二輪駆動自転車のタイヤ交換(シンコーSR173) | 休業日報

休業日報

地味な自転車や機械、軽トラの事。たまにバイクも。

ビード部分から裂け始めた新車装着時から交換されていないであろうタイヤを交換します。


今年は雪中行軍を増やそうかと思っているのである程度のトラクションも欲しい、しかし予算は抑えたい。


そこで悩んだ挙句買ったのがシンコーSR173 20x2.125でした。





入荷して梱包を解くと、まあクサイ。


外で使う物だから別にいいと言えばいいんですが、今まで何百本も仕事を含めタイヤを交換してきましたがナンバーワンです。


そんなナンバーワンはやめて欲しいけど。


値段も2本で3000円しないマッドタイヤ?という事でまあ、ある程度は予想してましたが左右の型がズレてるし表面が粗い、そしてバリが凄いですねえ。


性能に差が出る訳では無いし、本気でオフ走る人や自己顕示欲を満たしたい人々が買うタイヤではありませんからこんなもんでしょう。





まずは二輪駆動自転車からホイールを外しますがフロントの片持ちフォークのハブナットが17ミリの逆ネジだと言う事以外は普通の自転車と変わりません。





リアは逆爪でアジャスター(フロント駆動用チェーン引き)が付いてるくらいです。タイヤ交換で二輪駆動自転車特有の箇所は。

古いタイヤを外したついでにLOCTITEの黒ゴム接着剤とパナレーサーのパッチで修理した所を見るともう少しは持ちそうです。

LOCTITE恐るべし。





SR173は取り付けにタイヤレバーが不要な程柔らかいです。

指定空気圧も40PSI(270kpa)と低圧です。




組み込んで40PSIまで上げて恒例のタイヤ幅計測をしてみると、48ミリとか・・・。

細過ぎた。

ケンダもサイドのブロックを省くとそんなもんですがちょっと残念。

かと言って買い替える程の事でもありませんから諦めます。




時間が無いのでそこら辺の試乗だけですが少しパターンノイズが出ますけど、うるさいと言う程ではありません。

転がりもまあまあです。




フリクションと騒音の塊である二輪駆動自転車ですからタイヤの騒音も走行抵抗もよくわからないのが本音ですが。




さあ、降雪本番に向けての準備は整った。