太陽のジャズシンガーひろちゃんです。
「型破り」と言われた私の教え方を常識にして、
一人でも多くの人が、「英語楽しい!」に目覚めるのを目指します!
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さあ、いよいよ少しずつ文法の話をしていきましょう。
今日はウォームアップも兼ねて、代名詞についてです。
英語は何かと繰り返しを嫌う言葉。
だから、同じ言葉を言うのも形を変えたり表現を変えたりして、何通りもの言い方をしたりします。
代名詞もその一つ。
今日はちょっと、先に日本語の話をしますね。
みなさんは日本語の代名詞と言われたら、どんな言葉を思いつきますか?
「私」
「あなた」
「彼」
「彼女」とか?
はい、全部正解です!
・・・でもね、日本語のだいめい実際は、もうちょっとフクザツですよ。
日本だったら例えば「鈴木さん(男性)」という方がいたとしますね。
例えばこの人が自分より年下で職場の同僚だったら「キミ」とか
「あなた」って言ってもいいかもしれないけど、
上司だったりしたら「キミ」「あなた」なんて、大ブブーーーーッ!じゃないですか? 笑笑
肩書きのある人だったら「鈴木部長」とか?
せめて「鈴木さん」
この人が社長だった日には、むしろ「鈴木」が落ちて「社長」、
よその会社の社長だったら「社長さん」になっりして。
こう考えただけで、私達って、ものすご~くフクザツなことをやっているなぁって思いませんか?
そもそも、日本語って代名詞がすご~く多い言葉ですよね?
・・・って、今さらですが、代名詞ってモノや人の名前の代わりに使う決まった言葉のことです。笑笑
例えば私は私のことを普段から「私」と呼んでいますが、
「あたし」という人もいれば、
「ワタクシ」という人もいれば、
最近の小中高生は「ウチ」って言いますよね?
あ、最近は「オレ」という女の子もいる!?
男の人に至っては、
「ボク」
「私
「オレ」の3つもある。
でも、英語では一度名前が出て誰だか分かったら、あとはぜ~んぶ ”I”
男の人も女の人も!しかも大文字!(笑)
ちなみに、「私」が大文字なのは、私が知っている限りでは英語だけです。どんだけ自分が大事なんだ!?という話なんだと思います。笑笑
日本語の「あなた」に当たる言葉も、
「キミ」
「あなた」
「貴殿」
「お前」
「おめえ」
「てめえ」など、いっぱいありますよね?
でも、英語では王様とか特別な場合でない限りぜ~~~んぶ“you”
日本語って、相手との関係性がすごく重要で、例えば敬語なんて相手によって使い分けるじゃないですか?
「鈴木さん」が自分の立場によって呼び方が変わるように、
代名詞にまでその色がちゃんとついているんです。
だってそもそも、相手を代名詞で呼ぶことに抵抗がないですか?
先生と話しているときは終始「先生」で、先生のことを「あなた」って呼ぶ勇気はまずないですよね?でも英語だとやっぱり”you”
英語にも敬語的な表現は存在するけど、日本語ほどではないです。
どこまで行っても、I, you, we, he, she, it, theyの7つだけ。
最初にも言いましたが、英語は繰り返しを嫌う言葉。だから、一度名前が出て来て誰だか(何だか)分かったら、あとはずっと代名詞です。
そう言う意味では、合理的でシンプルな言語なのかもしれませんね。
この話、大人の人には「だから?」かも知れませんが、
お子さんにはなかなか理解が難しいんですよ。
なので、小中学生のお子さんを持つ方は、是非この辺りをかみ砕いて教えてあげてくださいね。
この辺が分からないまま「2回目からは代名詞」と先生に言われて、「???」ってなるのは、ウチの子が頭が悪いからじゃなくって、大人の説明が乱暴過ぎるからなんです。笑笑
「今日、てっちゃんとお昼休みに野球してね、てっちゃんがヒットを打ったから、ボクは2塁まで走ったんだけど、てっちゃんはアウトになっちゃった」
なんていう会話があったとしたら、
英語だったら2回目の「てっちゃん」からはheになるのよ。何度も「てっちゃん」って言わないの。日本語と違うね。面白いね。
って、是非お母さん、お父さんの視点から優しく話してあげてくださいね。
この大人による子供視点の配慮、こういった言葉かけがあるかないかで、
勉強の面白さや、お子さんの理解力って天と地の差がでるんですよ!
これは本当に、大人の責任なのです!
さぁ、能書きはこのくらいにして、練習です。
まず、基本形
これをお子さんと一緒に練習するときは、指差ししながら言うといいですね。
he, she, it, theyは、ぬいぐるみ(男の子、女の子のはっきりしたもの)やモノを色々用意しておくとやりやすいかも知れません。
わたし → I
あなた → you
私達 → we
あなたたち → you
彼 → he
彼女 → she
それ → it
それら → they
彼ら → they
この it は、主にモノに使うというのはお分かりいただけると思いますが、生き物の場合でも、パッと見た時、性別が分からない赤ちゃんとか動物などは、性別が分かるまではずっと it なんです。もちろん、性別が分かった後は、heとかsheを使います。
例えば、病院で赤ちゃんが生まれた時、お医者さんが「男の子ですよ」と教えてくれるときも、It’s a boy. と言います。
それから、モノも人も複数形(2つ以上・2人以上)は、全部いっしょくたにtheyです。
面白いですよね?
では、ここからが応用
Tetsu → he
Kayoko → she
My mother and I → we
My father and mother → they
Pochi → he
a cat → it
five books → they
Mickey Mouse → he
Tokyo → it
Doraemon → he
you and I → we
a fork → it
Shizuka-chan → she
a knife → it
Minnie Mouse → she
a knife and fork → they
you and Akira → you
my cat Hanako → she
Japan → it
Anna and Elsa → they
どうですか?出来ましたか?
出来れば小さいカードを用意して(単語カードでもいいですよね)
裏表に日本語、英語の両方を書いて、シャッフルしながら練習すると良いと思います。
お子さんと挑戦して、出来たカードにはシール・・・なんていうのも盛り上がるかもしれません。
次回は「だれだれの本」とか
「だれだれのイヌ」という、
誰のモノかという時の言葉、所有格について、簡単に説明して、一緒に練習しましょう。
これも大人の方は、ささっと読む程度で大丈夫だと思いますが、英語を習っているお子さんがいらっしゃる方は、練習の参考になると思います。
ひろちゃんの解放のジャズボーカル
11月25日(日) → 11月24日(土)14:00~17:00
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今月は英語のミニレッスンとジャズボーカルのみになります。
スタンダードのFly Me to the Moonを歌う予定です。
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「世にも型破りな」英会話コーチング 初Zoom お茶会
11月18日(日) → 11月25日(日) 14:00~16:00 → 10:00~12:00
日にち時間共に変更になりました。ごめんなさい!!!
英語の勉強について質問がある方、私と英語を話して見たい方
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日頃の思いを綴った心と魂方面のブログも書いています。
よろしかったらお読みください。