桜前線観測13日目(老いたる桜の木への讃歌) | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

道南の開花宣言も出たので、もういいかなあみたいな気分もちょっとだけありますが、私的標本木の毎回撮影している蕾が開花するまで続けます。





他の早い木では一分、二分咲き?程度の開花状況なのですが、私の決めた標本木は殆ど開花していません。





撮影している蕾が、枝の末端なので遅いのは理解出来ます。


素直に疑問に思いました。





今日は時間があるのでゆっくりと私的標本木を観察してみる。





上ばかり眺めていて今まで気づきませんでしたが、幹に大きな傷がありました。


桜の木は病気になりやすいらしいので、何らかの病巣の跡なのでしょう。


だから開花が周りの木よりも遅いのでしょうか。





それに気づいてこの私的標本木を改めて眺めると老いて傷ついても尚、花を咲かせようとする強い意志の様なものを感じ、感情移入してしまいます。





根元に一輪、小さな花を咲かせています。


偶然で何となく決めた私的標本木。


お前も頑張ってるんだな、お互い頑張ろうや。


そう心の中で語りかけてその場を後にしました。


若い頃は全く思いませんでしたが、こんな感傷的な気分になるのも私も歳を取ったんですかね。




ブログを書いてたらジャムパンが食べたくなった。