朝からワクワクが止まりません。
早起きしてマッドロックからDIA-COMPE XCMを外し、カンチ台座の清掃とグリスアップ。
DIA-COMPE XCMは次の機会までコレクションとして保存。
DIA-COMPE 987が到着するまでガレージのお掃除をしながら時間を潰します。
シュー表面のリセットとアルミ片の除去まで済ませました。
ニャンコ便で到着、開封。
まるで新品の様ですが、そこに罠があった事は後で知る事になります。
付属のシューにはトーインつけるイボまで残ってます。
磨きは不要なので固定軸の二重スリーブなど念入りにグリスアップしていたらスプリングが歪んでいるのを発見。
それはサクッと曲げ直します。
前の所有者が馬鹿力で締めたんでしょう、スリーブが太くなって引っかかり、アームが動きません。
スリーブを削って調整し、向きを入れ替えて対応。
この位はビンテージパーツでは騒ぐトラブルでは無いなあと、この時はまだまだ余裕。
10年位前に作った12、13、14、15のブレーキ調整レンチが役に立ちます。
ブレーキアーム下の13ミリのナットでテンションを調整しつつ固定ボルトを締めます。
一見、面倒ですが全アームのテンションを微調整出来るのでアーム角度をしっかり左右対称に出来ます。
カンチブレーキを愛する者にとっては至福のひと時を過ごせる機能です。
いつもの様にアームの開放角度は広く、チドリをギリギリまで低くしてブレーキシューはトーイン無しで鳴かない様にセッティングを目指します。
リアブレーキのアーム幅は若干狭めて、145ミリに抑える事に成功。
それでも効きそうな角度。
完成したので早速、試乗がてらお散歩に出たら凄い効きます。
これは良いと思い、楽しく走っているとフロントブレーキレバーに嫌な感触が・・・。
しっかりと締めた筈のシューがズレて、ブレーキレバーが少しずつ奥に入ります。
なんども位置調整をやり直し、ギロチンナットを強く締めても左前のブレーキだけで発生します。
一度、左前のアームをバラしてトラブルシューティングに入ります。
今回は無駄に2部構成です。