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CWC 決勝&3位決定戦

昨日は行ってきました!
横浜国際総合競技場。通称「日産スタジアム」
気温は暖かく、17日の国立競技場と違って、まさに観戦日和となりましたw
写真いっぱいとったけど、遠くてぼやけてます(TωT)

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今回の席

まずは16:30に
ガンバ大阪vsパチューカ
がキックオフ。

ガンバは前線からプレスを掛けますが、パチューカは細かいパスワークでボールをつないでチャンスを作っていました。
ガンバの見せ場は早い段階で訪れます。
前半の11分。カウンターから遠藤を中心にボールをつなぎ、播戸が縦パス。
それに山崎が走り込むがDFにはさまれ、ファウルで倒されます。
ゴールまで約20M、右45度の位置からのFK。
これを遠藤が直接狙いましたが、GKカレロが横っ飛びでキャッチ。

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今回のベストショット?その1

さらに前半15分。遠藤とのワンツーで抜けたルーカスが右足アウトサイドでスルーパス。
播戸が走り込み、飛び出したGKがセーブ。
しかし、GKカレロはペナルティーエリア外で手を使ったためハンドの反則。またしてもガンバにFKが与えられます。
ゴール正面、約20MのFK。遠藤がフェイントをかけ、山口が強いシュートで狙いますがこれは壁…。

両チームとも、球離れがよく、小気味いい試合展開が進む中、前半29分。
播戸の浮き球のパスから、ディフェンスラインの裏に抜け出した山崎が右足でシュート!
ボールはGKカレロの右側を抜いて、ガンバが先制!!

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先制点後

ガンバはカウンターから多くのチャンスを作り出しましたが追加点を得るには至らず、1-0で前半を終えました。

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後半キックオフ

ボールを支配するパチューカ、カウンターを狙うガンバの構図は後半も変わらず。
序盤は播戸、山崎らがチャンスを迎えるが、ガンバは追加点を奪えません。
次第にガンバの運動量が落ち、15分をすぎたあたりからパチューカがチャンスを量産するようになりました。

この試合、特に観客席を沸かせたのはパチューカのGKカレロでしょうw
DFを越えて前線にロングパスを送り、さらにそれがチャンスに!
残り時間が僅かになればCKと見るや前線まで上がってくる。
ちょっと昔の川口を思い出しましたw

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あわてて戻るGK(笑)

パチューカのポゼッションは一時68%にまでのぼったそうですが、最後まで同点ゴールを奪えず、ガンバ大阪がクラブW杯3位に輝きました!

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試合終了後

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遠藤のインタビュー

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西野監督のインタビュー

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サポーターへ挨拶



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今日の夕飯(ちょっと多かった…)

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ファーガソン監督(笑)

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リガ・デ・キト応援席(なんか試合中太鼓没収されてた。なんで?)

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Final Opening Celemony

そしてついに!
19:30には
マンチェスター・ユナイテッドvsリガ・デ・キト
がキックオフされました!!

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選手入場

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マンU

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キト

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コイントス後

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ルーニー&テベス

前半はマンUが常に先手を取って試合を進めていきました。
何度となくキトゴールへ近づくロナウド、ルーニー、テべスw

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クリ・ロナ

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今回一番取りたかった構図

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今回のベストショット?その2

特に、生で見て感じたのはルーニーの凄さです!
オフサイドラインぎりぎりで様子をうかがい、パスが出ると見るやこれ以上ないというタイミングで相手DFを背後へ置き去るあのポジショニング!!
そしてボールを受けてからシュートまでの速さ!!!
もう圧巻の一言です…。

よくTVで言われているとおりのことなのですが、生で見て初めてその凄さを実感できました。
これは、エトーやメッシも生で見ないとほんとの凄さはわからんな…w

さて前半はマンUが圧倒的にボールを支配。
速いパス回しでキトDFを揺さぶります。
特にロングパスの精度が高く、大きな展開からチャンスを量産しました。
カウンターに活路を見いだすキトでしたが、マンソが時折チャンスを作り出すのみ。
マンUがチャンスを逃したことに助けられて、なんとか無失点で前半を終えたって感じです。

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なんか握手しそう(笑)

パクも日本にいた時より、当たり前ですがかなりうまくなってましたねw
あぁ、日本人もこーゆー舞台にこーゆーチームで立てる日が来るだろうか…。

後半はしっかりと守備組織を作りにきたマンUでしたが、いきなりプランが崩れることになります。
開始早々の4分にビディッチがひじ打ちで退場。
残り40分以上を10人で戦うことになっってしまいました。
このせいでテべスがDFと入れ替わりで、ピッチから退くことになります。
逆に1人多くなったキトはボール保持する時間が増え、チャンスを作るようになりました。
ここで光ったのはマンソでしたね。
細かなパスや、ドリブル突破、ミドルシュートなどで試合終了までマンUのディフェンス陣をひやりとさせます。
しかし均衡を破ったのは自力で上回るマンUでした。
後半28分、ペナルティーエリアすぐ外でパスを受けたロナウドが、DFを引き付けて左サイドに開いたルーニーにパス。
ルーニーは右足ダイレクトでファーサイドにシュート!
これがネットに突き刺さり、マンUが待望の先制点をGET!!!
その後、終盤のキトの攻撃を10人のマンUがしのいで試合終了。

優勝候補本命のマンチェスター・ユナイテッドがクラブチーム世界一に輝きました!



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ルーニー頭が…(イニ…?)

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順番待ち

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カップにkiss

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歓喜の瞬間 その1

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歓喜の瞬間 その2

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綺麗だった

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煙が…

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来年はUAEか…

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いい笑顔ですな

改めて、世界トップのチームの凄さを知りました。
バルサが出場していないことは非常に残念ですが、来年はきっと欧州代表としてCWCに出場してくれるでしょう!
(日本ではやらないんだけどね…。)o(TωT )

ではまた。

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おまけ

CWC 準決勝

CWCは早くも準決勝となり、残すは3位決定戦と決勝戦のみとなりました。

昨日はリガ・デ・キトvsパチューカ!
そして今日はマンチェスター・ユナイテッドvsガンバ大阪!!

ちなみに昨日の試合は国立へ観戦しに行きました。
試合はパチューカがよくボールをポゼッションしながら進んで行きましたが、開始早々の前半4分。
中盤のボールカットから、マンソがドリブルで持ち込みビエレルにスルーパス。
パチューカDFがスライディングでクリアしますが、ボールが味方DFに当たってはね返り、ビエレルの前へ。
これをビエレルが左足で流し込み、キトが先制!
その後も、キトは中盤のパスカットからマンソを中心に何度もチャンスを作りました。
一方のパチューカは、ゆったりとしたパスワークでゴール前に持ち込み、ヒメネスが決定機を作ったりもしましたがGKのセーブに遭いゴールならず。
前半26分にはボラーニョスが直接FKを決めて、キトが2-0とリード。ボールキープ率ではパチューカが67%と圧倒的でしたが、効果的にチャンスを作った南米王者キトがペースを握った前半でした。

後半はスタジアムで見る限り、ペースを落として守りに入った感のあるキトに対し、パチューカが果敢に挑んでいくという構図でした。
後半29分には中央のヒメネス(パチューカ)が強引に持ち込み、こぼれたボールを拾ったマリオニが左足で強烈なシュートというシーンもありましたが、ボールはわずかに左へ…。
次第にカードが乱れ飛ぶ展開となっていきましたが、結局前半の2点を守り切ったキトが決勝進出を決めました。



この試合、ゴールシーンやシュートシーンの多くが自分が観ていた側のエリアで観ることができたのですが、とにかく雨が冷たくて、冷たくて…。
それなりに楽しめたのですが、いまいち乗り切れませんでした…。

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この日の国立は雨…(T▽T;)

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試合開始前はガラガラでしたw結局は3万人は超えたらしいけど。

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席は最前列だったけど…。屋根がほしかった(TωT)

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選手のアップ。写真、誰が誰だかさっぱりわからん…(すいません…)

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リガ・デ・キトのチームフラッグ

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試合開始直前

このあとあまりに手がかじかんでしまって写真撮る気力が全くなくなりました…。
根性無しですいません…。m(_ _ )m

それに引き替え、何ですか!?
今日のマンUとガンバの試合は~
o(TωT )


思わずTVの前で、誇張じゃなく体を震わせながら観戦しておりましたよ…。

前半は特にガンバのその名の如く頑張りが印象的でした。
シュートの本数もほぼ同じ。
ポゼッションも46対54とこれまたほぼ互角!
前半28分にマンU・ギグスの右CKからビディッチが打点の高いヘディングシュートで先制。
ロスタイムではクリスティアーノ・ロナウドがやはりCKからヘッドで追加点!!
という結果はあったものの、流れの中だけではホント互角に渡り合っていましたよ!!!

しかし、さらに信じられないことが後半にはありました。
後半28分までスコアに動きはなく、相変わらずいいサッカーを展開しているガンバ。
ファーガソン監督が徐々に選手を入れ替えはじめ、3人目にルーニーが入った直後の後半29分でした!
マンU守備陣の一瞬のすきを突き、前線に走り込んだガンバ・橋本が中央の山崎にダイレクトパス。
山崎が右足でゴール右に決め、ガンバが1点を返します!!!
このゴールはCWCの準決勝で欧州王者が歴史上はじめてとられた1点だそうですΣ(・ω・ノ)ノ!
でもって喜んでいたんですが、TV画面がリプレイから切り替わるとすぐに、さっき入ったばかりのルーニーが3点目…。
なんかもう笑ってしまいました…w
さらに立て続けに後半33分。左サイドを突破したエブラがクロスを上げ、フレッチャーがヘッドを決め、マンUが4点目。後半34分。中央のギグスがルーニーにスルーパス。走り込んだルーニーが流し込んで5点目…。

ルーニー入って5分で2点かよ…。自分が入ってすぐ1点入れられたから頭にきたんでしょうか?
フレッチャーも交替で入った選手だし…。

でもガンバもよく1点取ったな~なんて思っていたら、なんと!
左サイドでボールを受けた播戸のクロスがG・ネビルの手に当ってPKの判定!!!!!
これはもう遠藤でしょう!
しかし、相手はあのファンデルサール。
『コロコロ』はファンデルサールに通用するのか?


……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………通用したよw
しましたよ!!!!!!

ゴール左下へのボールにファンデルサールも手を伸ばしますが届かず!ゴールネットを揺らしました!!!ガンバ2点目
(T▽T;)

後半ロスタイムには右サイドへのスルーパスに走り込んだ橋本がダイレクトでシュート!
これがゴールに突き刺さり、ガンバが3点目をGET!!!!!

ファンデルサール、ポスト蹴ってたよw
よっぽど悔しかったんだな…。

その後すぐ試合終了のホイッスル。
スコアは5-3でマンUの勝利。
シュート本数は両チーム合わせて41本!
自分の記憶のなかでもかなり上位に食い込む好ゲームでした!!
なぜに俺は今日そこにいない…(T_T)
基本Jは鹿島ファンなんですが、今日はガンバに惚れましたw


日本語ではありません。あしからずw

生で観戦できなかったのは悔しいですが、素晴らしい試合をありがとう!

決勝と3位決定戦も観にいくからまた頼むよ~?
ホント…。
あと、写真ももっといいのを撮りたいですねw

ではまた。

伝統の一戦 Rev.1.1

伝統の一戦。エル・クラシコ!
今日のカンプ・ノウは雨。ですが当然の如く超満員。
昨シーズンの雪辱を果たすため、選ばれたスタメン11人は以下のメンバーです。

GK ビクトル・バルデス
CB カルレス・プジョル
CB ラファエル・マルケス
LSB エリック・アビダル
RSB ダニエウ・アウベス
DMF トゥーレ・ヤヤ
CMF チャビ・エルナンデス
CMF エイドゥル・グジョンセン
LWG ティエリ・アンリ
CF サムエル・エトー
RWG リオネル・メッシ


試合は前半からバルサが攻めまくりました。
前半6分、いきなりメッシが右サイド、セルヒオ・ラモスを鮮やかな切り返しで置き去りシュート!
これはカシージャスに弾かれてしまいましたが、こぼれた場所に誰か一人でもいれば確実に1点という場面でした。
その後もアンリ、エトー、メッシと、バルサは何度となくレアルゴールを脅かします。
逆にレアルも前半26分、ラウールからのパスが最終ラインを抜けてしまい、ダニのタックルもわずかに届かず、ドレンテがゴール前どフリー!
これは辛くもバルデスが防ぎます!!(こん時はかなり焦りました…)

結局レアルの固い守りの前に最後のラインをなかなか割れず、前半は0-0で折り返します。

ハーフタイムまでの感想は、もはやレアルは調子の悪いチームではないということでしたね。
ラモス監督、なかなかやります。

後半に入ってもバルサの攻めは続きますが、徐々にレアルも流れをつかみ始めます。
お互い決定的なシーンは造り出すものの、やはりゴールだけが決まりません。
一進一退の攻防が続く中、後半グジョンセンに代わって入ったブスケッツがペナルティエリア内でサルガドに倒されPKを獲得します!
キッカーはエトー。
誰もがバルサの先制点を信じていた次の瞬間、カシージャスに神が降臨します!
エトーのゴール右へ蹴ったボールは、カシージャスが見事なまでに読み切りパーフェクト・セーブ!!!
全世界のサッカーファン1/2を落胆させます…。
その後も、エトー、メッシの連続シュートもセーブ!
カシージャス、当たりまくってました…。

そういえば、前半スナイデルと交代したミゲル・パランカ。
何気に切れてましたね~。悔しいですが、いい選手でした。

そして誰もがこのままノーゴールのエンパテを頭に思い浮かべ始めた後半38分。
チャビの滞空時間の長いコーナーキックに合わせたのは、『ミスターバルセロナ』プジョル!
そのボールをさらにエトーが腿で押し込み、ついに待望の先制点をGET!!!!
エトーはユニフォームを脱ぎ、ベンチへダッシュ。イエローも頂きました(笑)。

しかし、これで終わらないのが今のバルサです!
後半のロスタイム、レアル必死の追撃にカウンター一閃。
アンリが右サイドでボールを受け、スカスカの中央へ走り込んできたメッシへパス。
メッシがカシージャスの頭上を越えるループでダメ押しの2点目を決めました!!!!!
ちなみにこの時、メッシもユニフォームを脱いでイエローもらってました(笑)。
もうカードなんかどうでもいいって感じです(喜)。

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これで昨シーズンの借りも一部返し、(全部返すのはリーガを制覇したときっス)勝ち点差も12となりました。

次は、イエローサブマリンことビジャレアルですね。
最後も気持ちよく勝って、クリスマス休暇に入ってほしいです。

【FCバルセロナ2-0レアル・マドリード】
1-0 エトー (83分)
2-0 メッシ (89分)





最後にいつもどおり、ベップと選手たちのコメントです。

ではまた。

★“エル・クラシコ”後のグアルディオラのコメント

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「今日の選手達のプレーぶりに満足している。先シーズンのチャンピオン相手に堂々たる戦いを見せ、そして勝ち点を12差に広げることに成功した。これは非常に大きな数字と言えるだろう。しかしながらまだリーガは多くの試合が残されている。バルサにとってライバルはレアル・マドリードだけでは無い。これからも一試合一試合をしっかりと対峙して行くことが重要だ。1月にはまた3つのタイトル戦を平行して戦っていかなければならない」
【最初から最後まで】
「選手達は最初から最後まで戦った。そして、最後の最後にその報いが来た。前半は少し良いフットボールをしようと意気込み過ぎた感があった。ボール以上に走ろうとする傾向にあった。そのため、ハーフタイムに幾つかの点を修正した。その結果、中盤でボールを失う回数が減り、プレーがより良くなって行った。そして、後半はレアル・マドリードの攻撃をパランカのシーン1度に押さえ込んだ」
【レアル・マドリードへの賛辞】
「レアル・マドリードは今日素晴らしい試合をしたと思う。マドリードは偉大なチーム。多くの主力の故障を抱えながらも、懸命の戦いぶりを見せ、そして危険なシーンを幾度と無く作り出して来た。彼らの強力な武器である鋭いカウンターアタックを見せて来た。その為、ディフェンス陣は常にそれに注意を払い続けた」
【観客への感謝】
「今日は心から観客へ感謝の言葉を贈りたい。雨にかかわらず、スタジアムに詰め掛け、そして苦しい場面でもチームを鼓舞してくれた」
【メッシへのファール】
「序盤に立て続けにメッシに仕掛けられた3つのファールは、十分に彼を危険な怪我へと導く危険性があった。とても心配だった」


★“エル・クラシコ”後の選手達のコメント

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【サムエル・エトー】

「レアル・マドリードはチャンピオンチームだ。今日はそれを証明して来た。だけど、僕らは勝つ為に最大限の努力で戦った。そしてそれを達成することが出来た。レアル・マドリードはとても良い守備を見せて来た。その為、僕らは1点を争う攻防にシフトしなければならなかった。PKは僕がミスしたと言うより、カシージャスが上手く防いだと言うべきだろう」


【カルレス・プジョル】
「僕らは最大限努力して戦ったけど、難しい試合だった。だけど、重要なのは勝ち点3を獲れたことだ。彼らが危険なカウンターアタックを持っていることは分かっていたし、実際、今日も何度か危ないシーンを作られてしまった。だけど、僕らはそれを抑えることが出来た。ゴールのシーンは良く練習したものだった。僕がファーポストで競り合って折り返したボールを中の選手が決めるというもの。今日はそれが実ったね。周囲の熱狂を僕らはコントロールすることは出来ない。チームはそれまで決して悪くは無かったが、それ程良くも無かった。そういう中で上手くバランスを保っていかなければならない。勝ち点差12は大きいと思う。だけど、まだ多くの試合が残っている。マドリードは決して諦めないだろう」


【ビクトル・バルデス】
「メディアの多くはゴールラッシュを期待していた。だけどマドリードは偉大なチーム。彼らはカウンターアタックを武器に非常に良い戦いぶりを示して来た。僕らはそれに苦労した。そうやって苦しみながら勝ち取った勝利は、より価値を増す。僕らは試合前から非常にモチベーションが高かったし、前へ前へと攻撃的に出ることを望んでいた。それが時にリスクを背負うことになってしまったけど、後半はより冷静にやれたと思う。これからももっと努力を続けていかなければいけない。ライバルに勝ったことはとても重要だ。だけど、何よりも重要なのは、勝ち点3を獲れたことだ」


【レオ・メッシ】
「今日の試合はダービーだし、試合前からずっと言ってきたけど、とても難しい試合になることは分かっていた。“エル・クラシコ”はそれまでの戦いぶりなど関係なくなる特別な試合だと言う事が、改めて証明された。試合中、何度か厳しいタックルに晒されたけど、常に冷静でいることが出来た。僕らは早い時間帯にゴールが欲しかった故に、少し急ぎ過ぎていたきらいがあった。その為、前へ前へ行こうとするあまり、相手にカウンターのチャンスを与えてしまった。だけど後半はより冷静になることが出来た為、試合をコントロールすることが出来た。PKはエトーの番だから彼が蹴っただけの話だよ」


【ダニ・アウベス】

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「戦前はゴールラッシュが叫ばれていたけど、これがフットボールの現実だ。今日は1点を取るのに苦労した。だけど、後半僕らはよりボールポゼションを高めることが出来た為、勝利のチャンスは広がった。今日の勝利はチームの努力によって失点をせず、粘り強く戦ったお陰だ。今日のような試合での勝利は本当に大きいね。世界中の多くの人がこの試合を目の当たりにしたことだろう。この勝利を皆で喜びたいね。エトーがPKを失敗した時は、チームが試合をリードし、より落ち着いてプレーすることが出来るチャンスを失ったことを意味した。だけど、重要なのは粘り強くプレーを続けたことだった。それによって、報われる瞬間が訪れたんだ」


FCBarcelona Homepage より