あなたの夜を埋める物 -8ページ目

あなたの夜を埋める物

ひきこもごもな毎日とテレビ・音楽・本・食べ物・夜更かしの友をご紹介。独り者推奨。

ゲーム未プレイだが愛聴している『ニーアレプリカント』のサウンドトラックと同じ岡部啓一氏とMONACAが製作した『ドラッグオンドラグーン3サウンドトラック』に現在ハマっている。

2枚組のアルバムで、ディスク2にはテーマ曲やボス戦などの「歌モノ」が収録されており、ニーアシリーズには無かった「まさにボス戦!」なデジタルかつハードな楽曲ばかりで、かなりテンションがあがる。
特に『防来/アルマロス』! まぁ滾るのなんのって。

加えてDOD3のウタヒメたち、藍井エイルの『クロイウタ』と鬼束ちひろの『This Silence Is Mine』絶賛ヘビロテ中。

『クロイウタ』はPVやゲームのOPだけを聴いてピアノバラード曲なのかとずっと思っていたら、途中からロック調の疾走感溢れるアレンジになっていて驚いた。

そして最も私の耳を捉えて離さないのが、ゲーム内では全エンディングをクリアしたプレイヤーだけが聴く事ができる鬼束ちひろの『This Silence Is Mine』

地の底から静かに鳴り響くオルゴールに似た澄んだ音色と、骨を直接殴られるようなパーカッション。
描かれるのは視界を覆い、体温を奪い、心音をも止めてしまう程の、夢か現かわからず、生の感じられない、白の世界。
主人公・ゼロの容姿と同じ白。


哀しみを捨てて 心を失って 想いを犯して

先に行ければ ああ それでいい



世界を治める妹たちを殺す旅をするゼロ。「先に行く=自分の終わりに近づく」ということ。
ゼロとなった鬼束ちひろの歌唱と岡部さんのアレンジが秀逸。

鬼束ちひろの『月光』や数々のヒット曲を知っている方がこの歌を聴くと彼女の声の荒れ具合に驚くだろう。
確かにあの頃の声は失われてしまっているけれど、返り血を浴び、叫び、歌いながら戦い続けたウタイタイ・ゼロの声も心も涸れてしまった最期の歌だと思って聴くと、圧倒的な激情に襲われる。
鬼束ちひろでじゃないと表現できなかったゼロの姿がこの曲にはある。





DRAG-ON DRAGOON 3 Original Soundtrack/ゲーム・ミュージック



¥3,150

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This Silence Is Mine/NAPOLEON RECORDS




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クロイウタ/SME Records Inc.




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140217HUD-mini02




くましろはねんがんのへっどほんあんぷをてにいれた!

去年の12月の話なんですがね。
清水の舞台から店員さんにだっこで飛び降り←それ飛び降りてない。購入したオーディオテクニカのヘッドホンATH-W1000X

「素敵なPCミュージックライフを手に入れたわラララ~♪」と思いきや、PC本体またはモニタにヘッドホンプラグを差して音楽を聴くと後ろで「サーーー」というノイズが流れるのが気になって気になってなんとかならんもんかという悩みが生まれてしまった。

ヘッドホンを使うたびにモヤモヤしていたところに“ヘッドホンの性能を生かす(ノイズも消えるよ!)”というヘッドホンアンプという機械の存在を知り、PC向けでサイズがちっちゃくて、お求め安い価格と調べた結果、Audinst(オーディンスト)というメーカーの『HUD-mx1』という商品が入門編にオススメと知ったものの、1万6千円台という微妙にためらう価格に数ヶ月ほど迷っていたところ、現れたのが『HUD-mini』。

「HUD-mx1と性能はあまり変わらない」「最初の一台としての初心者向け」というレビューが多かったので、HUD-mx1より5千円よりお安いこちらを自分用クリスマスプレゼントに←ただの買い物だ。

5千円安くなったとはいえ1万越えの買い物なので財布と相談&誕生日とかのタイミングで……と去年の夏に購入予定を立てていたのだが、8月の猛暑で身体がやられてしまい、仕事を2週間休むハメになった結果、「趣味の贅沢品など買う余裕などないわい」と財布さんにバッサリ。
秋は友人の結婚式出席のための東京行きで財布さんのOKが出ず、やっと手に入れた12月。

高さ2cmもない、ツヤなしシルバーと黒の手のひらサイズなヘッドホンアンプ。
付属のUSBケーブルをPCに接続、電源もPCからのみのケーブル1本のシンプル接続。
待ち望んでいたノイズの無い音!
窓ガラスの掃除をした後のような音の鮮やかさ、存在感、輪郭もはっきりくっきり。素敵!!
より鳴るべき場所で鳴っている音の所在がよりわかるようになった、“高音部分”は。

私個人の好みとしては、製作者の意図するとおり、鳴るべきところに忠実に音が鳴っていて欲しいのだが、高音にちょっと偏っている感が拭えない。
中~低音、または重低音重視の方だとちょっと好みに合わないかも?
このへんは、使っているヘッドホンやPCの環境、なにより個人の耳の差があるのは間違いないのだけれど、うちのPCとヘッドホンだと、「もうちょっとだけ中~低音も鳴らしてくれまいか?」といったところ。

それと大変だったのが、ヘッドホンからモニタのスピーカー再生、またはその逆に変更する方法がわからなかった事。
PCの設定をいろいろ変えてみたり、購入先店舗にメール問い合わせした結果、「HUD-mini(ヘッドホン)使用時はオーディオプロパティ→オーディオのデバイスをHUD-miniに変更してから、音楽プレイヤー再起動、ウェブは更新で切り替える」という方法を見つけるのに2~3日かかった。
めんどいっちゃあ面倒くさいけれど、マウス操作ひとつだからまぁいいかなと。

ノイズが消えただけで十分価値のある買い物だったのだが、自分好みの音じゃないというところがやっぱり少しだけ引っかかってしまう。
しかし10万越えも当たり前なヘッドホンアンプ界でパソコン専用で場所もとらず、はじめてのPC用ヘッドホンアンプとしてオススメ商品であることに変わりは無い。

この先、ATH-W1000と相性ぴったりのヘッドホンアンプとめぐり合える日が来るのだろうか?
あったとしてもさぞや高いんだろうなぁ(哀)オーディオ関係って本当に底の無い沼……。

【国内正規品】 Audinst Mini USB DAC&ヘッドホンアップ HUD-mini/WiseTech
「現在価格は安いところだと大体12,000円でおつりが来るくらい」



audio-technica ダイナミックヘッドホン ATH-W1000X/オーディオテクニカ
「耳が小さなコンサートホールに包まれている感覚がして好きだ」



140108夢見る男のために





やしきたかじんが亡くなった。

7日になったばかりの深夜、ツイッターで知った瞬間は書かれていることが頭に入って来ず、どんどん上がってくるニュースサイトからのツイートで本当らしい事がわかって「たかじんさん亡くなったなんて嘘でしょ?嘘でしょ……?」バチーンと頭を叩かれたのとは違う、じわじわとくる衝撃だった。

『たかじんnoばぁ~』を毎週、今で言うなら「正座待機」で見ていて、歌とトークのギャップに驚いて、アルバム2枚買ったっけ。
世間的には『やっぱ好きやねん』だろうけど『東京』と『さよならが言えるまで』が好きで好きで。
この2曲とも収録されているアルバムは自分にとっての名盤。名盤と言いつつ、中古で買ったような…ほら、当時高校生だったから、3,000円は大金だったからね!

すぐにたかじんさんの歌を聴きたくなったのに、喉の奥に小石がつまったみたいになって、なぜか聴けなかった。好きな人が亡くなったときってなんで喉に小石がつまった感覚におちいるんだろう?
でも今聴いておかないと、過去の経験上このひとの歌をこの先私は聴けなくなってしまう。そう思って昔見た記憶がある、やしきたかじんと松山千春のコラボ『東京』をネットで視聴。

よみうりテレビ開局50周年コンサートの映像で初めて見た当時も思ったが、どう見ても大阪と北海道の組ちょ…げふんげふn
ふたりともこわもてなのに、とびきり甘く響く声で女歌が上手い。この謎の共通点はなんなのだろうか。

『東京』の2番で松山千春が登場、ちーさまが途中でメロディ迷子なったところにそっとサポートするようにたかじんさんが歌い始めて、持ち直したところでそっと歌うのを止める気配りと優しさを私は見逃さない。

そして7日のミヤネ屋は異例の1時間半ぶちぬき、やしきたかじん追悼特集。
私をはじめ、やしきたかじんという人間をよく知っている、わかっている視聴者はいいんだが、東日本の人はついてこれないだろうに。でも今日だけは勘弁したってください。そんな気持で、テレビではずっとたかじんの数々の武勇伝と歌が流れていた。

「宝塚の舞台に立った唯一の男性」「鈴虫の声を持ったゴキブリ」「料理番組でお気に入りの調味料“味の素”が用意されていないことに激怒。セット破壊して退場」完全にヤ○ザの所業。
そして後日、味の素から味の素1000本貰うって漫画か!多分たかじん本人見ていたら恥ずかしくて「俺の特集はもうええからもっと他の報道やれ!!」って言いそうだなぁ。

司会の宮根さんが「歌を聴くと泣いてしまうから止めて」と行っているのに、歌を止めないスタッフ、泣いてしまう宮根さん。テレビ局の悪意と善意を感じた。

ミヤネ屋のインタビューで訃報を聞いた北新地のお姉さんや男性が目を丸くして心底驚いた表情をしていた。本当に信じられない、やしきたかじんはいつまでもテレビにいて、何度でも帰ってくるひとだと、皆が思っていたのだろう。

しかし番組最後に全国ネットのお昼のワイドショー司会者と大阪市長が「たかじんさんの意思をくんでいい社会にしていきたい」って、知らない人が聞いたらどこの政界の大物かと思われるじゃないか。

やしきたかじんは歌手ですよ、タレントですよ、司会者ですよ。
“ただの”じゃなくて、“ただものじゃない”ひとだっただけで。

今夜は大阪いや、関西のいろんなバーやクラブで献杯のグラスが置かれるんだろう。


いとしさも 憎しみも
すべてすべて ぎゅっと抱きしめ
祈るように 今日も灯が
ともる東京


やしきたかじん ( CD2枚組 ) 2MK-027/やしきたかじん

「一部代表曲がニューアレンジなたっぷりベスト盤」

やしきたかじん・ゴールデン☆ベスト/やしきたかじん
「初期たかじん曲&原曲アレンジがいいという方はこちら」

TAKAJIN SINGLE COLLECTION/やしきたかじん
「代表曲をコンパクトに1枚でという方にはこちら」


その時の空/やしきたかじん
「ラストシングル。まさかの小室センセイ復活作。」

Ballad for Woman~女性のためのバラード集~/Universal Music LLC ※MP3
「MP3はこちらで。画像のアルバムが通常購入できないっぽいので『さよならが言えるまで』や『夢見る男のために』が収録されているアルバムを推しております(笑)」




20120101うまうま



新年明けましておめでとうございます

旧年中は(も)著しく更新が少なかったにもかかわらずご購読頂き本当にありがとうございました。
満足な更新も出来ないブログですがそれでも読んで下さった方、検索から来てくださった方、コメント、メッセージを寄せてくださった方の存在が私の“大きな嬉しい”であることは文章を綴りはじめた頃から何一つ変わりません。
今年もよろしくおねがいします。

平成26年 元旦 『あなたの夜を埋める物』 くましろ



昨年は本当にいろんな意味で「ヒドイ」一年でした。

猛暑で体調を崩して2週間強制夏休みくらったり、胃腸薬が手放せなかったり、下の血圧が90すれすれで薬飲み始めたり。高血圧って遺伝が大きいんですってね奥様。
あと12月の半ばもヤラれてました。激しい気候の変化は怖いです。

まぁ一番ヒドイのはアプリゲーム『ときめきレストラン☆☆☆』にハマりすぎた事でしょうか。
これさえなければ、多分ブログ更新3倍増だったと思われます(ピグカフェ熱は大分落ち着いたので)。

こいつがそれはもう、ものごっつい時間泥棒でした。無課金でほぼ遊べるのをいいことに毎日毎晩ログインしていたら、どんどんコナミがSっ気を出してきて秋あたりから「金が惜しけりゃ時間を出しな」とばかりに、ただひたすらにレストラン経営してました(ゲーム内容自体はピグカフェと似たようなモンです)。

今年の年賀状は今日ほとんど書き上げたようなもので、ブログ記事を上げるのも無理かなーと思っていましたがなんとかポストに投函、こうして読者の皆様にご挨拶もできました。
素材の千代紙がなくなってしまい柄物の方は100均のものを使ったのですが、やっぱりクオリティが低いなぁ。またちゃんとした千代紙仕入れないとな。

正月休みも今日で終わり。明日から仕事始め。ちなみに仕事納めは大晦日。でも元旦に休めるのはよいものです。よいものです←大事なことなので2回書きました。

皆様にとって今年がよい年でありますように。



20131004




PUNCH DRUNKARD/THE YELLOW MONKEY




それよりもこの愛を君に見せたい ごらんよこれが裸のボクサー
パンチパンチドランカー



9月28日限定上映のイエローモンキーのツアードキュメンタリー映画『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』
を見に行ってきた。※一部地域をのぞく。
当初見るつもりは無かったのだが、香川での上映が追加されたことと、友人が一緒に連れて行ってくれることになり、じゃあ行こうと。

音楽雑誌のインタビューなどは購入してよく読んでいたが、ミュージシャンの私生活情報に関しては歌詞や音で構築された世界以外のイメージがついて歌そのものを楽しめなくなるのが嫌で、吉井和哉の自伝も読まないようにしてきた。
しかし「現在のメンバーの姿が見られる」こと、そして自分の中ではっきりさせておきたいことがあったので、見ることにした。

ファンにとって、私にとって、パンチドランカーツアーというのは「バンドの寿命を縮めたツアー」という認識が強く、一緒に行ってくれた友人も私も映画への“不安”の2文字が拭えずにいた。
自分たちが知っている事実よりもっと辛い事実が明かされること、過酷なスケジュールの中で疲弊していくメンバーを見ること、15年間公表されなかった理由…それが何なのか?
思っていたより埋まっていく客席を見ながら、照明が落ちるまで頭の中は不安と期待でぐるぐるしていた。



※注意※
ここからの記事は、1回こっきりの視聴なので台詞などは「こういう意味のことを話したんだな」程度で読んで頂けるとありがたいです。シーンの順序などもあやしいです。40手前の記憶力ではこれが限界でした(哀)
勿論ネタバレ満載なので、これから映画を観る方、12月発売のDVDを楽しみにしている方は注意してください。





『パンドラ』は『太陽が燃えている』『JAM』でのブレイクにより、アリーナクラスのホールを埋めるロックバンドに成長したイエローモンキーが、1年間で113本、“3日に1本、日本のどこかでライヴをやっている”計算になるパンチドランカーツアーを98~99年当時の映像と、今の当時の関係者によるインタビュー、そしてメンバーの映像により構成されたドキュメンタリー映画である。

映画はアルバム『パンチドランカー』レコーディング風景から始まる。

海外スタジオでのやりとり、ジャケット撮影。そして1998年1月7日の読売新聞全面広告で113本ライヴ全日程の発表。
(映画内で「元旦の朝日新聞」と言っているのは間違い。「記憶違いもドキュメント」として意図的にそのままにしている※パンフレットより)

「CD売り上げが減少」 「自殺者増加」
「ノストラダムスの予言が当たらなかった」 「ミレニアム問題」

ツアープレライヴ『あしたのショー』での『SUCK OF LIFE』のロビンとエマの絡み映像のバックにそんな不穏な単語が流れる2000目前1998~99年のニュース。

「100本じゃなくて113じゃねえか!」と吉井和哉につっこまれたり、メンバーに見せるボード?に「あと100何本って書くのやめて」とやんわり注意された話。
映画は当時のライヴ映像や移動中、楽屋シーンはカラーで、ツアーに携わったスタッフのインタビュー、そして現在のイエローモンキーメンバー4人の映像はモノクロ。この3つを織り交ぜつつ、映画は進む。

2013年のメンバーはボーリングをしていた。
外見はバンドの頃とあまり変わらない、ヒーセなどは特に変わらなさ過ぎて驚く。

吉井→ストライク、エマ→ガーター。
次のシーンでエマは子供用のボーリングの球をすべらせる滑り台を使う、なのにガーター。
「ちゃんとあわせないとダメなんだよ」とツッコまれ笑うエマ、いや、エマちゃんに萌えすぎて思わず口を手で押さえていたのは秘密だ。
笑う悪魔は今も健在だった…こんなかわいい48歳なんて卑怯すぎる…!(メンバーの中でもギターの菊地英昭=エマちゃんが大好きなのでこれだけは書き残しておきたかったですスミマセン)

2013年のメンバーが聞く。
「なぜ113本ツアーをやったのか?」

大森社長「外タレってライヴたくさんやるでしょ?」

ざっくり要約すると「外タレをめざしていた」「外国のロックバンドみたいなことをやりたかった」これ以外の理由も勿論あるに違いないだろうが(いや、あってほしい)、こんな単純明快な動機だったとは…。
そのおかげでバンドの寿命が縮まったのか…まさに苦笑するしかない事実であった。

「パンチドランカーツアーでいくら儲かったの?」という話になり再度呼び出される大森社長。
電卓片手に「チケット代×本数……約40億円、それにグッズ代、ファンクラブ…」とメンバーも一緒になって掛け算しつつ出た合計金額は約100億円。

吉井「俺、40億も貰ってねえぞ」
エマ「なんで自分だけもらおうとするんだよ(笑)」

移動の合間の食事風景、田舎の寂れた繁華街での写真撮影の合間で看板やシャッターで遊ぶロビンとヒーセ、開演前にカメラをみつけて笑顔で覗き込んだり、膝や脚のストレッチをするエマ、アニー。
ファンが見てきた三十路ロッカーのほのぼのとした仲のよいひとコマ。

しかし北海道で写真撮影をしていたフォトグラファー有賀氏は言う。

有賀「吉井さんの表情が変わっていた。何か違うんじゃないか?っていう…」

北海道公演というとツアー9本目、前半も前半である。
この時からすでに113本への危惧が生まれていたのか…と。

話はツアーの1年前の夏にさかのぼる。フジロックフェスティバル。
世界のロックバンドの大御所が揃う面子の中に放り込まれたイエローモンキー。
海外のバンドとのライヴでの音の作りの違いや悪天候、プレッシャーの中、大成功とは言えない結果に終わる。
終了後、控え室でメンバーたちが上半身裸になって「Foo Fighters盛り上がってる~」などと盛り上がる中、シャツも脱がず、会話に加わることなくソファーに身を沈める吉井和哉。

あんな険しい表情の吉井和哉をはじめて見た。

この頃から「所詮日本のロックは外国のロックに勝てないのか?」という重い課題をひとり抱え込んでいたのかもしれない。


夏の海外ライヴが終わり、またホールツアーが始まる頃、スタッフやメンバーの『家族』にも影響が出ていた。
春にはじまり夏の海外ライヴ、そして9月に入っても休み無くツアーは続く。多くのスタッフが何ヶ月も家に帰れない。
それはメンバー、吉井和哉も例外ではなく、奥さんが精神的にまいってしまい、ツアーに同行することに。

「奥さんの面倒は見るから、吉井はライヴに集中して欲しい」

新幹線移動時はメンバーとは別の車両に奥さんとツアーディレクター倉茂氏が乗り、リハーサルやライヴ中は大森社長がそばにいて、ライヴが終わったら吉井さんに帰すという、極めて異様なツアーとなっていた。

吉井「でもあの頃俺、いいMCしてたよ?とんちの効いた(笑)」

と当時を振り返って話していたが、誰もがツアー以外の隙間の無い、過酷な日々の中で、自分のみならず身内までもが世話をかけてしまっているというのは、相当なストレスだっただろう。

そして9月の香川公演、吉井和哉はついに倒れてしまう。

ライヴを終え、舞台袖にはけた2、3歩のところでスタッフに覆いかぶさり、側のソファーに倒れこんだ。
「ただ休んでいるかもしれない、けれど…」と誰もが声をかけられない中、最初に駆け寄ったのはアニーだった。

アニー「(ライヴ中)「大丈夫?」って聞くと「大丈夫」って返ってくる、けれどあの日は「大丈夫」って言わなかった」

倉茂「中止を覚悟した。するしかないと。しかし吉井はやると言った」

当時、音楽雑誌などでツアー中に倒れて病院に運ばれた話を知ってから、「多分香川公演1日目の話だな」と私はずっと思っていた。

1日目と2日目の“差”を実際に会場で見ていたからである。

けれど1日目に歌詞をトチったとか声が出ていなかったとか歌や演奏がおかしかったという事は全く無かった。あったとしても“イエローモンキーのライヴ”というだけで当時の自分は十分に楽しめたのだろう。
ただMCが殆ど無かった事と、その時の吉井和哉の話し声や曲と曲の間のステージ上の“何か”が違うなぁ…と感じていた。
それに対し、2日目は1日目よりMCもあったし、全体的に力強さがあった。
勝手に推測するに、おそらく点滴とか打って無理やり体力回復させてたんだろうなと…。

哀愁を誘う電子オルガンの音色が響く『エブリデイ』にのせて、香川、徳島、高知…と画質の粗いステージの映像が流れる。
「絶対に1本もとばさない」と、治りきっていない身体をひきずって、地元四国を回ったのだろうと思うとひどく切なくなった。

そして当時ファンの間で大事件となったホールツアー最終日、岡山公演での「このツアーは失敗でした」発言。

クルーチーフ加藤氏「この人何言ってるんだ?思いました」
エマ「どんな顔をしていいかわからなかった」

大森社長「ただ“失敗しました”じゃなく、経緯を説明しないと、自分たちは失敗を観に来ていたのか?と、そこを説明しないと、そこは言いましたね」

大森社長の言うことは至極正論だ。
岡山で失敗だって言ったらしいという情報はその日の夜にまたたく間に全国のファンの間に流れ、「失敗という言葉は、そのままの意味じゃなくて、別の意味もあるはずだと思う」などと、友人と平日なのに夜遅くまで電話で語り合った事を今でも覚えている。いやぁ~青春だった(苦笑)

「失敗だった」発言の理由として、吉井和哉は「外国のロックバンドのような、そして若手バンドに負けない、重いセットリストを組んでしまった、でもお客さんが聴きたいのはこのセットリストじゃないだろうなと…」
そしてその迷いの果てがあの“失敗発言”だったという真意をやっと知ることが出来たわけだが、確かに言葉が足らなさ過ぎる。

この理由を聞いて、吉井和哉というひとは隠すことは出来ても嘘がつけない人なんだろうと感じた。
週刊誌に暴露されたことはあっても、結婚して子供がいることは公式からは一切公表されなかった、事務所側からも止められていたらしい。
けれどバンド活動中に、吉井和哉本人から「結婚してません、子供いません」と言っていた記憶は無い。


吉井「1月の、秋田の雪景色ね」
メンバー全員の言葉が、表情に柔らかさが消える。

大森社長はスタジオエンジニア希望だった彼を「いい経験になるから」とアリーナツアーの音響スタッフという慣れない仕事に就かせた。
年が明けて99年1月最初のアリーナツアー、群馬公演、奈落※ステージにおける床下よりも深い舞台の底。から落ちそのまま帰らぬ人となった。

慣れない現場への出向を指示し、「もう一度、前橋へ行って“何も起こらない”とわかれば乗り越えられただろう。けれど、バンドが解散してしまったから…(心の整理がつくまで)12,、3年かかった」と大森社長。
現場での上司だった加藤氏は「あの時から自分にとって(パンチドランカーという)ツアーは止まってしまった」。
そして最期を看取った倉茂氏、「彼の最期の言葉は?」の問いにまぶたを閉じ長い時間をかけて搾り出した声。
各々が責任者として、大切な仲間として、スタッフを守れなかった悲しみと苦しみがスクリーンに満ちていた。

それでもツアーを止めるわけにはいかない、予定通りアリーナツアーを続けた。
季節は冬から春に変わろうとしていた。


3月10日、横浜アリーナ。

吉井「横浜で聴くこの曲はいいねぇ」

楽屋でジョー山中の『ララバイ・オブ・ユー』が流れる中、他のメンバーも衣装に着替えたり、エマとヒーセはツアースタッフからのサプライズの寄せ書きをじっくり読んだり、各々が開演までの時を待つ。

帰宅してから調べてみると、『ララバイ・オブ・ユー』は映画『戦国自衛隊』のテーマ曲だった。
15年経った今でも、パンチドランカーツアーのスタッフが“戦友”だと倉茂氏も加藤氏も話していた。
あのツアーを乗り越えてきたからこそ、今もつながっているスタッフがいて、この仕事を続けられているのだと。

ここから画面が鮮やかになり、スクリーンいっぱいの高画質で『ROCK STAR』が流れはじめた。


ロック・スターになれば羽根が生えてきて
ロック・スターになればたまに夜はスウィート


名実ともに日本のロック・スターとなった彼らにとって、「たまに夜はスウィート」の部分が皮肉のようにも聴こえる。
高画質のせいで、化粧が落ちた肌の荒れもよく見えてしまう。
ステージを駆けまわり歌う姿はビデオで見たあの頃より鮮明に、ぼろぼろに映し出されて痛々しい。

そして『SO YOUNG』。

「パンチドランカーツアーのせいでバンドの寿命が縮まった、けれどこのツアーが無ければ『SO YOUNG』という名曲が生まれなかっただろうな…」この曲を聴いた時から、そして現在もこの思いが私の中でずっとあった。
ツアーがもたらしたもの、奪ったもの、知ったばかりの真実のなかで聴く『SO YOUNG』の一節一節が突き刺さって、涙腺がじくじくした。

113公演全てが終わり、観客席を背景にメンバー4人が肩を組み、写真を撮る。
メンバー、少なくとも吉井和哉は達成感で喜びがみなぎる、そんな充実した姿ではなく、精も根も尽き果てて、やっと終わりの地にたどり着いて安堵する旅人のようだった。

スタッフロールでライヴ音源の『パンチドランカー』が流れる。
スタッフロールが終わったところで、各地での『パンチドランカー』ライヴ映像が次々と映され、「そういえば1曲目でいつも赤いサングラスかけてたよなぁ」と一瞬、懐かしくなった。

ラストシーン、モノクロ、ボーリング場で吉井和哉が投球、映画は終わった。


「得たものよりも、失ったものが大きすぎて」
「ロックンロールはそこまで幸せな時間をあたえてはくれなかった」

15年間の封印を解かれ、私たちが見ていた熱狂と興奮の記憶の奥に隠されていた記録、それはイエローモンキーというロックバンドがパンチドランカーになっていく姿だった。
予想以上の苦痛をともなったツアーだったことを知った。
だけど、それはやっぱり、幸せな時間だった。もし「あなたの20代の頃幸せだった記憶は?」と問われれば迷うことなくイエローモンキーのライヴを上げる。

自分の心のうちをごまかしてまでバンドを続けられるほど吉井和哉は器用じゃなかった、そんな彼をヒーセも、エマも、アニーも、メンバー全員が『THE YELLOW MONKEY』というバンドを大切に想っていた、それはスタッフも同じだった。
彼らが挑んだ無謀なツアー、その113分の4公演の記憶を、そしてその記録を大切にしていきたいと感じた。
まだ動揺は残っているが、ドキュメンタリー映画としては素晴らしい作品だった。



誰にでもある青春 いつか忘れて記憶の中で死んでしまっても
あの日僕らが信じたもの
それはまぼろしじゃない

SO YOUNG!!



誰がなんて言っても、これからもずっと君が好きだよ。



パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE(.../THE YELLOW MONKEY

「DVD初回特典ライヴDVDが付はこちら」


パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE .../THE YELLOW MONKEY

「ブルーレイには初回限定特典が無いという罠」

PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99 FINAL 3・10横浜アリーナ [DVD]/THE YELLOW MONKEY


SO ALIVE/THE YELLOW MONKEY

「映画に出てきた重要なライヴシーン音源収録。このアルバムを今になってヘビロテするとは思わなかった(笑)」









機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]/冨永みーな,古川登志夫,池水通洋



実写版『パトレイバー』は完全オリジナル新作!ドラマ&映画で展開! 真野恵里菜、筧利夫、千葉繁らが出演
http://www.cinematoday.jp/page/N0056641

パトレイバー実写化キャスト発表 主人公は真野恵里菜 - BIGLOBEニュース
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0925/ori_130925_6300129974.html


パトレイバー新作は押井守監督の完全オリジナル「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」
http://gigaz.in/19CTNLY



先日発表された実写版パトレイバーのキャストと展開についてツイッターでつぶやいたごにょごにょをまとめてみた。

原作(漫画&アニメ)ファンとしては声優の千葉繁さん出演で盛り上がらざるを得ない。
下手するとそこしか見えないくらいの配役。
なぜかというと、漫画&アニメに「シバシゲオ」という整備班の人間がおりまして、名前を見たとおり、声は勿論ビジュアルもモデルはチバシゲさんだよ、っていう。
原作ファンがある意味一番安心に楽しめる点かもしれない。パトレイバーの良心。

前情報で名前は出ていたが、やっぱり筧さんが後藤隊長ポジか。「昼行灯」という言葉はパトレイバーで覚えました。
名台詞「みんなでしあわせになろうよ」は性格的に出てきそうだけれど、知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない「子供ころころ生んじゃって~」は別に後藤田隊長に言ってもらわなくてもいいです。

しかし総監督の過去のパトレイバー関連のお仕事っぷりを全て見た訳ではないけれど、見る限りメインキャスト(主人公の明たち若手)を放置して後藤田隊長まわりや敵キャラに重きを置く傾向にあるので、名前を微妙にもじったオリジナル二課がちゃんと活躍できるのかがすごく不安だ。

監督「アニメとどう近づけるか、25年間付き合ったファンとどう向きあっていくか…」

原作ファン放置は無いと信じてよいのだろうか…。

監督「新しい世界観が必要。初代の活躍はアニメで散々やったので伝統を受け継いだ新しい二課をつくってみた。」

本当に“つくっただけ”だったらどうしよう(汗)

「2014年春より48分×12本を7回」そんなにやれる話あんの!?
食料調達のために魚釣りしたりトマト育てたり、唯一近くにある食堂の出前で食中毒にかかって特車二課壊滅する日常系の話はあるのか?いやむしろそれがないとパトレイバーじゃない。

まぁもっともお仕事の方は「交通整備で車どかす」「レイバー乗った酔っ払いを止める」「彼女にふられてレイバーに乗って街破壊の男説得」みたいな事件がメインの部署だからな。
※わかりやすく説明すると「レイバー=手足のついたクレーンやブルトーザー的な工業用機械に乗って暴れる警察24時的な庶民派?事件」だと思ってください。

一番の不安だった登場人物設定は3代目(原作の野明たちが初代)で実写版のオリジナルキャラだが、名前が初代(原作)の名前をちょっと変えただけ。
ちなみにツイッター上では実写版パトレイバーで主人公の名前が泉野 明(いずみの あきら)で原作の泉 野明(いずみ のあ)と字が同じなので混乱するファン続出。 なぜ野明だけそのままにしたし?

実写版公式サイト に載っている3代目のキャラクターを見る限り設定は悪くないんじゃないかなーと思う。
初代二課と比較される3代目たちということだけれど、遊馬ポジの佑馬の設定を見ると、遊馬の「レイバーに詳しい篠原重工の次男のボンボン」と比較されるのが一番気の毒な気がする。

とりあえず千葉さんのシバ班長(名前間違っていないか久しぶりすぎて不安になる)とイングラム見たさにファンは劇場に足を運ぶだろうなあと。そして劇場長編の前の12話分はテレビやネット配信は無いの?もうね、10代の頃にハマって大好きな作品だったからすごい落ちつかないんだよー!

いろいろ不安はありますが、千葉さんと“実写版”イングラムのためにファンは劇場に行くしかないという感じがする。


番狂わせ 警視庁警備部特殊車輌二課/押井守
「実写の登場人物の微妙な名前改変は原作があったのか…。レビューを読むと不安になるな。」


機動警察パトレイバー 全巻セット (小学館文庫)/ゆうき まさみ

機動警察パトレイバー 25周年メモリアルBOOK/著者不明



機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]/冨永みーな,古川登志夫,大林隆介

「劇場版2の後藤隊長の格好よさと主役の野明たちの脇役っぷりが異常(苦笑)だが現在でも見劣りしない屈指の面白さ」





あなたの夜を埋める物


先日、高松へ買出しに言ったところ丸亀町グリーン でおもしろいことをやっていた。

丸亀町グリーン×草間彌生
http://www.mgreen.jp/special/index_1307k.html



高松の商店街、丸亀町グリーン内に草間彌生の作品展示記念とのこと。
現代美術にはあまり詳しくないのだが、草間彌生というとおびただしいほどの水玉で覆われたぶっとんだ作品で有名な方である。

記念コラボとして丸亀町グリーンの飲食店がさまざまな水玉模様の限定メニューを提供しており、なかなか面白い。
その中で私が購入したのは、大好きなフロレスタドーナツのコラボドーナツ。


あなたの夜を埋める物


「チョコやクリームでデコレーションしたどうぶつドーナツと比べて作るのぶっちゃけ簡単だろうな」などと失礼な事を考えつつおいしく頂いた。
いや、水玉といってもただチョコを点々とつけるのではなく草間彌生独特の水玉サイズや配置に神経を配っているのかもしれない。それでもかんた…ゲフンゲフン。

もともと香川県は現代建築の大御所が設計した建物などが点在していて、ごく一部の建築デザインファンや関係者だけが知る…という地。
そこで過疎化が進む島々や地域をアートで盛り上げようという『瀬戸内国際芸術祭』 がはじまり、現在では開催年にはガイドブックが何種類も出版されるほどのイベントに発展している。

香川県というところは基本うどんが大ブレイクしなければ何も無かった地である。この地で生まれ、育った者として「香川県のいいところは?」と聞かれても困ってしまう。
しいて言えば「空が広い、海が近い」。そんな土地はいくらでもあるという話だが、春から夏の水不足を心配するほど雨が降らない「日本の地中海」なので、雨のじめじめが苦手な方にはおすすめかと。

瀬戸内の昭和で時間が止まったような島々に自由で色鮮やかで斬新な芸術作品はとても映えることだろう。
青い空と海、白いうどん。そしてさまざまな想いがこめられたアートの数々を見て触れて「空が青くて海が広がっていて、ただそこに居る自由な時間」そんな夏とを過ごしてみるのは如何でしょう?


美術手帖 2013年 07月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる.../著者不明

美術手帖 2013年 03月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐ.../著者不明


あなたの夜を埋める物-130731



2013年、何も記事を書かなかった夏、by J-WALK←ちげえよ。水出し紅茶にハマっている。

水出し紅茶とは、お湯ではなく水に紅茶のティーバッグや茶葉を直接入れて冷蔵庫で一晩(6~8時間※茶葉の種類により時間は変わる)寝かせる抽出法。
去年はペットボトルにむりやりティーバッグをねじこみ作るという荒い方法で水出し紅茶を堪能していたのだが、今年はルピシア というお茶専門店も出来たことだし、夏の福袋で大量に紅茶と道具一式をを購入し、ワンランク上の水出し紅茶ライフを目指してみた。

毎年夏と冬に「価格の2倍」の商品が必ず入っているというルピシアの福袋から、ノンフレーバー(香り付けなどしていない普通の紅茶)が10種類入った一番安い3,000円の福袋を購入。

中身はこちら。ちなみにお値段の方はちゃんと販売価格の2倍分の商品が入っているとのこと(ルピシア 福袋で検索すると計算してくれているブログが結構出てきます、ありがたい)。

福袋の中身はこちらの10種類。


ダージリン・ザ・セカンドフラッシュ
クイーンズベリー
キャメロンハイランド
キームン・クイーンズホープ
ニルギリ
イングリッシュブレンド
ハブジャンパルパッド
ベルエポック
アッサム・カルカッタオークション
スリランカ ~光り輝く島~

これら10種類の茶葉50g入りの10パックが3,000円。
茶葉5gで5~600ccの紅茶が作れる。氷やミルクを入れる入れないにもよるが、350ccより多め?のグラスで3杯飲める量。

毎日夕食後に茶葉を決めてドラッグストアで一番安いミネラルウォーター(2L\68)でルピシアで買ったハーフピッチャーに仕込んで冷蔵庫で一晩。
このらくちんさが私の水出し紅茶ハマり度を加速させている。茶葉の量も最初に5gがどれくらいなのかを記憶しておいてあとは目分量、気分やストレート、ミルク、レモンのどれを飲みたいかによって茶葉を選び、一晩寝てれば上質なアイスティーが出来上がっているのである。なんという贅沢!

福袋が届いた日「明日から優雅なティータイムだぜ!どの茶葉から行こうかな迷うわあ」とテンションMAXだったところに「開封した茶葉の袋の封をする道具が無い」という事実に気づいた。
ルピシアでは『茶パッチ』と呼ばれている10センチほどのクリップで、スナック菓子とかの封をするプラスチックのアレである。
せっかくのいい紅茶を輪ゴムでとめて保管などという乱暴なことはしたくない=クリップを買わなくては=近所の店にそれらしきキッチンクリップが無い=次(1ヶ月後)ルピシアに行くまでおあずけ。

「そんなのいやああああ( ;∀;)」とちょっとした絶望をツイッターに綴っていたところ、ルピシア福袋の先輩でもあるブログ&ツイッターのフォロワーさんから

「うちに茶パッチ余ってますから送りましょうか?」
「え!?いいんですか」
「おまけでついてきたものなんでいいですよー」

ということで、ルピシア公式商品、茶葉の香りを守り、湿気から守る茶パッチ3個入りを郵送して頂いたのだ。
うちのブログつながりの方々は神か。これが無償の愛…かうぞうさん本当にありがとうございました。

とりあえず、現時点で3種類の水出し紅茶を日替わりで飲んでいる。

『ダージリン・ザ・セカンドフラッシュ』は「紅茶のシャンパン」と言われるだけあって、ストレートでちょっと甘くして飲むのが一番美味しい。すっきりしてさわやかな香りにうっとりする。
『クイーンズベリー』はストレート、ミルク(豆乳)どちらでもいける万能なセイロン紅茶。
『キャメロンハイランド』は紹介文のとおりミルクティーにぴったりの甘味と濃さがしっかり出る紅茶。茶葉を多めにするとなおうまし。ストレートでも甘味があってなかなかおつである。

まだまだ自分の飲んだことの無い茶葉がたくさんあるので、自分の定番が見つけられればいいなと思う。

目覚めにいい塩梅にできあがったキリっと冷えた水出し紅茶をくーっと飲む、おやつ時に豆乳でソイティー、夜仕事終わりの体と頭を紅茶の香りでほっと一息、というのが今の自分にとってものすごく贅沢で、今夏の楽しみになっている。


7月31日発売のイエローモンキーファン選曲ベストアルバム(タイトル未定)収録楽曲決定しちゃいましたな。


1 悲しきASIAN BOY
2 パール
3 太陽が燃えている
4 プライマル。
5 WELCOME TO MY DOGHOUSE 2013
6 追憶のマーメイド
7 BURN
8 SPARK
9 楽園
10 真珠色の革命時代~Pearl Light Of Revolution~
11 SO YOUNG
12 天国旅行
13 SUCK OF LIFE
14 花吹雪
15 JAM
16 バラ色の日々

※16位以下の順位など詳細はこちら

16位からカウントダウン順に収録。やはりバラ色入りましたかしかも1位。
個人的には自分が票を入れた『WELCOME TO MY DOGHOUSE』と『追憶のマーメイド』が残って嬉しい限り。
だが気になるのは『WELCOME TO MY DOGHOUSE 2013』。

「2013?にせんじゅうさん??」その正体は、22年前のマスターテープをもとにメンバー、そして吉井和哉プロデュースによるリミックスバージョンで収録とのこと。
『ロマンティストテイスト2012』 みたいなんになるんかな…ともあれ「イエローモンキーとしての音楽活動」が行われたという事実がまず嬉しい。

ただ、残りの1曲は無理だったがな…。
ねぇ、公式さん、イエローモンキー公式ツイッターさん?


薔薇娼婦麗奈の
どの辺が急上昇中だったの?



タイトルから歌詞から何から何まで絶対に入る訳がないだろうと思っていたこの曲が公式ツイッターの中間発表でぐいぐいきてまっせ!などとつぶやいたので貴重な3票のうちの1票を入れた結果が37位だよ!
いいよ、あのめくるめくバンドネオンとギターのからみはアルバムで自分で聴くよ…嗚呼、麗奈あああ!

1枚のアルバムとして前半景気のいい曲が続いて後半しっとり、どっぷり(主に『天国旅行』)そして感動的な『JAM』と『バラ色の日々』で締めるという悪くない並びだなと思う。
ただ、イエローモンキーファンの全てが納得するファンベストでは無いだろう。どうしたって、ひとりひとりの「好きな曲」が16という枠で収まるはずがないのだから。

投票開始前は「アーカイヴDVDのおまけベストな」とか「写真付き投票なんてハードル高けーよ」などとぐちっていたのだが、終わってみれば、ニコ生を見てPCモニタの前で「イエッサー!」を右腕を振り上げ、ツイッターの中間発表に一喜一憂し、数年ぶりに自撮りをし、まんまと3曲投票してましたと。
笑いたければ笑うがいいさ!

見事にコロムビアレコードに踊らされた約1ヶ月であった。祭りは外から眺めるより参加したほうが楽しいものよん♪

 

ファン選曲ベストアルバム(タイトル未定)[初回盤 CD+DVD]/THE YELLOW MONKEY

 

ファン選曲ベストアルバム (タイトル未定) 通常盤 (生産限定商品)/THE YELLOW MONKEY





 


本日24日22時から“また”ニコニコ動画でイエローモンキー24時間特番をやるそうで。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv135592595?ref=tim&zroute=index

そしてこの特番は7月発売予定のファン投票によって収録曲が決まるベストアルバムのための特番でもあるらしい。
http://columbia.jp/theyellowmonkey/vote/index.html


ファン投票…去年のニコ生24時間時に公式でやってたよね?またやるの!?
去年の投票で自分が何を入れたか1年前の記事 で確認してみたが、アバンギャルド以外マザーベストに収録されているのでもういい気がする。

そして今回のベストアルバムのもうひとつの目玉として、投票者の顔写真を「フォトモザイク」という手法でアルバムアートワークに使用とのこと。
自分の顔の掲載サイズによって「1ミリ程度なら顔写真OK」というファンと「判別できないほどのちっせえならいいや」というファンと両方出てくることうけあい。ファン心理複雑すぎる企画だ。
「それ以外にも使われるカモ?」となるとますます敬遠してしまうファンも少なからずじゃなかろうか?

私個人としては「自分がメンバーの一部になるのは面白そうだが、載せられるレベルの顔面じゃないから使わなくていいよ…」ってほら複雑な心境だよ。

収録が決まった曲がちゃんとリマスタリングされるのはちょっと魅力的だが「こちとらオリジナルもベストも全部持ってんだよ、そんなにベスト盤商法にそんなにホイホイ乗っかってられないわ」とスルーも検討……

『5/20~6/20の1ヶ月間、THE YELLOW MONKEYの全楽曲を対象とした人気投票を行い、
選ばれた人気上位楽曲10数曲をリマスタリング音源で収録。
さらに、投票した全てファンの写真でアルバムのブックレットを完成させるという、
ファンが作る究極のベストアルバム。
初回生産限定盤DVDには、バンド史上初のTV出演アーカイヴ集を収録。』

※ニコニコ生放送説明文より抜粋。




初限にTV出演アーカイヴDVDだと…(・言・)
コロムビアきたない、
きたないコロムビアレコード。



TV出演の映像といえば、大ブレイクしていなかったのにほぼノーカットで演奏され「金曜8時のお茶の間を真っ赤に染めた」と一部で伝説のミュージックステーションの『JAM』や、「ブレイク来たぜ!」の頃になにがどうしてこうなったのか未だにわからない、“吉井和哉、青のワンピースで熱唱”のHEY×3の『楽園』とか期待しちゃうじゃないですかー。
やだもー買えばいいんでしょー(あきらめた)。

去年のニコ生24時間特番は、視聴者みんながイエローモンキーが大好きで一緒になって盛り上がって、つながって、本当に楽しい、幸せな時間だったので、今回も期待したいところだが、流すモノが基本同じとなると前回ほどの盛り上がりが期待しづらい…。

番組内で上記のベストアルバム投票もどきができるとかできないとか?という話もでているので、ベスト盤に投票予定の方は放送で全曲おさらいして投票曲を絞るのもいいかもしれない。
でもベスト10に入りそうなあらかたの人気曲はこれまでのベストに収録済みだろうから、ここはあえてマイナーどころに投票しまくって全アルバム所持ファンでも購入して惜しくないベスト盤をつくりあげるというのもいいんじゃないかと思っているのだが皆様どうでしょう?

『Bunched Birth(バンチドバース)』楽曲も投票可ならば、リマスタリングした『WELCOME TO MY DOGHOUSE』とか聴いてみたい。バンドの始まりと終わりを飾った曲でもあるし。
そして『バラ色の日々』が入ってくると真面目に予想してみる。
だけど『聖なる海とサンシャイン』や『フリージアの少年』なんてちょっと斜め上な選曲だと私は嬉しい。
『DONNA(ドナ)』…はないか、さすがに。

 

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「初回盤と通常盤の価格差に注目。実質初限DVD付の方を売りたいんですねわかります」