マッドロックのカンチブレーキをDIACOMPE XCTに換装してから、しばらくは我慢して走っていましたが踵が引っ掛かる頻度が他車より圧倒的に高いのは結構なストレスで再びカンチブレーキ換装。
ひと月で3種類目とか無計画にも程がありますが、誰も困って無いので良しとします。
定規を当てるとわかりますがクランク側面よりカンチブレーキのアーム幅が広い。
Qファクターが165ミリでアーム幅が175ミリ、そりゃぶつかりますよね。
分かってはいましたが弱スローピングフレームなんでペダリングに気をつければいけそうと期待しましたが、世の中そんなに甘くない。
DIACOMPE 986を使おうかと思い、当てがうとXCTと変わらぬ張り出しで断念。
やろうと思えばXCT、986両方ともギロチンシューの突き出しを最小にすればアームの張り出しを150以下には出来ますが、シュー接触時にシュー取り付け部分のアームがハの字になるのは美しくないのでやりません。
ロープロファイルカンチはリム接触時に平行くらいが好みです。
意匠にもよりますし、ワイドプロファイルだとまた変わりますけど。
リッジランナーやマディフォックスがQファクター175ミリ前後でアーム幅が155ミリ程。
マッドロックがQファクター165ミリなので安全マージンを取るとアーム幅145ミリから150ミリ迄に収めたい。
結果的に手持ちではBR-CT10一択です。
ブレーキ性能としてはユニットリンク使わずにセッティングすれば十分な制動力を発揮しますが見た目的に面白味がありません。
かと言ってアーム幅を縮める為にセッティングを妥協するのは無しです。
多様なカンチブレーキ使うにはやっぱり、ホリゾンタルフレームじゃないと厳しい。
最終的にマッドロックにはMT-PULLEY(約170ミリ)を入れたかったんだがコッタレスシャフトを交換して誤魔化してもチェーンラインがズレますしペダルエクステンダーは選択肢にすら無いので他の車体を導入するしかないかな。
せっかく黒いパーツで統一出来ていたが仕方がない。
同形状の黒いDEORE-LXは沢山出品されてるんだけど、他には古くて黒いギロチンカンチって少ない。
SUNTOUR系だと黒いの多いよな。
また探し物が増えていく・・・。