眠サンドイッチ効果」を起きなくするため、志望校に合格したかったら、今すぐ目覚まし時計を買うということが必要です。
スマホは出来る限りベッドから遠い場所に置いておくということを強くお勧めします。
さらに、夜寝る前の2時間は、決してスマホを見ないこと。
また、朝起きてから朝食を食べ終わるまでの間も、決してスマホを見てはいけません。
本当は、もっと長い時間、スマホを見ない時間を作りたいところではありますが、スマホを見る生活に順応している今の若い世代に対して、無理なことを言って、実践できなければ意味がないですね。
ただし、寝る直前の2時間と朝起きてから朝食を食べ終わるまでの時間は、特に脳に悪影響を与える程度が大きいのです。
だから、この時間帯だけでも、スマホを見ないということについては、必ず死守したいところです。
もっと危険な「スマホうつ病」とは?
ただし、こうした対処ですむのは、「スマホ依存」や「スマホ脳」が軽症の場合のみです。
重症の場合には、軽症の場合には見られない、もっと劇的に点数を奪う怖い落とし穴があるんです。
受験生を専門に扱う私の心療内科クリニックには、受験シーズンが近づいてくると、「スマホ脳」のために成績が劇的に低下してしまった受験生が多く訪れています。
脳の検査をすると、「スマホうつ病」が隠れているケースが、多数、見られますた。
イライラしやすい、暴言が出るなど、感情のコントロールが出来なくなっているのが特徴です。
詳しくは、私のクリニックのホームページのうち、「スマホうつ病・スマホ依存症(Smartphone addiction)」のページをぜひ、ご一読ください。
冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。
心当たりのある方は、必ず、ホームページを見てください!
https://www.akamon-clinic.com/スマホうつ病・スマホ依存症(Smartphone addiction)/
✓ スマホ依存(Smartphone addiction)の受験生は、95%の方が脳の働きの不調も同時に抱えています!
✓ スマホ依存と脳の働きの不調は、それぞれが原因と結果となり、悪循環を起こすことで受験生活は泥沼化します!
✓ 最も怖いのがスマホうつ病(Smartphone depression)に移行することです。その代表的な症状である「9項目」を掲載していますので、セルフチェックをしてください!
✓ 親や先生が精神論を振りかざすと、子どものスマホ依存は逆に悪化してしまうので危険です!
✓ 最先端の「スマホうつ病」に対する専門の治療プログラムで、早期の脱却と志望校への合格が期待できます。
東京大学本郷キャンパス赤門正面
本郷赤門前クリニック
長時間、スマートフォンを使ってしまう「スマートホン依存症(Smartphone addiction)」が、若い世代を中心に激増しています。
見逃してはいけないのは、単に時間を無駄遣いしてしまうだけでなく、脳機能やメンタル面の不調を悪化させている場合が極めて多いということです。
スマホ依存の陰に脳の働きに関わるストレス性の不調が潜んでいないか、必ず、しっかりチェックしていただきたいのです。
このページでご紹介する9項目のセルフチェックを、必ず、行ってください!
続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ
「スマホうつ病・スマホ依存症(Smartphone addiction)」