閾値走の最大の敵は寒さではなかった | 走るの嫌い

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でも速くはなりたい

今日は午後から雨と強風の予報。気温も一気に低くなるそうなので、気象条件が悪化する前に閾値走をやってしまおう。

 

 

☆シューズ

ADIZERO TAKUMI SEN 9

前回は狙ったスピードを出せたので、TAKUMI SEN自体はまだまだ大丈夫だと再確認できた。今日も同じくらいのスピードで走りたい。

 

 

★結果

3'47" - 3'50" - 3'55" - 3'53" - 3'51" - 3'45"

 

午後から強風と聞いていたのに、すでに物凄い風が吹いている。アップジョグの最初のラップがなんと4'12"。思わず「4分12秒!?」と声を出してしまった。周りに人がいなくて良かった。何だこいつって思われちゃうよ。感覚的にそのスピードでは絶対走っていないので、多分風のせいでEPSONの距離に狂いが生じているんだろうな。

 

その後は一気にラップが落ちた。そりゃこの向かい風の中でまともに走れるわけがない。気温は12℃あるらしいけど、天気予報通り風のせいで気温より寒く感じる。曇りがちで日もあまり出ていないこともあってなかなか身体が温まってこないし、風と気温のコンボで呼吸も苦しい。

 

この条件で閾値走はできそうにない。ただ、毎度のことながら明日が好条件になる保証もないし、調子自体はそこまで悪いわけではなさそうなので、とりあえずそのまま強行した。

 

走り出しから強風に煽られる。Eペース走でもたまにこのくらいの風の中を走っているが、閾値走でこの風を受けることはなかなかない。身体の調子が良ければそれでもなんとか3'42"を出せるんじゃないかと淡い期待をしていたんだけど、最初のラップは3'47"。うわー、ダメだー。

 

今日は特に風が強くて、コースの大半で向かい風が襲ってくる。身体が温まらない、息苦しいというのはもちろんのこと、そもそも向かい風に押し戻されてスピードが出ない。感覚的にはスピードに乗っているんだけどラップはずっと悲惨。

 

さすがに3kmで3'55"が出てしまった時には参ってしまった。このラップを叩き出しているようでは閾値走ではなっていないので、止めてしまおうかと走りながら悩む。まあ、ここまできたら最後までやり遂げる方が大事かと頭を切り替え、その代わり今日は6km強まで行こうと決めた。

 

ラップは最後だけちょっと上がったけど、3'42"には程遠かった。

 

タイム自体はひどいのに、疲れ方はいつも以上で脚にハリがある。走った直後に脚に違和感があるのは滅多にないので、どれだけ負担のある中を走ったのかがこれだけで分かる。

 

一方、呼吸はすぐに元に戻った。そりゃあこのタイムじゃね。走っている最中に辛かったのは風のせいで酸素をうまく取り入れられなかったせいだろう。

 

今日やるべきじゃなかったなあ、と思っていたら、雨予報だった午後2時から3時にかけて、日が出てきて風も一気に弱くなった。この時間に走っていればきっともっとまともな走りができたに違いない。失敗した。天気予報を信じたのがいけなかった。まあ、その後一時的とはいえ雨は降ったし、走った時間帯以上の強風が夜通し続いたので全部が外れたわけじゃないけどね。

 

強風の中で力を入れて走ることによる成果は何かあるのだろうか。とにかく疲れた。