「COVIT19 コロナウィルス感染症拡大問題」は、報道の中では2020年1月から、中国国内武漢市で「新型肺炎」という病症が発生ということで始まり、2月には米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダなどで国際社会問題化して深刻化していた国はスペイン、イタリア、ロシアなども加わり、日本にも問題が大きくなって、ここで国連常任理事国5か国、G7先進国のすべてが該当国になりました。
専門家は「パンデミック」と呼び、日本国内では学者さんたちが、様々な意見を言い合いました。
ここへ来て実際のところは国際経済やパワーバランスの変化が大きくなり、米中経済戦争問題が引き金となり、今現在の判るところでは、最終対策としては、これを機会に世界中に広まった「倫理道徳的な間違いのある弱肉強食の歪んだ”今だけ””金だけ””自分だけ”の強欲的資本主義」を是正するためのものだったG7世界経済エリートの提唱した政策を、「パンデミック問題」を一つのきっかけに各国政府各々に臨機応変して自国民への意識改善と社会構造改革への強い働きかけを行ったものでした。
その為に所謂鎖国を施し、国から国への出入りを止め、各国家政府によって方針は各々で北欧諸国などでは、あまり重要視することなく関心の薄いところもあったことが印象的です。
その象徴的なものは150か国の加盟する、国際連合:国連が採択した加盟国が2030年までの共通認識とする「SDGs」の内容にアフターコロナ時代に世界が行うべき計画目標の内容に表れています。
今回のコロナウィルス感染症拡大防止政策では、途上国とその国民意識で「生活の充実度」の高い国はあまり問題を重要視せず、逆に低い国ほど厳格化していました。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)は17の目標があり、169のターゲットがあります。
1、貧困をなくそう(貧困問題が深刻)
2、飢餓をゼロに(飢餓は日本でも問題)
3、すべての人に健康と福祉を(不健康がまかり通り、医療費、福祉も大金がかかる)
4、質の高い教育をみんなに(教育の不平等、高学歴でも精神に歪みのある方もある)
5、ジェンダー平等を実現しよう(男尊女卑に代表される女性蔑視)
6、安全な水とトイレを世界中に(汚染された河川、海の水、不衛生なトイレ)
7、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに(工場からの公害汚染問題)
8、働きがいも経済成長も(疲労と虚しさの残る労働)
9、産業と技術革新の基盤を作ろう(同じ企業だけが有利で、中小個人が不利)
10、人や国の不平等をなくそう(常に国際的に有利な国、優位制を強調する民族問題)
11、住み続けられる、まちづくりを(居住地域を大事にしていない、使い捨て)
12、つくる責任、つかう責任(適当に作って、ほったらかし)
13、気候変動に具体的な対策を(地域によって自治体の予算が足りない、過疎化)
14、海の豊かさを守ろう(海域汚染問題が少なくない)
15、陸の豊かさを守ろう(廃棄物を埋めたりすることで土壌汚染が少なくない)
16、平和と公正をすべての人に(武力を使った交渉、不公平)
17、パートナーシップで目標を達成しよう(国家元首的なった立場でも同盟国での政財界同士でも疑心暗鬼的な人間不信が大きく悪影響を広げている問題)
今年2021年に入り、今から2か月前には「日本におけるグレートリセットのアジェンダ会議」がオンライン上で行われていました。
パネリストは日本経済同友会代表で損保ジャパン・日本興和損保会社の社長、桜井健吾氏、慶応大学教授、小泉政権で経済産業大臣を務められた、竹中平蔵氏、三菱重工業、NECの社長からも、具体的にはっきりと問題や今後への意見を本人の言葉から寄せられています。
この内容は、テレビのバラエティー番組などで喧伝される内容でなく(※逆にバラエティー番組は、コロナウィルスへの恐怖を植え付ける内容にを強調していました)
これは当然に、一般国民全体に知しらしめる、ということではなく「21世紀型時代の方向性を知る人だけ知って、いち早くこれからの時代のスタートを実行して欲しい」というメッセージになっています。
この一連の、パンデミック問題の発生は2020年1月からでしたが、まだ収束の先も見えていない時期の2020年6月に世界経済フォーラム創設者「クラウス・シュワブ教授」が、「COVIT19:THE GREAT RESET」日本国内では10月に出版されて、先月末に入手して全部を解読しました。日本語版にはサブタイトルとして「ダボス会議で語られるアフターコロナの世界」「もう戻らない、持続可能な変化の予想図」とあります。
内容は、現代社会の特性を表す「相互依存、複雑性、スピード」を改善するために「1、マクロ・リセット:経済、社会基盤、テクノロジー、コロナウィルスと環境、地政学など」「2、ミクロ・リセット:産業と経済、デジタル化の加速」「1、個人のリセット:人間らしさの見直し、心身の健康、優先順位を変える」とありました。
この書籍には、既にテレワークの推進、外食をせず、テイクアウトで内食、デジタル連携、という言葉がずらりと並び、昨年6月の時点で既に方向性が具体的に示されていました。
判ったことはパンデミック問題を利用した国際的な社会改善政策だということで、日本国内では財界が主導し、政府行政がその法的拘束力を使い、協力した、ということが正しく、財界エリートの経済力ですから、企業媒体のマスメディア報道を利用し、社会問題の解決「関東首都圏」は、1億2600万人あり、そのうちの3000万人が集中して、人口動態の数値的なバラつきの問題に東北地方や中部地方、中国地方は人口の過疎化が進んでいました。そして都会の問題としては「長時間労働」「睡眠不足」「食事の栄養バランスの偏り」「夜遅くまでの遊行」などの積み重ねによる生活習慣病発症が原因の健康問題が指摘されていました。
その他、実体数字と異なることが理由で起こる金融問題の各種。
必要最低限な業界、業種「スーパー、コンビニ」「流通」業界には良い経済効果をもたらし、不健康人を増殖させる業界、夜の繁華街は破壊し、都市部の関連不動産事業も強大なダメージを与えられ、密閉空間で密室談合の起こりやすいホテル産業も致命的なダメージを受けさせられ、スポーツクラブ・フィットネス業界も、適当にコミュニケーションの取れる密接空間があることで、クラブ運営形態では、強烈な打撃を受けるようになりました。ここまで大きな社会問題を経験することは初めてでもあったのですが、
私一人で知りたいことで解ったことはほぼ調べ終わりましたが、実際の決定づけは一個人では難しいようです。
はじめに2020年1月に中国で行った新型肺炎騒動の関連付けで、欧米で騒動になり、3月上旬のWHOからのパンデミック宣言から方向性が「感染症」と変わりPCR検査重視で感染者が日本の場合は再び今年1月から大きくなりました、シュワブ教授がは様子の変更の、それに合わせて方向性理論を書いたことか、あるいは初めから世界経済フォーラム計画ありきであったか、おそらく、具体性のあることは最初は少なく、それから人口知能で計画の方向性を修正しながら進んだか、これも政策の方針としては、大きな社会問題解決の為なら仕方のないことだと理解しました。
これからの日本社会は歪められた、よくいわれるところの「今だけ、金だけ、自分だけ」の強欲的資本主義、グローバリズムを廃止して「ステークホルダー資本主義:三方良し資本主義」を財界は目指すといっています。
※今年に入り、渋沢栄一翁の生きざまをテーマに考察するものも無縁ではないと思います。
日本式ステークホルダー資本主義のいう「三方良し」近江商人の商売十訓
①商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
②店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
③売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
④資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
⑤無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
⑥良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
⑦紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
⑧正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
⑨今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
⑩商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
②店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
③売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
④資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
⑤無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
⑥良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
⑦紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
⑧正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
⑨今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
⑩商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
私は関東人気質の人間なので「二宮金次郎・尊徳」の言葉を大事にして、これからの日本で起こる
「ステークホルダー資本主義」にプラスアルファとして加えたいと思います。
「ステークホルダー資本主義」にプラスアルファとして加えたいと思います。
大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。
大事を成さんと欲して小事を怠り、その成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者は、小人の常なり。
それ小を積めば大となる。
万町の田を耕すもその技は一鋤ずつの功による。
人道は一日怠れば、たちまちすたれる。
道徳のない経済は犯罪である。
経済のない道徳は陳腐である。
誠実にして、はじめて禍を福に変えることができる。術策は役に立たない。
心の田畑さえ開墾ができれば、世間の荒地を開くこと難しからず。
天理に叶う時、富貴来る。
大事を成さんと欲して小事を怠り、その成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者は、小人の常なり。
それ小を積めば大となる。
万町の田を耕すもその技は一鋤ずつの功による。
人道は一日怠れば、たちまちすたれる。
道徳のない経済は犯罪である。
経済のない道徳は陳腐である。
誠実にして、はじめて禍を福に変えることができる。術策は役に立たない。
心の田畑さえ開墾ができれば、世間の荒地を開くこと難しからず。
天理に叶う時、富貴来る。
今後の予定計画でのおおまかなものですが、社会全体が何処へ、、何をするかが、まだ明確になっていないこともあるのですが、
「はじめはゆっくり、そしていきなり」のいい方向での流れを待ち準備したいと思います。
おそらく、緊急事態宣言の時や、今もそうですが、ある「数値目標」へ辿りつけるまでは、続くと思いますが、私自身や横浜武術院の中国武術運動文化での活動効果「呼吸運動:肺機能強化」「全身運動:心機能の安定」「意識運動:脳の活性化やリセット」の3大効能はとても有効であり、安心して自身の心身の活性化による安定感の実感から来る基準意識は、とても大きな強みでした。そしてこの一年間は生涯忘れないと思います。
これまでは先行きが見えず、誰も知らず、精神的な労苦を多々受けることになりましたが、ようやく社会活動の方向性が具体的にはっきり見えてくれば、様々に余裕がないと、大変ですが、なんとか気長に待ち、歴史的方向転換になる「今まで」と「これから」は異なる、そして方向性に向けて頑張ればよくなると信じて頑張りたいと思います。