【♪サウンド小旅♪アヴェ・マリア】
*** プロヴァンス料理 ***
カナルは新宿を歩いててふと見つけたお店。2010年頃は毎年のように行ってました。当時のキャッチコピーはフランス田舎料理(今はフランス家庭料理)。でも、シェフさん(マダム)にいろいろ聞いてるとプロヴァンス料理みたい。
初めは(マダムのいいひとかもの)フランス人男性が(子どもの頃に食べた)お母さんのお料理を出してたらしいのね。私は彼と会ったことがなくて、ちょっと残念。
「おススメのお料理は?」/「食前酒は何がいいの?」。フランスの習慣を知らない私が質問するとあふれるほどの答が返ってくるの。そして、パスティスとオイル漬オリーブ(←タダです)がお料理待ちの定番になりました。
今晩のメインの最初はキッシュロレーヌ⇒ロレーヌは北フランスだけど、それはそれ、これはこれ。美味しいのよ~💛
/カナル。プロヴァンス。プロヴァンス料理。パスティス(アニスの香りのお酒)。キッシュロレーヌ(ロレーヌ風キッシュ)。ロレーヌ
*** ホタテ貝のポアレ/タルトタタン ***
ホタテ貝のポアレ⇒ふつうは『ポワレ』だけどマダムはちょっとガンコに『ポアレ』です。珍しく彼女がワインでなくベルギー白ビール=ヒューガルデンを勧めてくれました。
以前彼女が言ったこと=「メインは3品がふつうだけど、うちのお料理はボリュームがあるのね。女性には多過ぎると思うから2品でいいんじゃない」⇒ホントそのとおりです。
デザートはタルトタタンとカナルカフェ。りんごにタルト生地をかぶせて焼くタルトタタン、食べる時にひっくり返してリンゴが上になるのね。こんなこともマダムに教えてもらったのよ。ごちそうさまでした💛
/ヒューガルデン(白ビール/ヒューガルデン村)。白ビール(小麦を使ったビール)。ポワレ。タルトタタン。カナルカフェ(ブランデー入りデミタスコーヒー)
*** ♪サウンド小旅♪ ***
スポティファイでアヴェ・マリアを捜すと作曲者の違う曲が50も100も出てきてびっくり(バッハ以前の曲も多いのよ)。おひまびとなので一応全部聴いてみました。
で、私の結論⇒カッチーニと、グノーと、シューベルトが好き素敵💛⇒(自分でも驚いたけど)これ、三大アヴェ・マリア!私の耳も音楽の趣味もごくふつうってことよね(笑)
この曲の本当の作者はロシアのヴァヴィロフ。彼は自分の作品をルネッサンス時代の作曲者の名を借りて発表することが多かったみたいよ(音楽が全然違うのでバレました@1970年)
私はそんなことはどーでもよくて、ただうっとりと聴くだけ。シャルロット・チャーチに歌ってもらいます。
/ジュリオ・カッチーニ(1545?-1618)。ウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-73/サンクトぺテルブルク)。シャルロット・チャーチ(1986-/ウェールズ・カーディフ)
こちらはグノーのアヴェ・マリア(バッハを一部引用)。彼が作曲した『賛歌と教皇の行進曲』は後にバチカン市国の国歌になりました(1949年)。マリア・カラスにお願いします。
/シャルル・グノー(1818-93/パリ)。賛歌と教皇の行進曲。バチカン市国国歌(@1949)。マリア・カラス(1923-77/ニューヨーク)
世界中に知られるシューベルトのアヴェ・マリア、(大好きだけど)私テキ3番目になってしまってごめんなさい(^^)。タタールスタンのアイーダ・ガリフッリーナです。
三大アヴェ・マリアの素敵たくさんの器楽カバーたちは、そのうちあらためてサウンド小旅にしたいと思っています。
/フランツ・シューベルト(1797-1828/ウィーン)。アイーダ・ガリフッリーナ(1987-/タタールスタン・カザン)
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