既にルーチンワークと化しているヤフオク巡りで謎のブレーキシューを発見。
BARADINE(バラダイン?)と言う台湾メーカーのシューだが、低価格車用ぽいスチールの舟なのにダブルコンパウンドらしい外観だったので調べてみると、なんと革が埋め込まれている。
実用車に皮革製ブレーキシューがあったのは知ってましたが、現代に革が埋め込まれているシューがあると初めて知りました。
このシューが何用なのか分かりませんが、調べてみると過去には雨天用で皮革製のブレーキシュー(イギリス製)が存在していた様なので、ロードエースのステンレスリム用ブレーキシューに使えるかと一縷の望みを持って落札しました。
500円スタートで入札者は私1人、スタート価格で終了。
この数を買うの躊躇しますよね。
シュー20個ですから自転車5台分。
死ぬまでに使い切れるのか?
私は我慢出来ずに落札しちゃいましたが。
届いてみたら本当に革です。
ステンレス用かアルミ用かは記載が無いけれど接触面に傾斜が8度ついてます、これは期待が出来る。
久しく乗って無いカンチブレーキ台座増設、外装6段化、シフターレス内装3段など数々の試験を乗り越えて来たノースウイングを再びトリプルブレーキ仕様に仕様変更してブレーキシューを交換。
今回はアルミリムのフロントにも装着して試験しました。
フロントはカンチブレーキを外さずにキャリパーブレーキを付けるとハンドルを右に切れないアホな仕様になるので、自宅の駐車場で試験を行いました。
大きな水溜まりやシャーベット状の雪、そしてアイスバーンを避けながらなので点数評価は難しい為、後日試験をやり直す予定です。
まずはリアにブレーキキャリパーを装着。
霧吹きでリムとシューにたっぷりと水を掛けてブレーキを掛けたら今まで使ったステンレスリム用ブレーキシューと同等の制動力が有りそうです。
そして完全乾燥状態では無いですが試験後の回送中?にブレーキを掛けた時のフィーリングと制動力がなかなかいい感じです。
ただ、キャリパーをアルミリムのフロントに移し替え、水をかけて試験をしてみたら駐車場内だけですが予想より効きが悪かったです。
使用後のシューを見てみましたけど革が剥がれたりなどの不具合もありません。
これは専用車体を準備して長期テストをしてみる価値がありそうと言いますか、これだけの数を買っちゃったので有効活用の道を探らなければなりません。
使えそうな車体は・・・。
退役していた方のロードエースを復帰させようかなあ。