円覚寺は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある寺院。山号を瑞鹿山(ずいろくさん)と称し、正式には瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)と号する。臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山第二位に列せられる。本尊は宝冠釈迦如来、開基は北条時宗、開山は無学祖元である。
総門
山門(三門)
三門は三解脱さんげだつ(空くう・無相むそう・無願むがん)を象徴するといわれ、諸々の煩悩を取り払って涅槃・解脱の世界である仏殿に至る門とされています。
仏殿
仏殿は、円覚寺のご本尊が祀られている建物です。大正12年(1923)の関東大震災で倒壊しましたが、昭和39年(1964)に再建されました。
選仏場
選仏場とは、仏を選び出す場所という意味で、修行僧の坐禅道場のことです。元禄12年(1699)に伊勢長島城主松平忠充が、江戸の月桂寺・徳雲寺住職一睡碩秀の薦めにより、大蔵経を寄進するとともに、それを所蔵する場所と禅堂を兼ねた建物として建立されました。
*各建造物の詳細は円覚寺HPより抜粋しております*
方丈・唐門
天保十年(1839)の建立で、江戸末期のものでは鎌倉を代表する唐門なんだそうです。
唐門前方に施されている彫刻
下の画像は内側の彫刻です。
個人的には円覚寺の中の建造物では、こちらの唐門が一番好きかも(^_^;)
本丸の方丈は建物が大きすぎて撮影できませんでした。(入りきれないので)
と言うことで、画像は方丈裏手の庭園です(^_^;)
国宝・舎利殿
舎利殿には、源実朝公が宋の能仁寺から請来した「佛牙舎利」というお釈迦様の歯が祀られています。鎌倉時代に中国から伝えられた様式を代表する、最も美しい建物として国宝に指定されています。
まだまだ見所のある円覚寺ですが、入山したのが午後3時過ぎていたので、この日の拝観はこれで終了しました。(^_^;)
それでは、お休みなさいでございます(o^-')b
おまけ
この日の昼食は小町通りに鎮座するレストラン「雪ノ下」でローストビーフ丼とポークグリルを食しました。
一番美味しいのは前菜かな(^_^;)
ろくでなし猫
由緒書き