浴室 -8ページ目

無色

透明

年々、無色透明になっていっています

お相手を映す鏡になるのです

お相手のお色になるのです


それは、職業病かもしれないし、わたしが自らの価値を高める為にしていることかもしれない

無色透明、カメレオンのように如何様にもわたしの色を変えてみせます

ただ、満足をして頂くために、わたしのプライドなんてそんなもの、要らない


最近の自分状態、色で表すと?ブログネタ:最近の自分状態、色で表すと? 参加中




会いたい

時に会えない、それがわたしたちの関係

それだけで、全てを物語っている気がする

いち

初めて彼の手が、わたしの体を張った時、こう思った






――――――気もち良いな







いや、‘上手いな’だったかもしれない

とにかく、何度もホントウの名前すら教えない、知らない相手と足を開いて腰を揺らす作業を重ねてきたわたしだったけれど、

初めて彼がわたしの体に触れた時に、何故かそう思った

それはまるで壊れ物を扱うかのように、彼がわたしの体に触れたからかもしれないし、偶然かも知れない

でもその‘気持ち良いな’と思った感情は、彼に何度触れられても変わらなかった

というよりむしろ、回数を重ねる毎に快感の度合いは増していったと思う

そしてわたしが初めて‘愛人さん’にイかされたのも、彼が初めてだった