2020年12月17日に「UNESCO:ユネスコ 国際連合 教育科学文化機関」において「太極拳」が世界無形文化遺産として認定され登録されました。

 

 

 


そこで、今後の日本国内においての太極拳活動全体でも、しっかりとしているスタイルが奨励され、普及発展に結び付いて欲しいと思っています。

 

 

 



はじめに知っておきたいことですが、「UN、E、S、C、O:ユネスコ」とは、

ユネスコの”UN”は、United Nations:国際連合。

”E”は、 Educational:教育。

”S”と”C”は Scientific and Cultural:科学と文化。

”O”は、Organization:機関、機構です。

つまり U.N.E.S.C.O.は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の統括した専門機関です。

ユネスコ憲章第1条(目的及び任務)には、

この機関の目的は、国際連合憲章が世界の諸人民に対して人種、性、言語又は宗教の差別なく確認している正義、法の支配、人権及び基本的自由に対する普遍的な尊重を助長するために教育、科学及び文化を通じて諸国民の間の協力を促進することによつて、平和及び安全に貢献することである。


この目的を実現するために、この機関は次のことを行う。

(a) 大衆通報(マス・コミュニケーション)のあらゆる方法を通じて諸国民が相互に知り且つ理解することを促進する仕事に協力すること並びにこの目的で言語及び表象による思想の自由な交流を促進するために必要な国際協定を勧告すること。

(b) 次のようにして一般の教育と、文化の普及とに新しい刺激を与えること。
 加盟国の要請によつて教育事業の発展のためにその国と協力すること。
 人種、性又は経済的若しくは社会的な差別にかかわらない教育の機会均等の理想を進めるために、諸国民の間における協力の関係をつくること。
自由の責任に対して世界の児童を準備させるのに最も適した教育方法を示唆すること。

(c) 次のようにして知識を維持し、増進し、且つ、普及すること。
 世界の遺産である図書、芸術作品並びに歴史及び科学の記念物の保存及び保護を確保し、且つ、関係諸国民に対して必要な国際条約を勧告すること。
 教育、科学及び文化の分野で活動している人々の国際的交換並びに出版物、芸術的及び科学的に意義のある者その他の参考資料の交換を含む知的活動のすべての部門における諸国民の間の協力を奨励すること。

 いずれの国で作成された印刷物及び刊行物でもすべての国の人民が利用できるようにする国際協力の方法を発案すること。 

この機関の加盟国の文化及び教育制度の独立、統一性及び実りの多い多様性を維持するために、この機関は、加盟国の国内管轄権に本質的に属する事項に干渉することを禁止される。 


このユネスコ憲章に基づいて最近の普及で知られているものは、2013年にはインドの「YOGA:ヨガ」が認定登録され、日本国内の巷でも本格的に広まりました。

インドが発祥の地である、ヨガは伝統ある「ヒンズー教」「アーユルヴェーダ医学」を合わせた運動文化です。

UNESCO認定の世界無形文化遺産として、相応しい存在としては、やはりしっかりと科学における定義で「体系的」「論理的」「立証的」に行い、効能や効果の実証が大事になって来ます。

太極拳の発祥の地は中国、長き4千年の伝統と歴史ある「陰陽論」が大きな特徴の運動文化です。

 

 

 

 

 


私達もずっと実際に行っているスタイルですが、

「体系的」には、「武芸」「養生・体育」「思想哲学」の3つを含み、

「論理的」では、「呼吸運動」「全身運動」「意識運動」の3つを行い、

「立証的」には、日本で有名なのは感冒・風邪予防、外来種でもある、今年の大流行「世界的大流行であったコロナウィルス感染症、インフルエンザ対策に大きな心身の活性化の効果で実証できるように行うべきです。

 

 

 

 

 


その為に、太極拳文化でも、専門・本格的なものと、レクリエーション的エクサイズのものと区分して、それぞれのポジションで行っていくことが相応しい時代になっていくと思います。

 

 

 

 


その中で今年、2020年ものこり1週間です。ちょうど今週は「冬至」とクリスマスを迎え、日本国内も世界的にも年内最期の金曜日になり、来年2021年からの国際的な経済マーケットの指標が具体的な方向性が見えて来るでしょう。    

有り難く、この年末で太極拳が正式にユネスコ世界無形文化遺産になり「科学」「文化」「教育」が重要なテーマなことで、私達の活動手法にピッタリなことは非常に嬉しいです。

ようやく準備していた私達のマーケティングビジネスにおけるプロダクトラインの目標で「ポートフォリオ理論」も実質的に組み立てられるようになりました。

一先ずは年越し、次に真冬厳寒モードの2ヶ月。

そして3ヶ月先の「春分」から本格的な軌道に載せてからの新年度4月~という計画で行っていきます。

4つのうちで一番大事なところは「魅力ある+将来性ある」となるビジネスであり、逆に淘汰を受けてしまうところは反対極になる「魅力なし+将来性なし」になって行きパラダイムチェンジが様々な分野・ジャンルで大きくなると思います。

因みに、立地的な条件で私達の拠点の横浜市港北区は、2022年から新駅が出来て交通の利便性が高まり、神奈川県民700万人、横浜市が県庁所在地で神奈川県太極拳連合会としての機能性が高められるチャンスが出来ました。

今年の仕事納めと来年の展望を持って頑張ります!