ゴールデンウィークの京都でも、嵐山嵯峨野や清水寺かいわいを外せば案外空いていて、じっくり楽しめます(5月2日と4日にGWの大徳寺と建仁寺をレポートしました(↓)。この日は半月前の5月2日です(*1)。行きのJRも帰りの阪急も混んでたのよ。
今回私が選んだ旅先は光悦寺(こうえつじ)。お庭がきれいなことは昔から知っていて、ぜひ行きたいとずっと思っていたのよね。40年越しの願いがかないました💛
徳川家康は1615年、天才芸術家『本阿弥光悦(ほんあみ・こうえつ)』に鷹峯(たかがみね)の広い土地を与え、さまざまな工芸職人たちが住みついて当時の『芸術村』に発展しました。光悦の死後、彼の屋敷は日蓮宗のお寺『光悦寺』になります。
でも、光悦寺の境内でお寺らしい雰囲気があるのは本堂だけで、あとは全て『お庭』(そのほうが光悦らしいわね♪)。竹を斜め格子に組んだ垣根は光悦が好んだもので、光悦垣(こうえつがき)または光悦寺垣と呼ばれます(2~3枚目@大虚庵=だいきょあん)
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(*1)ブロ友さんからアドバイスがあり、タイトルのラストに小旅の日付を入れるようにしました(これは大正解だったので彼女に感謝ね♪)。『22May02』=2022年5月2日です。過去記事は大徳寺の『13May』(=2013年5月)や建仁寺摩利支天堂の『15Apr』のように『月』までで、『日』は入れてません。
2020年容子は『日』を入れておかないと前後の記事との間でアタマがごちゃごちゃになるけど、過去記事はその心配がないので『日』はカットです(←調べるのがめんどうってこともあるの)。タイトルは短いほうがいいので、試行錯誤を重ねてこの日付スタイルにしました。
***** 小旅のルート *****
***** 光悦寺 & 地図 *****
***** 鷹峯 & 光悦垣 *****
***** 大徳寺 & 建仁寺@GW(22年5月) *****
***** 京都の小旅(INDEX) *****
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光悦寺には7つのお茶室があります。1~2枚目は『本阿弥庵(ほんあみあん)』(*2)。ヤマツツジ(*3)がお庭のあちこちでとってもきれいに咲いていました(3枚目)。このお花のことはガイドブックにはほとんど紹介されていないようね。
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(*2)光悦寺のお茶室の情報は驚くほど少なく、また情報源によって同じお茶室の写真が違う名前になってたりで、同定(=名前を確かめること)がめちゃめちゃ難しかったです。正直なところ、本阿弥庵かどうか自信はありません。
(*3)ツツジの園芸品種は同定が難しいことが多いので、ヤマツツジかどうか自信はありません。
***** ヤマツツジ *****
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本阿弥庵からの京都市内(1枚目)や鷹ヶ峰(2枚目)の眺めがホント素晴らしいのよね。人影も疎らだし、思いきり伸びをして(2枚目)、ヤマツツジを間近に観て(3枚目)、陽射し強くなってきてるから傘を差した写真も撮っちゃえ(4枚目)。・・・と、やりたい放題(^o^)
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参道を出て左手(西)、光悦坂を天神川に下りていきます。坂の途中から吟松寺のほうへ(グーグルマップにない)小径を歩いていくと、柴垣(1~2枚目)や竹垣(3枚目)がいかにも京都の里山の風情なのね。4枚目は道端のもみじの若木です。光悦寺のかいわいは青々とした元気な子たちが多く、秋が楽しみね💛
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西陣の松山政雄さんが第二次大戦後にウールの着物を開発して成功した後『染織工房の様子を見せる観光施設』を企画しました。彼の死後の1952年にでき、その後発展したのがこの『しょうざんリゾート京都』。『しょうざん』=松山の音読みです。
ここには広いお庭や工芸館、体験工房、山野草・盆栽の展示販売、レストラン、結婚式場などがあり(1~2枚目)、江戸時代の『光悦芸術村』の子孫と言ってもいいかもしれません。古くから京都大阪のオバさまたちの人気が高いのだけど、今まで来る機会がなかったのね。
ここは先ほどの吟松寺から天神川に沿って400mほど下ったところにあり、今回のランチスポットとして狙ってました。どこでランチするか悩ましいけど、本日は『楼蘭(ろうらん)』で飲茶ランチ♪(3~4枚目)。ランチメニューの上から2番目です。
***** ランチメニュー@楼蘭 *****
***** しょうざんリゾート & 公式 *****
***** ランチ(INDEX) *****
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うふふ、いい感じでしょ? 紹興酒の大きな甕があり、ビールの後にオンザロックをいただきました(2~3枚目と5枚目)。4枚目は珍しい濃い目オレンジのマニキュアです。『穴子としょうがの炒飯』がめちゃ美味しくてカンゲキ💛(5枚目)。デザートは胡麻団子と抹茶ゼリーとミルクプリンでした(6枚目)
***** エクス *****
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