アレクサンダーテクニーク教師養成講座学校で学ぶこと(31)

生き甲斐を求める時代は終わった!(AIとの付き合い方)

〜東京アレクサンダーセンター(TAC)のトレーニングコースでAT教師になろう!〜

 

今回は、「生き甲斐」についてお話します。

(今回は自分のストーリーも含まれます!)

 

【昭和の根性論は色褪せた!】

昭和の時代を経験した私には、

あの頃のみんなが「生き甲斐」を持って、根性を持って一生懸命に生きることを共通意識として社会が動いていたのは何だったのかなあ?って少し冷めた目で見てしまうことがあります。

 

結局、時代に踊らせられて、幻想の様なものをみんなで抱いて、それが人生を肯定することだと思っていたのかなあ?

ってしみじみ思います。

 

都会では、今の様に暑い季節になると、サラリーマンが汗かきながら、仕事に奮闘して、夜になると、ぱあっとビール🍻で乾杯!みたいな光景が生きてる象徴の様に映りました。

 

でも、自分の人生を全うするのに、生き生き感を画一的に作られてた感覚はすごく強いです。なんか無理強いされている感覚。

 

【感情のレッテル付けは実質を反映しない!】

「生き甲斐」とか「幸せ」とか言うけど、なんかそう言うレッテル付けって必要なのか?

こんな疑問に答えてくれたのが、ATの「心と身体の統合機能」の体験でした。

 

心と身体が一緒になると、自分が生きている基礎に、根底に流れるエネルギーがあって、様々な思考や感情を形成するプロセスを目の当たりにします。

そこには、「生き甲斐」とか「幸せ」みたいな言葉をつけると、逆に現実感覚が色褪せて、つまらない「思考ごっこ」しているようで、何か冷めてしまう。

 

「愛」だの「信頼」だの「自由」だの、なんか吠えていても、独り善がりに聞こえてしまう「自分」がいます。

 

自分に取り組んで、「心と身体の統合機能」を体験していくと、

淡々と黙々と生きる為、現実と向き合いながら「自分」が変わっていく体験に、言葉やドラマはいらない感覚になります。

言葉で表現すると色褪せて見えちゃうんですね。

 

【AIと人間の関係】

この所のAIの台頭で、データをどのように扱い、利用するかが人間として生きる為の課題になっている感覚があります。

 

AIに対する人間の態度や問いかけ方が、AIから有益な情報を引き出すこともあるし、

AI自体が人間の捉え方や前提を変える一面もある。

 

人間がAIに合わせるのか、AIが人間に合わせるのか、わからないくらいお互いの影響が出てくることに、人間の分析を持ち込んでも、それは膨大な情報量を扱えるAIの方が得意だから、なんか負けそう!(苦笑)

 

まあ、これは勝ち負けで決めるんじゃなくて、相互依存状態なので、今更足掻いても無駄って言うこともできるし、

 

人間がAIを作ったんだから、人間自身がうまく使えよ!って言う立場もある。

 

AIを対等な立場に置くとして、人間って「情報の塊」って言う前提を認めちゃっていいの?

「人間」というなかなか可視化できない存在だからこそ、そのミステリーが可能性をもたらし、もっと深掘りしたいって言う気持ちになるんじゃない?

その「気持ち自体」はどうでもいいけど、

ただの情報だけではなく、何か別のレベルの秩序や法則が明らかになるプロセスこそが生きている現象の象徴なんじゃねえの?

 

って、冷めてる私自身の感情を揺さぶる起爆剤にもAIがなり得る所も興味深いわけです。

 

【AIの活用法】

AI時代に突入して、私達が直面している現実は、

確かにAIが私達に驚きを与えたり、真理を突いたり、存在を揺るがすくらい触発することもあるのだけれど、

それらが、私達の情報処理ではできないような「膨大なデータから解析する世界」がどういうものかを想像する機会を身近に与えてくれる様になってきたわけです。

 

ある意味、「膨大なデータから解析する世界」の存在を認めて(リスペクトして)、自分と深く関わることで、自分の栄養にしていく活動が可能になって来ています。

 

私達は、たかが「情報の集積」と思う反面、この「情報の集積」のなせる世界が、自分の想像を超える何かになる可能性も感じているはずです。

 

だから、バカにしながらも、怖いし、未知である。

そんな感情反応でAIと戦ったり、エネルギーを費やして疲弊するのはやめて、

「情報の集積」に何ができるかとことん付き合っていこうじゃねえか!

 

AIの台頭によって、自分という人間の在り方がもっと見えてくる興味深い時代に突入しています。

 

セルフフルネス(AT)では、AIの存在を充分に認めて、自分の根幹がどれだけ影響されるのか?を見極める為にも、「本当の自分」という基準でAIと関われる取り組みも現代社会で生きる為に重要であると捉えます。

 

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アレクサンダーテクニーク教師養成学校で学ぶこと(30)

比較するな!?

〜東京アレクサンダーセンター(TAC)のトレーニングコースでAT教師になろう!〜

 

今回は、「比較すること」についてお話しします。

 

【比較検討】

現実問題を解決するには、ものの優劣をつけて、

具体的に、効果を見込めるものを選択し、

目的や行動を方向づけることが、最適解とされます。

 

生物や人の進化の過程を見ても、強いものが生き残る、弱肉強食の世界と捉えると理解できる部分は多いです。

 

最適解を探して、やり遂げる!

は基本的に正しい方針です。

 

この「正しさ」を作る背景には、

「今まで存在してきた世界」という前提が維持されれば、

という条件が基礎になります。

科学的な知見も、同じ条件(環境、世界)で、再現性があるかどうか?

が、比較検討する基礎となります。

 

【正誤以外のオプション!】

しかし、同時に不測の事態というものも結構よく起こるので、

例えば、

スペースシャトル「チャレンジャー」の事故前には、危険の確率は10万分の1とされていたことは有名ですね。

不測の事態?人間が見えていない部分(予測不能な部分)が沢山あると言うことでしょう。

 

コンピューターの基礎でも、Yes/No以外にも、「Not sure」(保留)を作るべきだとして開発している人もいるみたいです。

でも、この「Not sure」の要素は、進化の過程では、「弱肉強食」ではない「希少価値」や「共通項」に親和性や安定性を見出す「生存本能」みたいなもので、そもそも「正しさ」や「比較」を基準にしない生物学的特徴なのかもしれません。

 

【Not sure(保留)の本質】

普段なら天敵だったり、食うか食われるかみたいな関係の動物達(例えば猫とネズミ)が、お友達になって、お互いをケアし合うのも、生き物として、この世界に存在するもの同士の同期現象と捉えることもできます。

 

また、「可哀想!」「守ってあげたい!」て言う親性本能が発動することもあるでしょう。

 

はたまた、「Not sure」も、「条件次第では、、、」という「隠された意図」とも解釈できます。

 

例えば、結婚相談所で、お相手は「年収◯◯万以上の人を希望」なんてほざいている人でも、実際に付き合ってみるとそんなのどうでもよくなることもあるでしょう。

条件次第では、年収はどうでもよくなるってことですね。

 

自分の探しているものは、「年収」という基準ではなく、何かわからないけど違う基準が自分の中に内在していることは、後になって気付くこともあります。

自分の結婚相手に何を求めるかなんて、実際付き合ったり、一緒に過ごしてみないと、わからないことだらけで、

「こんな人と結婚するんじゃなかった!」って言う状況もあることは頷けます。苦笑

 

【Not sure(保留)の本当の意味】

正誤、優劣、善悪、白黒、全か無か、強弱などの様に、表立って現れる結果の裏には、時間をかけたプロセスがあります。

 

熟練工が振る舞う一つ一つの動作に深い意味があったりします。

 

政治的決断の中にも、「今の時代に合わないから」と短絡的に切り捨てることができない価値が長い歴史の中で構築してきた可能性もあります。

 

善悪の基準は、時代や環境によって変わります。

 

時の過ぎ行くままに身を任せると、違う風景が見えることがあります。

 

【私達は、過去の記憶の塊】

特に、「自分」という存在の基準は、習慣的なものや無意識のうちに起こっているものによって決まっている部分が沢山あります。

私達人間は、「過去の記憶の塊」とも言えます。

 

だから、「自分」という存在全体で物事に関わる様にするには、

心と身体の統合機能として、過去の記憶、パターン、基準を総動員して、自分の中にある全てを駆使して、一個体としての答えをだす時間と空間が必要です。

 

特に、

自分の人生にとって重要な決定をする時、

自分の態度を検証し、修正を強いられている時、

生きるか死ぬかの瀬戸際にいる時、

 

この「時間と空間」を自分の中に作り、外からの期待を保留する力は、

自分の生き抜く力を最大限に発揮するには不可欠です。

 

【自分として存在してきた歴史が「本当の自分」を作る】

しかし、同時に、

瞬間瞬間に「時間と空間」を自分の中に作って対処する作業をしてこなかった人にとって、困難にぶち当たる時には、大きなハードルになります。

 

「自分」として存在することに慣れていない人には、「自分」として存在する経験値が圧倒的に少ないのです。

 

これは何も、生きる死ぬの困難に合わなくても、日常でも、ちょっとした重要な場でも、「どれだけ自分を生きているか」が試されています。

 

私達は、頭の中では、幸福になりたいし、満ち足りた人生を遂げたいと思っていても、

今、この場で「自分を総動員して生きる」ことには、どうも結び付かない様になっています。

 

それは、温室育ちで、自分を総動員しなくても、まあまあ生きていけるし、

問題は、「楽にできる方法」をネットで探してなぞれば事足りる

くらいに心の中では思っていることもあるでしょう。

 

でも、そう言う基準は、現代社会という環境が作り出した基準です。

「自分を生きる」ことは、この生ぬるい環境だからこそ、もっと自分を総動員して生きることなのです。

 

保留(inhibition)は、自分の内面を育てる為の行為です。

急いで答えを出さないで、自分の中で温め育む活動を、今の時代に生きる私達は、心の底から欲しています。

 

比較して正否を決める「現実世界」と、保留して答えが出てくるのを待つ人間の「内面世界」を育てること。

これには、なんの矛盾も起きません。

なぜなら、この二つは、全く別のレベルの世界の現実だからです。

 

嘘だと思う人は、セルフフルネスアカデミー(東京アレクサンダーセンター)で、レッスン、クラスの体験をしてください。

きっと、新しい扉が開かれます!

(頑張れ、現代人!笑)

 

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アレクサンダーテクニーク教師養成学校で学ぶこと(29)

目的を一つにする!

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今回は、「学習環境」(目的はひとつ!)についてお話しします。

 

【クラス学習のメリット】

セルフフルネス(AT)の学びは教師との一対一のワークの体験が主ですが、

AT教師養成クラスでは、グループで同じ空間を共有して(時には個別の部屋ですることもありますが、、、)学習することにも大きなメリットがあります。

 

それは、時間と空間を共有する目的を明らかにした上で、集団の力を使って、

ブレないで、エネルギーや注意をその為に注ぐ活動に導けることです。

 

AT教師養成クラスでの目的は、自分の機能(心と身体の統合機能)が活動の中心になる取り組みであり、「自分の使い方」についての学習の場にすることです。

自分一人では、中々集中して取り組めなくても、周囲が取り組んでいると、

自分もやるしかない状況になります。そしてそういう態度で取り組んでいると、

周囲にもその影響が及ぶ、という相乗効果が起こります。

 

【多様性が見える学習】

「自分の使い方」に取り組んでいると、メインテーマである「自分」の全ての活動(思考、感情、動き、コミュニケーションなど)が一つの個体として統合される体験をします。

 

自分の事情で湧き上がる感情、

自分の性格でついつい考えたりやったりすること、

動きのぎこちなさ、

自分の都合で動く心や身体の特性

などを垣間見て、その癖が薄まって、

段々「自分」という個体が、

今、ここで何がしたいのかが見えてくる体験です。

 

この体験が基礎になると、自然に周囲にいる人達にも、

各人の事情で、様々なパターンが起こっていることに気付く様になります。

同時に、これらの事情、癖を作っている「人間の機能」が見えると、

各人の「個体としてのまとまり感」を体験し、そこに関わる様になります。

 

ATの学習では、多様性を認めることより、

むしろ、自分自身になる(自分として存在する)ことから、

自分の中の多様性、ひいては他人の多様性を

自然に感じ取るプロセスを体験します。

 

【無理矢理感のない思考、発想】

その意味で、ATの学習は、

「人間の機能」として自然に起こる現象(ものを感じ、考え、行動するといった営み)

を許容し、自分の中にある「まとめていく力」に任せる作業とも言えます。

 

「頭の体操」の様に、「頭を使って活性化する」みたいな無理矢理感は逆に起きにくいです。

無理矢理、「幸福になる!」「私は価値のある存在だ!」などと呪文を唱えたり、

「自分を信じる!」みたいな自己洗脳や自己肯定感を生み出すプロセスではありません。(苦笑)

 

私達は、自分の中でも、集団の中でも、一つにまとめる力を使って生きています。

無理矢理感のない心と身体の統合した営みの中から、

自分の中の秘めた力が明らかになり、

自分に本当に必要なものや答えが見えてくる活動。

 

「クラスでの目的が一つになる」という現象も、

連帯感や「みんなの為に!」みたいなスローガンを撃ち出すことではなく、

自然発生していく方向性。

各々の事情があるのも否定せず、

「コミュ力」みたいな能力なんて関係ないレベルの

人間の中から湧き上がるエネルギーが見えてくるのですね。

 

これも、AT教師養成クラスの学習環境がもたらす効果です。

 

セルフフルネスアカデミー(東京アレクサンダーセンター)の教師養成クラスの活動に興味のある方、是非ともレッスン、クラスにご参加ください!

お待ちしております!

 

 

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3月  2  3  4  6

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   23 24 25 27

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~自己の使い方とは?(22)~

奥の手を使え!(手の奥深さ)

東京アレクサンダーセンター(TAC)の活動

 

今回も、ATの「手」(hands)について、「自己の使い方」の視点からお話します。

 

【ATのハンズの意味】

日本のAT教師の多くは、手(hands)を中心にATを学習していないのですが、ATの歴史的経緯からは、手(hands)を使って「心と身体の統合機能」(Primary Control)を共有する手法を発展させてきました。

 

手(hands)が、「本当の自分」を象徴し、

良い取り組みをすることで手(hands)のクオリティーが上がり、

質の良い手(hands)が「自己の使い方」を反映し、

手(hands)が人と人とをつなぐ媒体となり、

手(hands)が、「自分の使い方」の学習の基礎となり、

手(hands)が、ATのワークの全てを語ってくれる。

 

手(hands)が大事な理由は、自分が外の世界に「触れる」情報の源となるからです。

そして、その手(hands)には、色んなバイアスもかかりやすい。

(バイアスは、今までの経験からの予測や推測、習慣的に形成された偏見=歪んだ感覚)

だからこそ、自分の思い込みで触れる(doing)反応を少なくして(Inhibition)、

自分の習慣からではない「ありのままの情報」を受け取る(non-doing)体験を重ねることで、

外の世界とより「ありのまま」で関わることができ、「ありのまま」に働きかけたり、受け入れることが可能になる基準が形成されるわけです。

 

【奥の手を使う!】

自分の本当に必要なものは、「喉から手が出る」ほど欲しいわけで、

「手」は「必要なものを獲得する手段」の象徴です。

「手」には、欲するものを獲得する様々な反応、今までの習慣や癖が沢山詰まっています。

だから、表面的に触れている時は、自分の知っている方法(やり方)で事足りるのかもしれないけど、秘めた価値に触れる時は「奥の手」が必要になるわけです。

 

そして、深ければ深い「奥の手」であればあるほど、

作為がなく、期待や予測が入らず、「自然に関わること」に自然になる。

そこには、能力とか、出来る出来ないとかいう基準ではなく、

より「ありのまま」かどうかが現れます。

 

セクハラおやじ(セクハラおばさんでもいいけど!笑)が、触ってくる手(hands)は、

その人の中ではセックスとか「妄想の世界」の期待値で触れてくるから、

「ありのまま」には関われないし、

触られた方も「ありのまま」でいることは難しいわけです。

いやらしい「手」(hands)になっちゃいます!(笑)

(あんまりいい例じゃないかな?苦笑)

 

だけど、「ありのまま度」が高い「手」(hands)は、「頭でっかち」(妄想)の期待値はないし、自分全体として関わるから、隠しているものがない。

 

どうですか?相手が何も隠していない素のままで目の前にいたら、

自分も隠す事なんて出来なくなっちゃいますよね。

逆に、色んな作為を見透かされてしまう感覚に陥ります。

 

この「ありのまま度」は、スキルではなく、自分全体としての「態度」です。

ただ、これに慣れるには、時間をかけて体験を積み重ねて基準が形成されるので、

簡単には習得できない類のものではあります。

 

【AT学習の一番大事な所!】

これは、どんな学習とか経験にも当てはまるのだけれど、

AT学習の一番大事な所は、この「態度」です。

(私は、これを「心の開き方」と言っています。)

 

なぜなら、私達は、人間として、「自分」として生きるには、自分を隠さないであり続ける必要があるからです。

勿論、体裁を整えたり、上手くその場を乗り切ろうとしたりする行為(反応)は誰にでも起こります。

 

でも、そういう瞬間に、

「本当の自分」を隠しているな!

「本当の自分」から外れているな!

という現実に心が開いていないと、私達は永遠に「本当の自分」である絶好の機会を逃し続けることになってしまうのです。

 

逆に、外の世界と関わる「自分」の「奥の手」を使うことがいつでもできる状態になることは、

自分の為に、自分を満たす方向に舵取りをし、

自分が心の底から納得して外の世界と関わり、

自分の中に余裕が生まれ、

人間関係でも、共存共栄の道を探す力も身につけ、

正直に自分を生きることが基準となる様に自分を導くことを意味します。

 

「奥の手」を使える自分は、本当に欲するものの為に生きるのに必須なのです。

セルフフルネス(AT)では、自分を生きる基礎(態度)を教師と共に積み重ねる学習です。

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アレクサンダーテクニークの意味する「使い方」とは(21)

環境を変えるより自分を変えろ!

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今回は、「本質と環境」について、「自己の使い方」の視点からお話します。

 

【毒親から逃れるのは大事だけど、、、】

*会社や組織の「掟」に従って、自発的に残業するのが当たり前、という暗黙の了解が常識化することもあります。社畜になっても気づかない。

*家族の中では、食事は行儀悪くクチャクチャ食べることが、食事を楽しむことだと思っていたら、外食して嫌な顔されたり。

*マイルールが通用しない世界にいることに気づかないで、長〜い年月をかけて「非常識な常識」を作っていたことにうっすら気付いたり。

*お嬢様、お坊っちゃまとして大事に育てられた分、世の中の人はみんないい人と思い込んだり。

*洗脳や呪縛から逃れることで、自分自身の心が牢獄に閉じ込められていることが時間をかけて明らかになることもあります。

 

こういう状況では、環境を変えるのはすごく大事なのですが、

同時に、ご本人の「自分を生きる力」が自分の呪縛から逃れる原動力になります。

 

【エルゴノミクスとATの関係】

人間工学(エルゴノミクス)(ergonomics)の語源は、ギリシャ語のErgon(労働)とnomos (自然の法則、システム)ということで、

「人間にとっての使いやすさ」という観点から働きやすい環境を整え、安全で使いやすい道具や機械を作る科学技術だそうです。

疲れやストレスをなるべく感じずに人間が機械や道具を扱えることを目的として、デスクワークする人のマウス、キーボード、椅子、机、照明など、色んな発想で作られたものを見た方も多いのではないでしょうか?

 

AT教師をしていると、「エルゴノミクスで作られた道具の評価」を求められることは多いです。

「これはいいデザインなのか?」

「身体にいいのだろうか?」

これに関する答えは、なかなか白黒つけられるものではないことが多いです。

 

なぜなら、身体的、心理的のみならず、身体的心理的なものを全て引括めた「自分」

の観点から捉えると、必然的に、変化し続ける自分と環境の中から最適解が逐次出てくるとしか言えないからです。

 

【AT教師はどこまで介入するべきか?】

外国のAT教師の中には、学校の椅子のデザインを変えることを訴えて、実際に学校に椅子を買い換えさせた例もあります。

人間工学に即した家具を製作販売しているAT教師もいます。

 

ただ、AT教師の提供する「AT」という観点から見る時、

どこまでを「AT」として世に打ち出すべきなのでしょうか?

 

ATの原点としては、俳優として声の出なくなったFMアレクサンダー氏が、クスリや症状を和らげるものに心が奪われず、自分の内面に秘めた力を使う為の取り組みをしたことがあります。

 

外の環境調整(良い道具や椅子や机など)は確かに大事なのですが、自分の内面に目を向けないと、永久に外のものに頼ることのみで問題解決をする習慣が付いてしまいます。

 

実際、現代人はこの洗脳は根深いです。ネット検索して、人の意見や情報をなぞっていると、確かに事足りることもあり、円滑に情報を受け入れるだけで生活が楽に動く。

そういうシステムの中に生きさせられています。

 

現代社会のATの役割は、先ずは、こうした呪縛の中にいる中で、自分の力で「本当の自分」を見出す取り組みを進める学習の必要性を体験してもらうことではないでしょうか?

 

楽になる「やり方」とか「考え方」を提供したり、環境を整えることより、

自分自身の人生を生きる根本的な態度を見直すことが、現代社会の私達人間にとって必要です。

 

AT教師も迷走します。でも、修正する力もある。

私達には、各々の「自分の力」をもっと発揮する社会に転換していく力を内に秘めています。

社会がどうなろうと、経済が落ちこもうが、戦争が起ころうが、

自分にとって大切なものからブレない。

ATは、「自分の魂」のサバイバルのために価値のあるツールとなり得るのです。(ちょっと熱すぎた!笑)

私達AT教師達が向き合うことができれば、、、、

 

東京アレクサンダーセンター(TAC)の活動に是非ご参加ください。お待ちしております!

 

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アレクサンダーテクニーク教師養成講座学校で学ぶこと(28)

「浅い人」の課題

〜東京アレクサンダーセンター(TAC)のトレーニングコースでAT教師になろう!〜

 

今回は、「浅い人の課題」について、ちょっとくだけてお話します。

 

【「浅い人」は「深さ」が見えない人】

私達が「浅い人間」という印象を受ける時、その背後には、「浅い」と印象づける情報を読みとって、感じるわけですが、これをもう少し具体的にいうと、

「人の心の奥底を介さないで言葉や行動が発せられている」

と言えます。

つまり、何か表面的なパターンで対応している「生命体」に見えて、

他人の請け負いだったり、

「適当にこの辺のことを言っておけば上手く乗り切れる」という気持ちで対処していたり、

感情的な交流のみにオープンになって、感情に訴えるバランスの悪いコミュニケーションとなっていたり(感情に溺れる)、

難しい理論や学術的な情報を利用して、自分の浅さを隠して説得しようとしたり、

とにかく、「本当に心の底から出てくるもの」が隠れていて、

本音が見えない感覚に陥りやすいわけです。

まあ、世の中には、巧みに自分を大きく見せることに長けた人もいるので、本当、人の評価をすることは難しいとも言えます。

 

いずれにせよ、「浅い人間」の印象は、自分を介さない、reasoning(自分を使っての理由付け)されていない、

パターン化された言動しか見えない人間の状態を私達は読みとっているのでしょう。

 

【「浅い人」は「深い体験」が足りていない!】

では、「浅い人間」には、深さを求めない人達なのでしょうか?

もちろん、そういう習性を色濃く持った人もいます。

でも、多くの人は、「深いもの」に触れたい欲求や、「深いもの」に対する憧れを持っています。

 

だけれど、多くの人は、その深さや価値が自分の中に潜んでいるとは、なかなか考えられない状態にあります。

 

その一つの原因として、「深い体験」を積み重ねていないことがあります。

裕福で恵まれた環境で育った人の中には、周囲に任せて、温室育ちに生きていると、自分の存在を揺るがす様な体験が少なかったり、

逆に、貧困や劣悪な家族環境にいた人にとっては、自分を最大限に発揮する経験値があるのに、生き延びることに精一杯になって、自分の価値を味わう余裕などないこともあるでしょう。

 

【浅い人を作り出す環境】

自分を深掘りすることからしか、自分を納得させる答えが出てこないことに気付かないのは、文化や環境などの影響は色濃いのは確かでしょう。

 

例えば、価値のあるものかどうかを見分けるのに、多くの人がエビデンスを求めるというのも、現代社会の特徴でしょう。

あるものが価値があるかないかなんて、人によって違うのだから、自分で試して、体験して、感じて、時には長い時間をかけて、心の奥に響く何かを感じ取ったら、それは自分にとって「価値のあるもの」なんじゃねえのか?(いきなり口調が変わる!笑)

 

心に響いたり、心を動かしたり、心にグサッと刺さったり、心が踊る体験をしたら、それは、自分にとって価値のあるものとして共に存在しているという状態。

そんなもの、他人の評価に左右されて決めるもんじゃねえだろう!(おいおい、言葉が雑だぞ!俺!笑)

 

それなのに、なぜか自分でものの価値を評価しようとしない。

環境、社会の流れ、情報の流し方や受け止め方の風土(風?)などが本当の「価値」を見えにくくすることもあるのでしょう。

 

でも、例えば、ブランドものに囲まれて、高価なものを身につけることのみを自分の価値と思っている人見ていると、

憐れみを持って、「自分を生きられない可哀想な人」と思う人は多いのではないでしょうか?

「あんな風になったら不幸だなあ!」って。

 

【自分の内面の深さを見るのが難しい理由】

自分の内面を見ることは、胸騒ぎを起こすことは多いです。

自分の中に今までもずっと存在してきたにもかかわらず、未経験な感覚。

内面を知らないうちに隠していることが多いのですね。

他人に対して、

恥ずかしい、見せたくない、醜態、誰にも言えない秘密

の様に感じるものは、自分自身もその実態を見たくない傾向にあります。

 

見て見ぬ振りすることで、何とか今まで乗り切ってきたのに、

今更、わざわざ見る必要があるのか?

色んな理由をつけて、自分の内面の深さに飛び込んで見てみようとは思えないようにあがく。

 

小さい頃から、自分にとって不本意でも、周囲が評価してくれるから、

「これが自分の存在意義だ!」って思い込んじゃう時間の積み重ねが多いと、

確かに内面を見るのは、たいそうな仕事になってしまいます。

 

怖い感覚もあるでしょう。

今まで築いてきた「自分」がなくなるかもしれない不安もあるでしょう。

自分の価値がなくなるかもしれない「絶望の淵」に立たされている気持ちにもなるでしょう。

 

でもね、自分の内面に触れて、たとえ今までの自分が無意味に思えても、

人間同士、「心と身体の統合機能」同士では、

それをバカにする人なんて決していません!

というか、自分に当てはめたらバカにできないんですよ。

 

それは、人間の本来の姿、正直に「自分」を認める態度だからです。

浅い人間から深みを覗くシフトが起こる瞬間。

 

私達は、この尊い向き合い方を賞賛することはあれ、

貶めることは決してありません(心の中では)。

それは、私達の「心の法則」とも言えます。

 

【心の法則に従う!】

私達は、いくらあがいても、ある種の基準、法則の中で泳がされています。

しかし、その「基準」、例えば、

人間は地球上で重力にさらされて生きる様にデザインされている」

とかを受け入れれば、その中で自由や自分の出来ることを最大限にすることに身を投じる生命体です。

 

ATの創始者FMアレクサンダー氏は、人間が存在するに当たって、どんな人種でも、どんな奇異な特性を持っている人でも、必ず同じ法則の元に生きていることに気付きました。(Universal Constant in Living)

 

だから、浅い人も、深い人も、みんな、自分の内面に心を開き、「自分」であることを認めていく瞬間の積み重ねは、価値のある活動になるはずだと思っていました(きっと)(実際にはそんなこと直接には言ってないけど。私の解釈では!)。

みんな共通の課題を持っているんです。

 

セルフフルネスアカデミー(東京アレクサンダーセンター)では、「アレクサンダー氏の見た世界」のとても大事な部分に焦点を当て、私達の生活が豊かで、目的(本当の自分を生きる)を持った活動に導く取り組みをスタッフも生徒さんも一緒になって奨励し合っています。

ちょっと危ない宗教の様に聞こえるかもしれないけど(苦笑)、

信じるのは、「本当の自分」なのです。本当の価値は、自分の中に見いだすものなんです。

 

興味ある方、是非、レッスン、クラスにご参加ください。

 

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アレクサンダーテクニーク教師養成講座学校で学ぶこと(27)

ATの取り組みを日常生活に適応する

〜東京アレクサンダーセンター(TAC)のトレーニングコースでAT教師になろう!〜

 

今回は、「ATの日常生活への適応」についてお話します。

 

【ATの学習は日常生活にこそ反映されるべき!】

ATの創始者FMアレクサンダー氏と彼の生徒さん達の間では、日常の中にこそ「自己の使い方」を改善した活動が浸透するべきであるという文化が色濃くありました。

 

取り組みの中で、椅子から立ったり座ったり、歩いたり、高い所にあるものに手を伸ばしたり、前かがみになったり、しゃがんだり、手を使ったり、声を出したり、横になったりすると言った

日常生活で中での動作を体験する中で、

「自己の使い方」を体験学習します(プロシージャ)。

 

自分の表面の意識の感覚や思い込みという、習慣によって作られたパターンに左右されないで、「心と身体の統合機能」(本当の自分)が中心に

感覚、思考、動きが起こる体験の積み重ね。

だから、本来の目的は、日常の生活で、

「如何に習慣的なパターンに囚われないで生きるか」

が重要なわけです。

 

【「自己の使い方」は深掘りしたらきりがない!?】

しかし、私の受けたATレッスンやトレーニングでは、日常生活での「自己の使い方」が大事だとは教わるのですが、実際に立ったり座ったりといった簡単な動作をするのでも、「自己の使い方」に取り組むと、多様な視点があり、深掘りしたらきりがないくらいの世界に触れる様になる訳です。

 

そうすると、もはや、日常生活云々より、「自分」の根源を掴みに行く為にやっている要素が色濃くなる自分を感じてきました。

 

ATの流派によっては、そこのギャップを埋める為なのか、

自分がよくする活動(アクティビティ)を通じて「自己の使い方」に取り組むAT教師も多いです

ただ、この方法で「自己の使い方」を深掘りしたり、他の活動に反映するには、AT教師自身がかなり「自己の使い方」の積み重ねがないと難しいです。

 

結局、どういうアプローチでやろうが、AT教師自身が、ATの活動を通じて、少しずつ深めていける道筋がないと、本来の目的からブレてしまうわけです。

 

【日常生活に質の変化をもたらす活動】

凄く浅いレベルで「自分の使い方」の向上を目指す活動では、

「ハウツー」(やり方)を落とし込むことで、今までの習慣的な行動が如何に無駄なエネルギーを使って自分を苦しめていたかを知る様になることもあります。

 

ただ、ATの取り組みが、この「ハウツー」の習得を目標としているかといえば、全く違うわけです。

 

なぜなら、悪い習慣を変える「ハウツー」(メソッド)も、成功体験として繰り返していけば、形骸化して、それが段々と強い習慣になり、パターン習得が良い学習であると錯覚してしまうからです。

 

実際、そういう活動を長くしてきたAT教師もいて、

この錯覚が自分自身の成長や変化を妨げてしまう要素はよく見かけます。

(この辺は、他の教師の批判というより、自分も陥りやすい罠だという自覚で書いています!)

 

もう少し深いレベルでの「自分の使い方」が浸透してくると、

即効性や明らかな改善より、内面の整い方や深い存在感の様に、表には見えにくい質の向上を自分の中で察知する様になります。

これが、間接的な意味で日常生活に及ぼす影響と捉えると納得できます。

 

【セルフフルネスの活動】

その意味で、セルフフルネス(AT)の取り組みは、

あからさまな問題解決より、内面を整え、納得した自分が日常生活を送る方向へと舵取りをする「方向性」を持つ活動です。

直接の利益より、間接的に包括的な捉え方を基本に「自分の使い方」を深く広く捉える活動は、問題の根本を知り、自分の力を発揮することで対処する態度を身につけさせてくれます

 

このユニークな取り組みは、目に見えにくい分、脚光を得にくい活動ではあるのですが、

「本当の自分」の成長を実感し、取り組んでいることが、誰のためでもない、

自分自身の為にしていることを心の底から感じて

日常生活の様々な場面で反映することになります。

 

東京アレクサンダーセンター(TAC)の取り組みは、文字通り、「自分自身が沸々と湧き出る状態」で生きる活動を、お互いに促進する学習環境です。

これは体験でしか捉えることができないので、是非、レッスン、クラスにご参加ください。お待ちしております!

 

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アレクサンダーテクニーク教師養成講座学校で学ぶこと(26)

「心の硬さ」

〜東京アレクサンダーセンター(TAC)のトレーニングコースでAT教師になろう!〜

 

今回は、「心の硬さ」についてです。

 

【「心の硬さ」による不都合さ】

セルフフルネス(AT)の実践では、人としてバランスのとれた生き方を目指し、

「心と身体の統合機能」(Primary Control)を中心に「自分」を設定していく取り組みです。

ワークを実践する中で、「心の硬さ」は、機能の指標として大事な視点です。

 

「心の硬さ」(頑固さ)は、様々なレベル、視点で現れます。

思考や考えが中心になって、身体や周囲の現実と掛け離れると、色々な摩擦や不都合が生じますし、

理想や妄想に取り憑かれて、感情が入り混じると、頭が「お花畑」になってしまいます。

 

こうした現象は、問題になって始めて気付くことは多いですが、セルフフルネス(AT)のワークをする中で、

「硬さ」の傾向が明らかになることは多いです。

 

【完璧主義の社会環境】

現代社会、特にこの20〜30年ほどの特徴として、社会の求める行動をなぞる傾向が強くなり、

少子化で親の子供に対する期待値(ケアが行き届いているとも言えるけど)も高くなり、

子育ても、子供の学習も情報が蔓延する中で、

それを満たす為に子供が行動し、社会の期待に応える行動が強化される傾向にあります。

 

その中で、ネットの情報や周囲の期待などから「正しいこと」をすることで精一杯になり、

自分の尺度で行動をとる機会が少なくなって、

自分が本当にしたいこと、するべきことが見えない現象も出てきています。

 

心の硬さを代表する「完璧主義」という言葉には、

「頭が作った世界」を完結させることに心が奪われ、それを満たすことに精一杯になり、

自分を満たすことがわからなくなり、心が病む傾向が含まれています。

自己評価を高める為に、周囲の期待に応えて、やる気やモチベーションを保ち、

それが達成されると目的を失い、燃え尽き症候群になったり、

心の中で本当に大事なものを封印して、頭の作った「やるべきこと」を一生懸命にする事で疲弊し、ストレスになったり、

自分を満たさない行動に支配されると、生きる目的がなくなり、自己評価が下がり、うつ的になったり、

 

頭で分析したり理解できない「自然」(あるがまま)に対して心を閉じる態度が、自分を苦しめていることには流石に多くの人が気付いている筈です

 

【完璧主義(頭の硬さ)の症状】

1. エネルギーの消耗

「完璧主義」は、卒なく即座に反応する事で達成感を持つこともあれば、

机上の空論を延々と頭の中でして、頭が完璧に整理されないと実行に移せないこともあります。

 

いずれも、「本当の自分」のプロセスに必要な時間とスペースを疎かにしたり、

的の外れた考えにエネルギーが浪費される現象です。

 

2. 繰り返しによる習慣の増強

無駄にエネルギーが消費されても、

思い込んだシナリオが正しいことを証明しようとする気持ちが強く働き、

繰り返し同じことを確かめるかのようにこだわりを持って打ち込みます。

そして、かすかな成功に活路を求めることに生き甲斐を感じるようになります。

偽りの「自分の証」を作ろうとする気持ちです。

 

農耕時代に、雨が降らないで不作の時に、奇跡を求めて雨を降らせる超能力者に祈祷をしてもらうのも、人間独特のこだわりです。

ひたすら祈ればいつかは雨が降るので、

祈りが雨を降らせたことになっちゃうみたいな構図は現代社会の常識とされているものの中にもたくさん見え隠れしています!

 

3. 過敏

自分の頭の中のシナリオにそぐわないものを排除する感覚が働いていると、

ちょっとした違いが凄く気になったり、受け入れられなかったりします。

また、頭では予測できない出来事がたくさん起こる感覚になる為に、

不安や恐怖、ひどい時にはフラッシュバックも起こりやすい状態になります。

 

4. 妄想(ファンタジー)

頭でっかちの世界では、心の硬さによる揺るぎない(窮屈な)世界を維持する為に、

逃避行動や現実逃避の妄想を膨らませることで代償しようとします

「これでいいんだ!」

「他にやりようがなかったじゃないか!」

という気持ちの元に、ファンタジーを持つことで「自分」をなんとか維持しようとします。

 

5. 歪んだプライド

その上、消耗するほどのエネルギーが注いだことに対して無駄だと思いたくない為に、

虚構で固められた実績や経験に意味付けをしたくなり、歪んだプライドを持ちます。

「何年もやってきたんだから!」

「経験を積み上げてきたんだから!」

「これが無駄なわけがない!」って思いたくなります。

それが通用しないことに気付いた時、自己評価がガクーンと落ちてしまう。

 

6. 過剰な感情反応

「硬い心」の世界では、世の中は全て理不尽なものだらけだし、

全然自分の事情をわかってもらえていない気持ちが強いです。

だから、打開策がない為に、他人のちょっとした言動に敏感に反応して、

感情をぶつけていくしかないわけです。

それ以外は、我慢して耐えることにしかオプションがない感覚になるわけです。

 

 

以上の様な「症状」は、とても辛辣な言い方をすれば、自分の都合で世界を見ているわけです。

だから、外の世界と交れず、成長できない。

発達が障害されることになります。

 

実際、以上の症状は「発達障害」の主な症状でもあります。

 

【「心の硬さ」は改善できるのか?】

セルフフルネス(AT)の実践をしていくと、こうした「心の硬さ」が自分の性質として垣間見られることが多いです。

「心の動き」が「身体の動き」と密接に連動する機能は、どんな人にも必ずあって、

この機能が働き出すと、自分の「心の硬さ」を自覚するのと同時に、

そうした特徴が、「本当の自分」という存在の中に組み込まれていく感覚を持つ体験をします。

 

「心の硬さ」の根源は、もう少しポジティブにいうと、「価値を抽出する力」でもあるので、

「心と身体の統合機能」の中では、ものや抽象概念をブレないで掴み取る推進力として使われる体験をすることにもなります。

 

私達は、ある意味、強固に変わらない性質を備えている部分があり、

その柔軟性の欠如を否定することなく、むしろ、どの様に使われているかが大事になってきます。

 

私のように「発達障害」に関わる仕事をしている立場では、療育環境を調整することも実際には大事ですが、深く長い目で見る時には、特性を本人が如何に使うかというところが根源的な課題となります

 

「完璧主義」は、人間独特の性質です。それは、様々な様相を呈していますが、

「頭の中で起こることが現実のどの部分で結びつくか?」

のパズルを解くには、「完璧主義」的な力が作用しています。

 

「完璧主義」の使い方は、「自分の使い方」に反映されています。

そして、「自分の使い方」は、周囲の期待値に惑わされないで、

それでいながら、自分の置かれている環境の中で

どんな価値を創出するかの決定権を「未知の自分」(本当の自分)に任せることの積み重ねが、

自分を生きる方向性を長い時間をかけて決めていくことになります

 

【セルフフルネスの実践】

セルフフルネス(AT)の実践は、特性を自覚し、自分の機能の一部として取り込んでいく作業です。

「発達障害」というと、特性が発達を障害すると捉えがちですが、

特性が「自分の機能」として深く取り入れられていないことにあります。

特性はそれ自体、ある時期に生き残る為に必要だったものとして存在しています。(きっと!)

特性自体は、本来、良いも悪いもなく、状況によって使われる素材です。

特性を悪いものとして排除する必要もなく、

特性を良いものとして美化する必要もありません。

 

私達は、良い悪いによる選り好みや執着に惑わされないで、

自分の内面に潜伏する特性(素材)を淡々と使う力を備えています。

感情や是非の判断の前のもっと未分化なものから抽出する作業(プロセス)が見えている時、私達は自分を活かし、輝いた存在となっています!

しかも、そこには感情や情動に左右されない「真実」の感覚があります。

この気持ちいい状態(笑、十分感情的に聞こえるけど!)の探求は、

「自分」を何者にも置き換えたくない、今、ここに生きている「生命体体験」の連続です。

 

東京アレクサンダーセンター(TAC)で、生命体体験をしたい方、

もうつべこべ言わず参加するしかないです!

レッスン、クラス、ワークショップに是非ご参加ください!

スタッフ一同、お待ちしています!

 

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アレクサンダーテクニーク教師養成講座学校で学ぶこと(25)

ATの学習方法の違いを読み解く

〜東京アレクサンダーセンター(TAC)のトレーニングコースでAT教師になろう!〜

 

【アレクサンダーテクニークの2つの協会】

私達の学校は、英国AT教師協会(STAT)(1958年設立、会員数約2500人)という団体の承認を得ていて、今のところスタッフも全てSTAT(とその提携協会)公認教師です。FMアレクサンダー氏の死後、彼の生徒さん達が、このワークを継承する為に作られた協会で、歴史的に一番古く、規模的にも一番大きく、ATの学習の仕方もアレクサンダー氏の作った学習環境を元に、「ATとは何か?」を歴史的な経緯を考慮し、取り組み、ATの「自己の使い方」を学びます。

STATという団体が、アレクサンダー氏の活動したロンドンを拠点にしている為、文化環境的にも、伝統を継承しやすいことから、保守的で、規律を重視して、発展してきた歴史があります。

 

世界的に見ると、もう一つ、AT教師の団体があって、

ATI(Alexander Technique International)(1992年設立、会員数約400人)があります。

主にアメリカ系の教師が立ち上げた団体です。STAT会員もATI会員になることができ、リベラル(自由)で、教師トレーニングのカリキュラムの制約が少なく、伝統の継承より、実際的に如何に役立つかに重きを置く傾向があります。

(ちなみに、日本のAT教師の多くはATIに属しています。)

 

【私のATの学習】

私自身は、英国に長く住んでいて(約30年間)、ロンドンでATのトレーニングを受けたので、自然とSTATに属することになりました。

文化背景的にも、アレクサンダー氏の直接の生徒さん達(第一世代の教師)との関わりも多く、

AT教師として私が働いていたセンターも、Margaret Goldie女史が教えていた場所だったし、トレーニング中にも、W.Carrington氏、Marjorie Barlow女史、Elizabeth Walker女史などのクラスに定期的に参加していました。

 

アレクサンダー氏にまつわる話を沢山聞かされ、どんな取り組みをしていたかを描写してくれて、

彼のワークの再現的な色彩が強かった印象があります。

アレクサンダー氏の学校の跡地(Ashley place)もロンドンの中心のヴィクトリア駅の近くにあり、

どんな学習環境だったかを想像しながら、ATとは何かに取り組んでいた感覚が残っています。

 

ATを学習することは、その当時の私にとっては

ATの歴史(出どころ)に注意を向けることで、取り組む立ち位置が定まり、

そこで得られる体験を自分なりに消化吸収することでした。

そして、今でもその傾向は私の中に根付いてしまっています。

 

【日本のAT界との交流】

20年程前から、日本に定期的にATのワークをする機会ができてから、日本のAT界に少しずつ触れるようになり、全然違ったATに対する取り組み方があることに段々と慣れてきました。

 

ただ、20年経った今でさえも、基本的な態度が異なる部分も見え、取り組み方の根本的な部分が共有されない現実もあります。

ATの捉え方、取り組みが、AT教師どうしで共有されない原因も少しづつ明らかになりました

その原因として、私が思うのは、各々の教師(主に各AT教師育成学校のトレーナー)が自分の興味や解釈で人に伝えていることです。

 

例えば、アレクサンダー氏は長年の活動を通じて、手を使い、生徒さんと一対一で「自分の機能」に取り組む手法を形成しました。これらを「Procedure」と言います。(注意:「Procedure」という名前は、後に彼の生徒さんたちによって作られました)

 

この「Procedure」の中に学習に役立つ教材がどの様に散りばめられているかは、時間をかけて体験して行くしかないのですが、

日本で活動している多くのAT教師は、その経験値はとても低いです。

 

なぜなら、日本のAT教師の多くが、アレクサンダー氏が開発した手法の経緯や目的を落とし込むことを重要視しない教師にトレーニングを受けているからです。

実際、「Procedureはつまらないから」という理由で、

Procedureを基礎に学習経験を積むことをさせないで、教師をトレーニングをする教師もいます。

教師の才覚によって強調されたものを学び、その「能力」自体に価値が置かれる。

 

これは、ATに対する基本姿勢の違いでもあります。

ATワークの中で「自分」をどの様に使っていくか、という態度(方向性)に違いが出ています。

「伝統継承的なATの起源に照らし合わせて取り組む」(保守的)か、

「自分の正直な気持ちに合わせてATを解釈するか」(リベラル)

の二極化している現象と取ることもできるかもしれません。

 

【日本でのATの学習】

こうした日本のAT界の環境は、ある意味アドバンテージでもあります。

二極化した現象(この2極に当てはまらない教師もいるとは思いますが、、、、)を統合する力が、

私達「人間の機能」の中に見出される機会となるからです。

この垣根を超えることは、私達AT教師にとっての取り組みの一部となります。

 

私がAT教師養成トレーニングを日本で始めようと思った背景は、

主に日本の文化環境とAT界の現状があります。

 

私達STATのトレーニングを受けたAT教師の立ち位置を理解するには、

同様のトレーニング経験(少なくとも3年間ドップリ浸かる経験)をしないと無理だと思います。

逆もしかりで、日本で活動するAT教師のATの捉え方を理解するには、

同じトレーニングをまっさらな状態から学習しないと無理なのでしょう。

 

これは、AT教師どうしだけではなく、他の系統の取り組み、

日本の伝統的な「〇〇道」「△△術」や、

「スポーツ」「芸術」「心理」「学問」「教育」

「家庭環境」の派閥や流派の差異など、

各々、その世界に入って、長く試行錯誤しながら関わっていかないと

お互いの流派の立場が見えてこない現実(世界)があります。

 

そして、アレクサンダーテクニークは、西洋人の1個人が取り組んだプロセスの集大成であると同時に、

どんな環境にいても、人間に共通する何かを見出す力があることに、

人間の真髄を捉え、学び、成長する自分を育む許容力を自分の中に見出す活動です。

 

そこに魅力を感じているAT教師は、日本でATIのトレーニングを受けた教師の中にも多いのではないかと思います。

 

(以上、私のバイアスが入りつつも、なるべく客観的に描写してみました。)

 

【TACでのATの学習】

私達、東京アレクサンダーセンター(TAC)のクラスでは、伝統的なオリジナルが、そもそもどういう経緯で発展してきたかに注意を払うと同時に、

様々な事情や経緯を持った人達の中に、全く違って見えるものの根底に共通する「人間の力」を見出すことに取り組んでいます。

 

この学習のプロセスには、誤解や偏見が出てくることは避けられません。

しかし、同時に「自分に立ち戻り」「自分を整える」ことで、

こうした誤解や偏見を減らし、

「より信頼できる捉え方」を形成する「自分」を見出す機会にすることができます。

 

日本でATに取り組む人達が、こうした学習の機会を積み重ねることができる環境を、

私達、東京アレクサンダーセンター(TAC)の取り組みを通じて、

提供できる様に取り組んでいます。

 

自分の根本的な態度を修正することは、多大なエネルギーを使います。時間もかかります。AT教師としてのプライドも捨てないと見えてこないものもあります。

しかし、この第一歩を踏み入れれば、生きる態度そのものが大きく変わります。

日本でATに取り組んでいる人、AT教師として活動している人、全く真っさらにしてATを学びたい人、勿論初心者の人、

私達のレッスン、クラスを是非体験してみてください。そして「本当の自分」をぶつけてください!(熱量多過ぎる!笑)

お待ちしております!

 

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東京アレクサンダーセンター(TAC)の教師養成クラスをまもなく卒業する学生による「実習生レッスン」(5回、料金合計¥10,000ー)を受けてくださる方を若干名募集しています。

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東京アレクサンダーセンター(TAC)では、慢性的な腰痛をお持ちの方を対象としたモニター(TAC代表の稲田祥宏による)個人レッスン生を募集しています。

        日時:毎週火曜日 14:00〜19:00 (45分×3回)
           料金:1回2,000円(通常10,000円)

 

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2月、3月の開校日は

 

2月  休日 24 25 27

3月  2  3  4  6

   9  10 11 13

   16 17 18 休日

   23 24 25 27

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アレクサンダーテクニークに対する誤解を解く!(24)

自分のタイプ(特性)を知ることとは?

〜東京アレクサンダーセンター(TAC)のトレーニングコースでAT教師になろう!〜

 

今回は、「特性の捉え方」についてお話します。

 

【ものの捉え方のタイプ】

私達は、外の刺激(情報)に触れる時、ザックリと2種類の方向の捉え方が起こり得ます。

(これは、Gilles DeleuzeとFelix Guattariの共著「Anti-Oedipus」の中で用いられ、批評家の浅井彰氏が「逃走論」の中で1984年に紹介された概念です。)

 

一つは、パラノ型(偏執狂型)。積分型。

認知を深める方向。「これは何か?」を定義し、タイプ分けし、その属性を理解しようとする嗜好。

分析的で、積み重ねの上に得られる結果を求める。コツコツ型、集中型、固執型。

認知の偏り、こだわりが強く、決めつけが多く、執着、愛着も強い傾向もある。

同じことを繰り返すことに安住する場所を求め、移り気がなく、道徳や規律を乱すことを悪とし、人の失敗や欠点を許せない。

根に持つタイプで、ちょっとした違いに敏感になり、

すぐ修正、矯正したくなり、対人関係でも、硬い杓子定規な対応が目立ちやすい。

アイデンティティ(地位や役割)、一貫性を大事にする。

 

もう一つは、スキゾ型(分裂型)。微分型。

感覚をあるがままに受け入れようとする方向。「これはどういう感じ?」かが大事で、レッテル付けに興味がなく、限定した捉え方を避ける。

直感型、嗅覚に従って、雰囲気や空気感で行動が決まっていく。

成り行きに任せて、行き当たりばったりの臨場感を好む。

飽きやすく、持続性や確実性に惹かれず、細かいことにこだわらない。

同じことを繰り返すとめんどくさくなり、移り気が多く、

道徳や規律より、自分の今の感覚に基づいて行動する。いいことも嫌なこともドンドン忘れ去っていく。柔軟で、大局的な見方ができるが、社会生活は他人の決め事に従うことに重きを置かないため、異端児になりやすい。

雑然と整理しない「あるがまま感」を好む。

 

【そんなの関係ねえ!】

お笑い芸人の小島よしおさんの持ちネタで知られるこのフレーズは、「オッパッピー」

と共に、日本人社会の細かい規則や暗黙の了解に縛られる自分から、

あるがままに任せた世界への転換過程を表現しています。

(わざわざ難しく言っている!笑)

 

街中でのパフォーマンスでは、ネクタイしめたスーツ姿のサラリーマン達のサポートが見える背景が象徴的です。

「パラノ型からスキゾ型の転換」とも表現することもできます。

 

しかし、人間の内面のもう少し深い活動でのシフトをみると、

これは、タイプの転換というより、自分の中の別のオプションの台頭と取ることができます。

このシフトは、「偽りの自分」から「本当の自分」(Primary Control)の移行。

 

私達は、「自分はこういうタイプだから!」と決めつけて、

タイプに依存(安住)したり、他のタイプに対抗したりする世界に生きるのではなく、

いろんなタイプ(マスク)をかぶることで、そのフィルターを通じて見る世界を享受できる能力があります。

 

ATでは、例えば、「包括的注意力」(上の例ではスキゾ型っぽい!)が大事という風潮があるけれども、

それは、過度な「集中的注意力」を要求される現代社会にいるからで(他にも要因はあるだろうけど、、、)あって、

一点集中の注意力も深掘りをするのには大事な面はあるわけで、

それさえも否定する人は、パラノ型気質が表に出過ぎて、

自分の事情を投影しているのかもしれません。

 

自分のセオリーを押し付けないで自由にと言いながら、結果的には押し付けてることは結構多いですね。

 

【タイプ分けによって窮屈にする自分】

占いで指摘されたり、属するコミュニティの評判評価(属性)などによって、私達は、なぜか自分を規定している部分があります。

 

血液型、星座、生年月日、出生時間、生まれた場所、名前、性別、学歴、会社の規模、職種、趣味、興味、行動パターンなどから、

タイプ分けして、どんな特性があるかを知ると、あたかも自分にも確かにそんな傾向があるなあ!なんて思ったりします。

 

例えば、「サバサバ系女子」っていうのも、

「女子」は生来、ねちっこく、噂好きで、他人のプライバシーに興味が強く、

根に持つ人が多い(これは私見ではないからね!弁解!笑)みたいな前提の中で、

実は結構、ボーイッシュだったり、細かいことに囚われないで、過去を振り向かない活発なタイプを連想します。

そして、そうした傾向に自分も当てはまる様な気がすると、

「自称サバサバ系女子」というタイプの行動をとる様に無意識に自分を促します。

 

だけれども、実際は、自分をタイプに無理矢理押し入れて、そういう行動をするのが「自分らしさ」「本来の自分」であるという「思い込み」の部分も多いわけです。

 

本当は、やたら他人のことが気になったり、昔のことを根に持っているのに、自分は全く気にしていない風に振舞ったりするわけです。

 

タイプを「知ること」が、自分を狭い枠に入れることにもなります。

 

【タイプを知ることで自分を豊かにする!】

「知ること」と言っても、自分の特性に気付くことで、未開拓の世界に自分を置くことも可能です。

「自分と違うタイプの世界観」、「自分の見たことのない世界」へのシフトは、

自分の設定を変えるだけでできる余地がたくさんあります。

 

ATを実践していくと、本当の自分(Primary Control)が人やものと関わる様になります。

すると、その人やものがすることや考え方より、

「人」や「もの」から見る世界、どの様な機能を持って、どの様な都合で存在しているかを間接的に体験し、共有するプロセスが起こります。

 

「自分自身が多様な要素を持ち、それらを統合して存在している!

 

この感覚を持って、「人」や「もの」と関わると、

相手にも同様の機能がある感覚で、相手が自分に投影され(transference)、そこからまた自分も相手する(counter transference)のやりとりが円滑に行われます。

自分が自分であることを基礎に人間関係(interpersonal relationship)が作られます。

 

多くの人は、これをスキルと捉えがちですが、

「本来の自分」の体験の積み重ねによって自ずと形成される性質のものです。

 

タイプを分けることより、統合していくプロセスが起こるわけです。

 

占いでも、医学的な診断名でも、それに自分を当てはめ安住するのみならず、

自分の立ち位置の参考にして、世界を広げる道具として「知識」(知ること)が使うことも可能です。

 

ATの創始者アレクサンダー氏も、

「知っていること」を尺度に情報を取り入れる学習では決して得られない、

「知らないこと」に自分を広げる学習の体験を重要と捉えていました。

 

東京アレクサンダーセンター(TAC)では、

知識(タイプやカテゴリー)を「本当の自分」として如何に扱うかの体験を積み重ねていきます。

「基礎の基礎」を一番大切に、取り組んでいきます。これは、一人で学習しようとしても、様々なバイアスがかかりやすく、自己流の歪みを作りやすい性質のものです。

人を通じて、刺激し合い、修正し合う学習環境に身を置いてみましょう!

レッスン、ワークショップ、クラスを是非体験してみてください!

スタッフ一同お待ちしております!

 

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