丸石ノースウイングのカンチブレーキ換装(DIACOMPE XCT) | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

せっかく買ったDIACOMPE XCTなのでやっぱり使いたい。我慢出来ない。


仕方がないのでカンチブレーキ台座をロウ付けで増設、外装6段から内装3段に改造したノースウイングのギア比を適正化します。

(ノースウイングの改造歴は最下にまとめておきます)


現在、そこら辺に転がってた27インチ内装3段ホイールを使った為にF46/R14で3.29と、私の脚では重すぎたので昔シングルスピードにしていた時のF46/R16で2.88に戻します。





部品さえあれば難しい事はありません。

ホイールを外し、Cリングで留まっているスプロケを交換するだけです。





後はサクッと組み直せば終了。

幾度と無くバラしているノースウイングなのであっという間に完成です。


完成したら23時を回っていたので試走は翌日。





実はアルミリムとテクトロCR720の組み合わせでは平気だったんですが、ステンレスリムとハブダイナモ、CR720の組み合わせにした時からから強くフロントブレーキを強く掛けると酷いジャダーがでていました。


まあ、古いV用シューとリムの相性が悪いのかハブダイナモだろうから後日検証しようと考えてたら、このDIACOMPE-XCTに変えてもジャダーが豪快に出たので犯人特定。


ハブダイナモです。





フロントフォークにハブダイナモつけて回しても何も感じませんが、軸を手で持ってハブダイナモを回すとカクカクと抵抗を感じます。それをコギングトルクと言いますがそれが悪さをしていた様子です。

あまりに豪快なジャダーだったので、まさかなあと思ってはいましたがここまで影響が大きいとは驚きです。

ホイール重量もDEMING-LL込みで約2.9キロとトンデモない重量ですからそれも関係するんでしょうね。




ちなみに交換したホイールは初期のDURA-ACEハブでダブルバテッドスポークにアラヤのアルミリム。
それしか27インチフロントの在庫がなかったもので。
こんなポンコツには贅沢過ぎです。




このホイールにタイヤがDEMING-LLとか意味がわかりませんけど、気にしません。
こちらの合計重量は約1.9キロ。
それでも重いですが。



ピタリとジャダーが収まりギア比も変更済み。

まあまあ遊べるようにはなったかなあ。


DIACOMPE XCTの効きは見た目の安っぽさに似合わず握っただけしっかりと制動力を発揮するなかなかフィーリングの良いカンチです。





ノースウイング改造履歴