ユネスコ(国際連合 教育科学機関)、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)は、

ユネスコの”UN”は、United Nations:国際連合。

”E”は、 Educational:教育。

”S”と”C”は Scientific and Cultural:科学と文化。

”O”は、Organization:機関、機構。

諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関。

 

 

 

昨年、記憶に新しいことは、ユネスコから世界無形文化遺産に認定を受けた文化技術は、

 

2024年12月 日本における麹を使った日本酒の伝統的な知識と技術

 

そして4年前、

 

2020年12月 日本伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術

 

2020年12月 太極拳(中国)です。

 

今年2025年は、新しい21世紀型の社会環境が世界中で整えられています。

 

 

太極拳は、本来高尚な文化技芸で、養生(究極的な健康法と理論)、思想哲学、そして武芸が融合されたものです。

 

今年から、私共はユネスコ:国連教育文化機構 世界無形文化遺産としての「高付加価値のある太極拳」の普及に励んで参ります。

 

 

 

 

 

 

日本国内にある”太極拳”(主に24式太極拳)は老人が集まって行うもの、ばかりが多く成りすぎた誤ったイメージが広まり過ぎた印象があります。

 

しかしながら、本物の太極拳文化は深奥で、多くの方々、老若男女に健康増進効果、集中力上昇、記憶力向上、思想哲学における歴史ある文化教養を含み、自分自身の心身にとても大きな安堵感が得られます。

 

1、文化は、幅広い中国武術文化の中での「太極拳文化」に更に注目していきたいものです。

思想哲学

武芸
養生・体育

 

思想哲学

太極拳文化の起源と歴史

吐納導引術 五禽戯 養生延命録
気一元論 易経:陰陽論 五行思想
太極拳の成立

 

武芸

武の意味
十三勢 八法五歩
一動全動 節節貫穿 一気貫通

 

養生・体育

先学礼、前学芸 先学徳 前学武


生命の尊さ、自分の心身の養生 理論と方法 

導引術的功用
調身、息、心
養生と体育の区別 
 

つまりは、易経における究極の確率論に基づき、思慮を高め、心身は健康健全であり、技芸を共に行うことによる敬意が相互に生まれます。

 

まとめると、歴史的文献の記録には、春秋時代2500年前から行われていた老子、荘子に記録された「吐納導引」に、1800年前の後漢三国志時代の魏書にある華陀伝にある「五禽戯」そういった歴史プロセスを全部吸収して、およそ15世紀明の時代に「太極拳」の成立になります。

 

そして中華民国、中華人民共和国での近現代的な文化的発展をして、最近の医科学を吸収して、今日の「UNESCO ユネスコ:国連教育文化機構 世界無形文化遺産としての「高付加価値のある太極拳」が世界中で広められています。

 

我が国の太極拳の広まりの40年間の活動状況の結果や現状では、率直に語れば「お役御免」という印象を受けます。

 

私は、今年で太極拳修養は1982年13歳から始めて43年めになります。

 

中国での修練は1985年から始まりましたが、コロナ問題のデカップリング:分割が起こりましたが、今年2025年は、40年でした。最後に中国を訪問したのはコロナ問題前の2019年でした。

 

今感じることは、自身を現代的な遣唐使をお手本に、日本人として日本の将来の心身活性化活動に邁進します。

 

2年前に、横浜市最南端にある金沢八景に拠点を移しました。

 

 

水と緑がきれいで海もとても美しい環境です。

 

 

今現在は、来年4月からの活動に変革をしたいと思います。

 

自分たちの未来のために、多くの皆様の為に尽力していきます。

 

宜しくお願い申し上げます。