はまねこ 倭と杏 -322ページ目

新宿ぶらぶら

ネットで針供養を調べてみたら浅草寺か新宿の正受院が有名のようなので、重い腰をあげて新宿行きを決意した。


正受院はこちら 。 けっこう盛大に行われているよう。楽しみだ・・・


奪衣婆尊

 だがしかし・・・例によって間に合わなかった。

 2時過ぎにいそいそと家を出たのがよくなかった。

 この写真の奪衣婆尊(俗称:綿のお婆さん)と針塚で手を合わせてきたものの、すでにすべての事は終わった後のようで、とうふもこんにゃくもなーんもなく、葬儀屋さんが葬式の準備をしているだけだった・・。





気を取り直して、ついでに花園神社に行った。ここは私にはとても懐かしい。花園神社

歌舞伎町の方から行き一つ目の石の鳥居をくぐり、2つ目の赤い鳥居のすぐ横あたりに、20年前によく遊びに行った『第三倉庫』というディスコ(今のクラブ)があった。入り口に小さく『第三倉庫』とある以外なんの看板もなく知っている人しか入ってこないのだけれど、金曜と土曜だけ深夜11時に(1時だったかも)開店していた。 お客さんは私たちのような美容関係者や懐かしのハウスマヌカンと呼ばれた人たち(当時は丸井の全盛期だった)が多く、普通のスーツ姿のサラリーマンやOL、大学生はいなかったと思う。 入り口には見張りのような人が立っていた。今思うと、相当怪しい空間だったけれど、あの頃はそんな特別の場所が楽しかった。


懐かしきその場所は、『田舎料理 川太郎』という小料理屋になっていた。 川太郎











遊びに行ってはいたものの、ここでお参りをしたことはなかった。せっかくなので、のんびりと散策。

本堂   本堂                お稲荷さん   お稲荷さん


おみくじ 今年初のおみくじを引いた。

 私がおみくじを引くと8割がたこの末吉がでる。





お納め所

  お納め所

 『腹の立つことなども当神社にお納めください』とあったので、遠慮なく納めてきた。


                        

  

 

  


帰りにオカダヤに寄り、古布や木綿の糸(ここはやはり色が豊富がある)などを購入。 ついでにガロンテープの確認。


ついでにマイシティの津田家さんにに寄り、バイアスの三河衿芯や帯〆(これは予定外)を購入。帯〆


また似たような色目のものを買ってしまったかも。

安かったし、まいっか。



久しぶりの外出で楽しかった。

やはり家にこもってばかりだと、精神的によくない気がする。思えば携帯のメールの返事もたまっているしなあ。


半衿もつけました

もうちょっと余力があったので、半衿もつけてみた。

以前に足袋を作ったときのあまり裂をバイアスにつなぎ合わせて・・。だって、濃い色の木綿の布ってこれしかなかったんだもん、、、  


半衿   

 

 ←つなぎ目。

  意外とめだたないみたいなので、よしとしましょう♪

  なんかこう、布を大事にしてます、って感じがたまりまへんな~^m^ 



 

コーディネイト  帯は古着屋さんで買った塩瀬の染め帯。

 帯揚げは、美容学校に通っていた頃(20年前?)に参宮橋にあった古着屋さん(たしか灯屋さん) で買ったちりめんの帯揚げ。

 帯締めは冠組。


 無難にまとめてみましたんよ~♪  



 


おさがりの長襦袢のお直し

洋服地のウールで作られた長襦袢があったので、これを先日作った着物にあわせることにした。

肩巾はちょうどよいようなので、袖付け部分は解かずに、袖口・袖底、袖下部分だけといて、寸法を合わせた。

袖丈を一寸短めにし元禄袖に、袖巾もすこし調整。


ウールの襦袢

 元の袖を裏返したところ。

 古いきせ山をとろうと水スプレーしたら、樟脳のにおいがくさいのなんの・・。 今日は縫いたいので、後で洗うことにした。以前モスリンの襦袢を洗った時にもすごかったけれど、長い間箪笥に眠っていた物のこの樟脳の臭いというのは、洗ってもなかなか取れない・・ 乾いているとそんなに気づかないけれど、水に入れると本当にびっくりするほど臭い!


 


           ↓


お直し  

こんな感じになった。





 



あちこちほつれていたので、それも繕った。


たぶん洋服地だろうとしか思っていなかったけれど、やはりそうだった。110センチ巾の生地だと思うけれど、よくみると、前身頃→後身頃→前身頃 まで一枚の布で作られている。

背縫いや脇縫いはつまんで作られていた。    

おもしろいなあ。


この襦袢、広衿でできているので本当はこれをバチ衿にしたいのだけれど、今日のところはこの辺で。


今回はめんどうな計算もなかったし、この間の経験もあったのとで、さくっとできた♪ 

ふふ、私も成長したなあ。

この襦袢もまさか私に手をつけられるなんて思ってもみなかっただろうに・・・