【22年度】慶應SFC環境情報学部小論文の模範解答 | 横浜未来義塾|総合型選抜/AO・推薦入試・小論文対策専門塾|横浜校(神奈川)、オンライン校

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2022年度の環境情報の模範解答を書きました。

総合でも書きましたが、100人が解を出したら、100通りの答えがあります。

受験生の皆さまの、参考にたてばと思います☺️


問1は、数学大好きSFC講師高石
問2は、SFC院生K講師と私(塾長)が書きました。




問1







 



問2 *以下の記述は出題上の架空の設定です



慶應義塾大学環境情報学部では併設される総合政策学部と共に、創設時より、社会の発展とともに複雑化する様々な問題に対応し、より良い社会を実現する「問題発見型人材の育成」を目標として掲げ、教育研究活動を行なってきました。社会が直面する重大な問題にはあらかじめ定義されておらず、その問題を自ら発見、定義し、それを解決していくことが求められます。
 
また、学生が既成概念にとらわれずに教職員とともに未来を創造する両学部の学生像を表現するキャッチフレーズとして「未来からの留学生」を掲げてきました。環境情報学部の入学生に対してはこの「未来からの留学生の」としての資質が期待されています。


以上をふまえ、以下の問いに答えてください。


この問題も、環境情報らしいですね🤔

できるだけ、リラックスして、肩の力を抜いて、考えればいいのではと思います。試験中でも、「こう、きたか」なるほどなるほどと、楽しみながら答えていければいいですね☺️

総合政策では、固い資料が多いので、背景知識と現代文の力が必要です。
もちろん、環境情報にもそのような出題の年もあります。

素早く読む力と、書く力、資料を一文要約する力を蓄えると役に立ちます。

この一文化、タイトル付けというのが、ポイントでしょうか。


私のアプローチの仕方は、特に総合政策と変わらず、黙々と紙に書きながら、与えられた条件と時間軸の中で、何ができるか、未来を知る人間としては、この20年4月ってどんな時だったけなあと考えることです。

それでやりたいことには、どんなものが必要なのか、と。

ちょっと、いつもの思考メモを貼ります。
相変わらず、汚いのですが、、、ご了承ください。












と、このようなかんじです。


20.4を思い返して、コロナかなぁ。


未来を知ってて防ぐ。いや厳しい、

なんだろ、と。

ワクチン?

これも厳しそうだ。この国は。なんか色々あったし。



せめて、GDW、幸福度数をあげることかなぁと、無難に方向に(とても大切なことです)


ぶっ飛ぶ方向では、今流行りの東京リベンジャーズみたいな話しを考えたりしたのですが、いや、自信がない。


無難にいこうと思いました。


幸福度数を上げるには、それだと複数の研究と被りそうだ。アプローチが違えば良いのですが。。


お笑いであげようかな。


と、いうふうに。


構想さえ決まれば、じゃあ2年間の活動にパートごとに組みこむといったかんじです。


受験生の皆さんは、はじめは、自分にとって、身近な計画を立てて、それを実行するというふうに慣れていくとよいのではと思います。




問2-1

入学後この「未来からの留学生派遣制度」にあなたが参加し、2020年4月に行くことができた場合に、この機会を、活かして解決したい、あるいは解決できると考える問題について、分かりやすく印象的な名称を考え記述してください。




コロナ逆境を乗り越える、一億総お笑い計画




問2-2


問2-1で記述した問題の解決について、過去に移動できる「未来からの留学生派遣制度」という特別な機会を通じて取り組むことの意義を200字以内で記述してください。




コロナ鍋という逆境の中で、未来を知る私達が取り組む事は、いかにこの外圧を利用して、この国を改革していくということである。改革といっても、現在、課題先進国であるこの国は改革しないとならないことが山積みである。また、短期的な視点の応急処置的な改善でもよいのかも知れないが、私達、未来からの留学生は、10年、50年先を見据えた、この国の根本的な事項を変えるのが、真の意義ではないかと考察する。

 






問2-3


問2-1で記述した問題を解決する方法の具体的なアイデアを2-3の枠内に記述してください。必要に応じて図や絵を用いてもかまいません。柔軟な発想や奇抜なアイデアを歓迎します。





前述した「コロナ禍による精神への負荷」という問題を解決するアイデアを以下に記載する。


まず、問題の流れを具体的に定義すると以下になる。

「コロナ禍、対面時にマスク必着となり相手の顔半分が見えない状態でのコミュニケーションが主体となった」

「この新しいコミュニケーション手法が精神へ悪影響を与えている可能性がある」


この問題を解決するアイデアを説明する。

「すべての人が自身の顔の人形を3Dプリントで作成し、首からぶら下げる」

「スマホアプリを用いて自身のドーパミン分泌量を測定し、測定結果から幸福状態を定義する」

「顔人形がある状態とない状態を比較し、顔の見えないコミュニケーションが幸福状態に影響を与えるかどうかを評価する」









問2-4


その問題解決の実現に向け2年間にどのような活動を行うのか具体的な手順を記述してください。解答欄に左端ち時系列を示す直線が用意されていますので利用してください。図や絵を使用してもかまいません。創造性豊かな構想を期待します。




問題解決に向けて二年間で行う活動を以下に時系列に沿って説明する。

3Dプリンターを用いた全国民の顔人形の作成」

全国民の顔人形の作成をすべて一元的に行うと膨大な時間がかかってしまう。そこで、国民自身がマイナンバーカードを用いて顔人形を作成できるように設備を整える。コンビニ等と提携を結べば多くの人が問題なく利用できる。また、寝たきりなど外出が難しい場合にはSFC生が授業の一環として作成・配達を行う。


「ドーパミン測定アプリの作成」

ドーパミン測定を行う際にはSFCにて脳科学を専攻している研究室があるため協力してアプリを作成したい。今回の問題解決には未来からの留学生である私と当時のSFC生が協力することが重要だと考える。


「測定したドーパミン分泌による幸福度数比較・評価する」

測定に用いるドーパミン測定値を集計し比較及び今回の実験の評価を行う。この時、収集したデータ量は膨大なものとなる。そのため、集計・比較にはビックデータ解析手法を用いる必要があるだろう。また、詳細な評価のためには被測定者の職業や生活リズムなど個人情報に当たる内容が必要となるため情報の取り扱いに注意する。