リスクを負わないのがリスク。
/ ビルゲイツ
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Android 携帯にしてからアドレス帳が Gmail と融合して使いづらい事この上なし。とくに読み仮名問題はいつまで経ってもキチンと解決しません。
という事で、慣れた Excel で編集する事にします、という備忘録。
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※本日記は2011年7月24日に記述しました。
※Excel は 2007 です。
※CSVや同期に関する知識を要するので、慣れていない人は注意です。注意です、というか不安な人はやらない方がいいと思います。
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ここで、最初の注意点。
Google のアドレス帳の「メモ」欄(アドレス帳の右の白いエリア)で改行を使っていると、うまくメモが移行出来ません。改行を削除するか、別の方法を模索してください。
※カンマも良くない気がするけど未実験です。
※他のフィールドでも改行を使ったデータを作っている人は要注意です。
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それではまず Android 携帯と Gmail
のアドレスを同期して同一にしておきます。「同期ってなあに?」って人は携帯のマニュアルを読んでから戻ってきてください。
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ブラウザの Gmail で
(左の)連絡先
(やや右上の)その他の操作→エクスポート
を選択します。
チェックボックスは
「すべての連絡先」
「Google CSV 形式」
をにチェック。
※不安な人は Outlook と vCard 形式でも保存しておくと、いざというとき安心かも。
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google.csv
というファイルが生成されているので、Excel 2007 のメニューから「開く」を選びます。
ファイルダイアログの右下あたりにあるファイルタイプの選択で「すべてのファイル」を選択。
そうしたら、自分が生成した google.csv を探して開いてください。
※ここでダブルクリックやドラッグアンドドロップで Excel で開くと上手く開けないので注意。
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Gmail が吐き出した csv は普通には読み込まれず「テキストファイルウィザード」というウィザードで処理されます。
まず最初の画面で
「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」
にチェックを入れます。
取り込み開始行は「1」。
その右の文字コードは「日本語(シフト JIS)」。
そうしたら「次へ」を選んでください。
※「完了」ではないです。
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次に「区切り文字」を選ぶ画面になるので
「カンマ」だけにチェック
してください。
他は全てOFFでいいです。
またまた「次へ」を選んでください。
※「完了」ではないです。
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次は「区切ったあとのデータ形式」を選びます。
ここではまず、一番下にある「データのプレビュー」の一番左のセルを左クリックで選びます。
セルが白黒反転した状態で、下のスライダーバーを一番右まで動かします。
動かしたら、一番右のセルを「Shift+左クリック」します。
※そうするとプレビュー上の全てのセルが選択されると思います。
全てのセルが選択(白黒反転している状態)で、左上のデータ形式から「文字列」を選びます。
※これをやらないと、「03xxxxxxx」という電話番号のデータが数値扱いになり「3xxxxxxx」というデータにされて面倒な事になります。
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そこでようやくデータが表示されます。
好きなデータをエディットしてください。
通常、携帯の読み仮名として扱われるのは
Yomi Name
フィールドですので、読み仮名で困っている人はこちらに全入力を。
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編集が終わったら
「名前を付けて保存」→「その他の形式」
で、ファイルの種類を
「CSV(カンマ区切り)」
を選択して出力します。
※保存するファイル名は変えてください。上書きして元ファイルを壊しちゃうと困るので。
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ブラウザの Gmail の連絡先を「全て削除」します。
※Gmail のインポートは連絡先を上書きしてくれないので、削除しておかないと更新されません。
そうしたら
(左の)連絡先
(やや右上の)その他の操作→インポート
を選択します。
「ファイルを選択」でエディットしたファイルを選びます。
※その下の「インポートした連絡先を次にも追加」のチェックは不要です。必要な人は追加してもOKですが。
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最後に携帯に同期して終了です。
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自分はこれで一応一通りのデータを確認しましたが、上記の流れで壊れたデータはありませんでした。でも特殊なフィールドを作っている方などはその限りではありませんし、エクセルの操作に慣れていないと、データを壊してしまうのでバックアップは必ず取った方がいい予感がしてなりません。
それでは。
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