THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017に行ってきた。
ファンクラブ優先で2DAYSのチケットを取ったのが4月。気が遠くなるくらい長かった。
勿論そんな先の予定なんて皆目わからないし、12月というのもあって、公演近くにチケットを公式トレードに出すファンの方も多かった。
ただ私は「25周年で東京ドームでしょ?行くしか無いじゃない」の一択。
東京ドームに行ったのは解散を発表したあの年、サプライズでメンバーが登場し、演奏された「最後の『JAM』」を聴いたあの日以来だ。
1日目はアリーナエマちゃん側でステージも花道もメンバーが3~4cmサイズで見られるかなという良席。
2日目は3塁側でヒーセ側の1階スタンド席。1日目とは違ってドーム全体が見渡せる席。
薄々気づいている方というか友人がいると思われるが、1日目は「肉眼でエマちゃんを見る」に重きをおいているので、他のメンバーの動向についてほとんど書けません。
かといって1日目のエマちゃんについて細かく書けるのかというと、終始夢心地で「えーまちゃああああん!」と叫んでいただけなので、くれぐれもこのレポのようなものに期待はしないでください。
セットリストがほとんど変わらなかったのと、残念な記憶力のため、1日目と2日目が入り乱れた内容になっているので、ご了承ください。
2日間とも、グッズは既に事前購入していたので、余裕をもって入場。
会場外の人混みの中、入場ゲート案内時「会場内に入れるのはチケットを持っている方だけ、チケットを持っている方だけが『楽園』に行けます!」といった曲名や歌詞を絡めた小粋な警備員さんのアナウンス。
メインステージのモニタに公式サイトで流れていた秒数表示のカウントダウンデジタル時計が映し出され、アリーナ席センターブロックを囲む形で、ステージと丸くつながった便座型花道の最先端に照明で青紫やピンクでうごめく模様が移された大きな卵型バルーン。
開演時間が迫るにつれ、卵の殻が少しづつ割れて剥がれていく。
そしてゼロになってステージに赤にメンバーと思わしき4つの黒い影が映し出されて会場が一気に盛り上がる。
皆がステージに視線を向け、集中した瞬間音が鳴ったのは後ろから、う、後ろ!?
巨大な卵がたまごアイスの風船みたくてっぺんからきれいにぱあんと破けてイエローモンキーの4人が現れた!
「WELCOME!!」
WELCOME TO MY DOGHOUSE
慌てて後ろを向くアリーナの観客。メカラウロコ8のラストで「普通の野良犬に戻ります」そしてSUPER JAPAN TOURでは「ちょっとSUPERな野良犬になって戻ってきました」と言ってライヴのラストでぶち上がる曲を、まさかの1曲目に持ってきたぁあああ!
だが背中しか見えない(笑)
私はアリーナ席な~の~に~ あな~た~の~背中だけを見て~♪まいりるらぶ
パール
2曲目の『パール』もたまごステージから続けて演奏。
演奏後、花道ステージを前に右側を菊地兄弟、左側にロビンと伯父もといヒーセがゆっくりと観客に見守られながらステージへ。
そして真っ暗だったステージからピアノの力強い音が鳴る。
ロザーナ
過去から現在、そして未来へ。あたらしい世界へTHE YELLOW MONKEYが誘ってくれるような、祝祭の歌。
衣装がわかったのだが、ロビンの黒地にスカジャンほどリアルじゃない虎が描かれたジャケットにカタギ感の全く見られない謎の迫力を感じる。
エマちゃんも黒地に花柄のスーツ。ああ麗しい。言葉なんていらないロウソクの炎~♪(by 『GIRLIE』)
おしゃれ番長ヒーセは紫を基調としたスーツ、アニーはタンクトップ、シャツ、パンツのいつもの3点セット。ベーシックコーデながらも、素材の質感や色味で変化を出していますね←何の解説だ。
ところでロビンのモンキータンバリンが好きなファンの方は居ますか?私はとっても好きです。
スナック(だっけ)バイト時代に培われたかもしれないテクニックを駆使し、大きくてきれいな指で軽やかにシャンシャカシャンシャカ鳴らすさまが素敵☆
嘆くなり我が夜のFantasy
まーさーかーのー嘆くなりぃ!?予想外の選曲だった。
PVのロビンがむちゃくちゃ格好いいので皆見てみるといいよ。
I Love You Baby/TVのシンガー
唯一2DAYSでセットリストが違ったのがここ。
メカラウロコ8では「なんでこ~うなるの!」と平成生まれいや、昭和生まれでも知っているか危ういギャグで締めくくられた『I Love You Baby』。今思えば、本人たちも「なんでこうなっちゃったの?」みたいなところが当時あったのかな?再び東京ドームで演ることになにか意味があったのかなと考えてみたりした。
サイキックNo.9
1日目の『I Love You Baby』に続いてメカラウロコ8を彷彿とさせる選曲。
「やはりメカラ8のリベンジを意識しているのだろうか」と考えたが、2日目にWOWOWスカパーの中継が入っているので『TVのシンガー』だとしたら、もうそこまでこだわっていないのかなと思いはじめる。
SPARK
モニタ3面にメンバーが映ると、両端白い稲妻が走るのだが「初期のプリント倶楽部」感満点(笑)
天国旅行
幕が降りて電子顕微鏡で蠢くアメーバのような影を通してメンバーが見える、背景は砂嵐、たまに砂嵐にメンバーが映る。真正面のSUPER指定席くらいじゃなかろうかというくらいにステージが全く見えない。
しかし目の前にメンバーが生演奏をしているのに目を閉じて音を聴くというのもライヴの贅沢な楽しみ方なんじゃないかと前向きに楽しむことにした。
真珠色の革命時代~Pearl Light Of Revolution~
砂嵐の幕が上がり、上段に一列に並んだストリングスお姉さま方登場。スクリーンには大海原に沈む夕陽、横切る鳥の群れ。
今回のセットリストは後半に演奏される曲が前の方に来て「後半にはもっとすごい曲が用意されているのか、はたまた……?」という予感をさせるものがあった。
歌が終わりストリングスの演奏の中、ゆっくりと海に日が沈み夜になる映像が美しかった。
Stars
ピンクの電子回路のような照明が縦横に走り、ピコポコ♪の音色で「あ、これ『Stars』の音だ」と分かった。
ここでメンバーがお色直し。
ロビンの無地の白の光沢のあるジャケット姿、パーマヘアと合わさって西城秀樹みたいだった。
ヒーセは襟元はスパンコール?ギラギラだけど紫1色上下でおしゃれ番長。
アニーは1日目は青のギラギラパンツだったのだが、2日目はタンクトップもシャツもパンツも全身「アルミホイルなのかい?」で眩しくて目が眩む。
そしてエマちゃんはクリーム色に襟は黒地に1輪の赤い花刺繍、全体に花柄のスーツ。
SNS等で「六花亭(の包み紙)みたい」という感想が多く見られたのだが、「六花亭って知名度高いんだな……」というどうでもいい感想はさておき、ヴォーカルより確実目立っているギタリスト。特定班によると、ブーツも含めGUCCIのお衣装だそうです。
ドームのために作られた曲というのもあって、エレクトリックなレーザービームな照明から音からまさに「ロックのパーティー」だった。花道のラインにも2色交互の光がパパパパッと囲んでスタンドから見て本当にきれいだった。
SUCK OF LIFE
スタンドマイクぶん回しキターーー!最近のサックはショートヴァージョンが主流。
今回はドームのデカさもあってか、花道にヒーセとエマが左右入り乱れて少しでも多くのファンの近くへ行く、見られるようにしてくれていたと思う。絡みが無くても満足です。あっても勿論満足ですが。
バラ色の日々
1日目のロビンのMCでは「17年間、みんなも色々あったでしょ?」の言葉に解散して以来の過去の出来事が浮かんできて、ねぎらいの言葉のように感じて、涙腺がじくじくした。
ファンクラブ名も含め、バンド不在の時間で『JAM』に次ぐ「THE YELLOW MONKEYとみんなの曲」に育ったんだなぁと感じた。
太陽が燃えている
「卵から出てきたTHE YELLOW MONKEYを強火で焼きます」
何を言っているのかみんなわからないとは思うが、私もわからない(笑)
演奏中に客席から歓声と笑いが混じった声というものを初めて聞いた。3面スクリーンに太陽じゃなくてロビンが、アニーが、ヒーセが、エマちゃんがごうごうと燃えさかる火の中で歌って演奏している映像が入るのだ。
2日目では花道に出てきたロビンが「ヒーセが!俺が!燃えている」とスクリーンに向かって言っていたが、こちとら腹筋を鍛えたい訳じゃないんだ(笑)
あの初期のプリント倶楽部のようなチープな合成画像のような「炙りイエローモンキー」は今思い出しても笑う。
ROCK STAR
もう言葉はいらない盛り上がりナンバーでしょう。
チュッチュッチュルッ♪しまくった記憶しかないです。
MY WINDING ROAD
花道の一番先頭どセンターで暗闇の中、フライングVが発光
エ マ ボ ル タ 様 降 臨
今回の電飾ギターは白だけではなくピンクやブルーにも光る光る。1日目はメインステージなど殆ど見ず、あんなに長くエマちゃんの後ろ姿を見続けたのは初めてだった。
アリーナ席から右側花道にゆっくり回って来る殿の指から発せられるセクスィービームを3度、こちら側におみまいしてくださったので、これからも嫁にも行かず一生ついていきます(迷惑な)
欲を言えばミラーボールは映像じゃなくて本物がよかったな。
LOVE LOVE SHOW
「世界のお姉さんー!!」
花道に現れた世界の国のスタイル抜群のモデルのお姉さんたちが20名ほど続々と登場。花道にぐるりと並ぶ。
ステージはというと、両端に空気で膨らませた巨大な真っ赤なヒールの女性の生脚、真ん中のモニタには真っ赤な薔薇が咲き誇り花びらが舞い散るというバカバカしいこと富士山のごとくである。
ロビンが世界のお姉さんたちに寄り添ったり、見つめ合ったり、帽子をひょいと取って隣のお姉さんにかぶせたりしながら歌うのだが、この姿を見て「まだサザンの桑田さんの域には到達できないな」と感じていた。
あの笑顔は世界の美女たちに余裕のちょいワル親父でも、デレデレしているのでもなく、ステージ上で美女と絡むのにいまひとつ絡みきれない、終始余裕がない照れ笑い、ごまかし笑いだと私は踏んでいる。
左半分のお姉さんまで間に合わず、曲が終わりかけて、お姉さんたちが花道から捌ける中急いでステージに戻るロビン。2日目冒頭で言った「(ドームライヴの)勝手がわかった」とはいったい……。1日目の方がまだちゃんとしていたよ(笑)
プライマル。
2番に入ったところでTYMS名物エマちゃんドアップ両親指ネイル見せ。柄は勿論3PUピックを加えてカメラにぎゅーっと近づいてネイルを見せたところで唇に挟んでいたピックをぴっ、と摘んでそのまま後ろに下がって颯爽と演奏再開する動きの無駄の無さよ(うっとり)
『プライマル』も悲しい思い出の歌から、復活の嬉しい歌として受け入れられていたなぁ。
ALRIGHT
ライヴの盛り上げ曲として定着してきたなあという感がある。
ただ1日目の特に後半の歌詞間違えが多かった。2日目中継入るのにどうなるんだろうと勝手に心配していた。
後にロビンが語った「50歳の東京ドーム」とはこういうことなのかな。
JAM
1日目も2日目も今回のドームのベストアクトに上げたファンが多かった『JAM』。
2日間聴いた者としては1日目がより素晴らしかった。
何度も何度も聴いて食傷気味になってもおかしくないはずの曲が、こんなに胸にせまって、切なくて震えたのは、「最後のJAM」で消えてしまった私達ファンの記憶、そして何よりメンバー、ロビンこそが大きなかさぶたを今回のドーム公演1番の目的だったのではないだろうか。
2日目の「(観客皆ではなく)ひとりひとりのために歌います」と言って5万人の中のひとりにちゃんと届いたのだからすごい。
SO YOUNG
「バンド解散の引き金になったツアーが無ければ生まれなかった名曲」として、好きなのだけれど、私の中で少しだけちくりとする曲。
再集結からのライヴではロビンがギター持って弾く姿が少なくなった感があったので、ラストのエマちゃんと向かい合ってのツインギターは音色込みで胸がじんわりした。
砂の塔
間奏のヒーセのベースの部分が2回繰り返されて長かったのがドラマチック感が増していた。
モニタの映像が砂嵐に懐中時計だったのだが、初期のプリント倶楽部感。
BURN
ここで『炙りイエローモンキー』を出さずにどうする。
悲しきASIAN BOY
ステージの端から端までに映し出される『THE YELLOW MONKEY』に「イエッサー!」で打ち上がる花火、そして大量の紙吹雪が噴射され、時間差で私のところへゆらりゆらりと降り注ぐ。
17年前、メカラウロコ8大阪ドーム(現・京セラドーム)あの日アリーナ席で見た同じ景色が頭上に広がっていた。
THE YELLOW MONKEYの音楽に満たされた満開の桜のような紙吹雪の中にまた自分がいられるなんて、夢にも思わなかった。なんてしあわせなんだろう。
2日目はスタンドから見る5万人のワイパーが壮観だった。
最後、メンバー全員が花道をぐるっと歩いて観客の歓声に応える。
両日ともアニーが花道やステージで両腕で海水をすくってかけるような動きで「わしょ~い」みたいな「うわ~っ」みたいな、なんて呼べばいいかわからない動きで、会場を煽っていた。かわいい。
ヒーセは両手でバイバイしてくれたり、花道をギャルの如くキャピキャピステップ「老いてますますお盛ん」が別方向に行ってしまったのだろうか(笑)でもベースは最高に格好よかった。
2日目は1日目には出てこなかったキーボードの鶴谷さんもメンバーに押されて5人で花道を回ったのだが、ファンの歓声に合わせてメンバーは笑顔で腕を上げて応えているのに対して、少し戸惑っているような、困ったような、でも嬉しそうな?肘の高さで、指を閉じた手のひらで控えめなバイバイをする鶴谷さんがかわいかった(胸キュン)
最初は先頭を歩いていた鶴谷さんもだんだん後ろ後ろへと下がってしまうのだけれど、そんな鶴谷さんの後ろには気がつけば見守るようにつかず離れず歩くエマちゃんがいて、殿の優しさライセンスAAA級を見た。
再集結まで歌われることのなかった『プライマル』で、THE YELLOW MONKEYと「さようなら ずっと好きだった」とお別れされてしまったけれど、これからは多分、このバンドからさようならも卒業もしなくていい。そのことが嬉しくてたまらない。
あの日「さようなら」をした場所で、2日間も歌ってくれて「ありがとう」。
ありがとう ずっと 好きだから。