夏休みをどうすごそうか。
皆さん、それぞれ忙しいかもしれません。あるいは特にない。昼夜逆転しそうなど。
部活や一般入試対策、検定対策、あるいは家族で帰省や旅行、友達と遊ぶなど各自の夏休みがあると思います。
総合型選抜入試は、日本ではまだ半数の生徒さんの受験パターンかもしれませんが、アメリカなどの英語圏の国、あるいはお隣りの韓国など、世界各地では、スタンダードな入試です。逆にペーパーテストだけで大学を受験する一般入試は、今日、いわゆる先進国の中でも少数派かもしれません。
もちろん、ペーパーテストのみで大学の合否が決まるのは、今やスタディサプリやAIが普及しているので、教育の地域格差がなく公平です。
ご自分にあった入試のスタイルをお選びになってはと思います。
あくまで、私の意見でありますが、大学後に、また将来、必要となるのは、知識も大切ですが、その知識をどう使うか、解がないものを実践する力なのではと思います。ここは賛否両論でご家庭やお子様が通われている学校の価値観などもありますので、深くは述べません。
さて、どの入試でも、当然ですが、先手必勝です。大切なことのパターンを書いておきます。参考にどうぞ。
1. オープンキャンパスに行く
ついでに模擬授業など受講してもいいですね。
2. 自分が取り組みたいテーマに向けて探究してみる
1. ロシア、ウクライナ戦争とイスラエルの戦争の違いは。その歴史の違いは。民族とは。日本を何をすべきか。ロシアと北朝鮮への対策。地政学。国連とは。Jikaの活動。QUAD、安全保証政策。
2. インバウンド対策でさらに手を打つとしたら。限界集落。東京一極集中問題。東京都知事戦。日本のコンテンツのポテンシャルは。地域間の連携。ニセコや福岡、星野リゾートから学ぶ。モノからコト消費を体験型。つまり、コンテンツの育成。そのコンテンツを日本各地で連結する。その集約で外資誘致。公共政策、財政健全化。小日本授業は。日本のデザイン。介護者の不足。消滅可能性地域。可処分所得と物価と賃金。国内の特定技能外国人を考える。日本語学校とボランティア、サポート。住み良い、幸福度数に拘った日本のデザイン。
3. 日本の企業は海外に向けて何をしているのだろう。世界の各地域の世代間の意識や文化、生活は。民主主義と専制主義の限界は。
4. グローバルサウスとは。GDPの減少はどのように世界、私たちと関わるのか。AIの進化はどこまでいくのだろう。2050年の世界は。
5. アプリを作ってどのように活用するか。AGIとは。半導体。ロケットは。AIの進化に追いつかない法の整備と倫理。
6. 韓国エンターテイメントに学び、アニメ+歌の組み合わせの他の戦略は。流行るオーディション型コンテンツの他民族化とARを見据えた戦略は。人間とAIの違い、共存。韓国ドラマの中毒性とシナリオ。つまり、コンテンツ産業、プラットフォーム創出。
7. 世界の異常気象と海水上昇問題。SDGSと世界の安全保障問題の相関関係。国内の災害対策。
8. 人口ボーナスの恩恵を受けるASEANとアフリカ諸国との日本企業は。あるいはスタートアップがやること。迫るインド、インドネシアとナイジェリア。アフリカ東海岸の資源。北極海航路。
9. EU、NATOはアメリカの大統領選挙によってどうなるのだろう。アメリカ国内分断のリスク。ユーラシアレポートから考える。世界的な分断化を考える。
10. 世界のグルメ。環境に優しい服と都市開発。GX。多民族コミュニティとは。世界の都市設計と歴史。インクルーシブ教育。北欧に学ぶ福祉国家。
11.フードテック、医療体制のビックデーターによる一元化、ロボットの活用医療。従事者の効率的な配分。ゲノム
などなど、様々な課題があります。
以上、思いつぐままにイシューとなりうるキーワードを羅列してみました。これらを組み合わせても、あるいは単独でも、大学の各学部で学ぶことに繋がるはずです。
無論、上記の事を広げ深掘りをしても良いと思いますし、他の課題を見つけても構わないと思います。
その際、ご自分の経歴、志望校学部のアドミッションポリシーと担当教授の存在と共にゼミや研究機関などを把握し、重ねていっても良いと思います。せっかく深掘りしたのに、担当できる教授が不在、あるいは異動するということはよくあるはなしです。一方、ゼミもホームページはあるけど、活動が止まっていることはありうるパターンです。しっかりと確認もしてください。つまり、何のための志望理由書なのか、ということがなりかねません。
確認は絶対にしてください。詰めが甘いと後で大幅な時間のロスとなりえません。
一方、自分が夢中になりそうなテーマをみつけ、深掘りし、最終的に志望校学部を見つけていってもいいと思います。
しかし、高校2年生の生徒さんは、約1年で願書提出の締め切りが待っています。と、なると重ねていくのが無難かとは思います。
探究、イベント、コンテスト、大会、ボランティアなど、インプットとアウトプットを兼ねて参加してみるのも良いと思います。
イベントやコンテストなどは、一部の学校ではお知らせがあります。しかしながら、そのような告知がない学校が大部分です。また、学校で経歴となりうる行事が複数用意されてる所もあります。とはいえ、参加しただけでは不十分であり、その中でどのような役割りを担ったのかをアピールできる必要があります。
告知がある学校の生徒さんも、あるいはない生徒さんも、お気軽に弊塾にご相談ください。
3.小論文を通して、世界や国内の時事、課題などを学ぶ。
様々な問題を知り、それに対しての独自見解を背景も加味しながらストックしていくと、二次対策や上記のテーマの深掘りに役立つでしょう。
このことは、自分の知見と視野を広げ、論理的、問題解決、創造思考を作る。活動実績の深掘りにも役立ちます。
小論文とは?→作法→練習→各入試問題や当塾独自問題へと進んでいきます。
では皆さん楽しみながら学んでみてください。
塾長