ロングタルトづくりにチャレンジ!
2015・11・7~愛媛・東温市~
いっしょに巻きたかったな…。ハタダ栗タルト館で開催された「ハタダ栗タルト祭り」で、ロングタルトをつくるコーナーがあった。その長さは、なんと10メートル!駆けつけたお客さんやファン約20人とともに、愛の葉メンバーからはSACKY、愛ちゃん、ほのかが参加した。まずは長~いタルト生地を裏返すところからスタート。関係者の掛け声に合わせ、みんなが一斉にひっくり返した。
東温市は愛ちゃんの地元でもある。開催前から楽しみにしていたそうで、イベント中もいつも以上にテンションが高かった。あんこを広げる前、しゃもじを持って、おどけたポーズ。愛ちゃんって、こんなにひょうきんな子だっけ?新たな顔を見られた気がした。
次は裏返した生地の上に、あんこをていねいに塗っていく工程。SACKYも全体が均等になるように広げていった。タルトのなかでも主要な部分だからね。けっこうきれいに広げていた。ふだんから料理やお菓子づくりをしているのかもね。
あんこを広げた後は、タルト生地を丸めていく、一番大事な作業だ。先ほどの生地を裏返す行程とともに、みんなで息を合わせてやらなければ、生地が破れてしまう。慎重には慎重を重ねて、クルクルと巻き始めた。
ほのかが、なんだか苦笑いを浮かべている。横にいたファンがほのかの工程部分を指差して、何やら言っていた。どうやらタルト生地が破れてしまったようだ。薄紙越しにヒビが入っているのが分かった。
うまく巻けた?見せてよ。ほのかに尋ねると「イヤだ」と自分の行程部分を両の手のひらで隠してしまった。まあ、生地が10メートルもあるんだし、みんなの共同作業だからね。なかなか、うまくいかないよ。
巻き終わって、最後は係の人がカットしていった。SACKYが巻いたものを見ると、断面はきれいな「の」の字になっていた。タルトを見せる本人も満足そうな表情だった。
愛ちゃんは持ち上げて見せてくれた。SACKYに劣らず、きれいに巻かれていた。タルトづくりをしている間も、ずっと楽しそうな表情を浮かべていた。地元でのイベントだったということもあるんだろうな。
ほのかのタルトはというと…。なんだ、きれいに巻けているじゃん。まあ、確かにきれいな「の」の字にはなっていなくて、本人は不満げだったけれど、合格点じゃないかな。来年こそは、もっとうまく巻けたらいいね。その時は、ほのかといっしょに巻きたいな…。
ロングタルトづくりとともに、巨大タルトの重量当てクイズがあった。美紀ちゃんの手前にあるものがその巨大タルト。直径は20センチぐらいあったかな。美紀ちゃんの顔が隠れてしまうほどの大きさだった。
実際に持ってみるのはNGということで、ブースにいた理梨花に代わりに持ち上げてもらった。すると、両手でけっこう簡単に上がった。あれっ、そんなに重くないのかな…。彼女の表情から推測して、投票用紙に「3・0キロ」と書き込んだ。
見誤った…。投票した後、ブースにやってきたほのかにも持ち上げてもらうと、けっこう重そうな表情だった。いやあ、理梨花の好演技にうまくだまされた。結果は4・8キロ。全然、違っていた。大の甘党だけに、かすりもしなくて悔しかった。
これだけの大きさのタルトなら、1週間は十分に楽しめたのにな…。悔しいな…。そんなことを思いながら、タルトの前でポーズを取る愛ちゃんとほのかを見ていた。タルトを食べようとする愛ちゃんの頭を、ほのかが食べようとしていた。それなら、オレはほのかの頭を…。いやいや、ジョークですよww
ライブ後には、畑田社長とともに、みんなでどら焼きを持って記念撮影。ライブが終わって疲れているから、甘いものはいいエネルギー補給になるよね。みんな、おいしそうに食べていた。見ているだけで、おなかが鳴った。食べかけでいいから、ほしかったな…ww
イベント終了後、敷地内に設置されていたミニ新幹線に乗っていいとのこと。それを聞いたメンバーはまるで子どものようにはしゃいで乗り込んだ。ちびっ子運転手の号令のもと、出発進行。満面の笑みを浮かべながら、ファンの声に手を振って応えていた。
後ろのほうにいたほのかも超満面の笑みでVサイン。いやいや、本当に楽しそうでなによりだ。本格的なマイクデビューに、ロングタルトづくり挑戦。そして、最後にミニ新幹線乗車。楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎたんだろうなあ。最後の最後に最高の「ほのかスマイル」を見られて、オイラも満足だった。
本格的なマイクデビュー
2015・11・7~愛媛・東温市~
大きな一歩前進だ。愛の葉ガールズはハタダお菓子館で開催された「ハタダ栗タルト祭り」に出演した。午前中にあった1部のライブ。MC後の「恋の魔法」の時、研修生のほのかがマイクを持って前に出た。ふだんはバックダンサーだが、きよらや美紀ちゃん、理梨花の3人といっしょに、笑顔でダンスした。
マイクを持つこと自体は初めてではない。たとえば、イベントが2カ所に分かれる時には、正規メンバーとともにマイクを握り、歌って踊っているのは何度も見たことがある。だが、この日は状況がまったく異なる。諸事情で欠席した未唯以外の正規メンバーがそろっているなかでのマイクだったからだ。咲葉良や莉緒がステージ裾で手拍子している。だから、研修生のほのかが歌っていること自体が特別な出来事だった。
そういえば…。イベント開催前のリハーサル。「恋の魔法」の振りつけの確認の際、ほのかがマイクを握っていた。いつもは、研修生の彼女がステージにどの程度、立てるのかを確認しているのだが、この日の光景を見て、もしかして…とは思っていた。「咲葉良とか、正規メンバーを押しのけてのマイクだからね。実力でマイクを勝ち取ったっていうこと」。佐々木社長の言葉を聞いて、自分のことのようにうれしかった。
ほのかは今夏、愛の葉に加入したばかりだが、8月の城山公園での松山まつりで愛の葉eggすの衣装を着て、いきなりステージデビューした。ちょっと早いんじゃないか?なんて思っていたけれど、以降の彼女のダンスを見ていると、素直に納得できた。この数カ月で愛の葉のオリジナル曲のほとんどを完ぺきに踊れている。正規メンバーよりもいいダンスをしているんじゃないかと思うことも少なくない。どれだけ、1人で練習を重ねてきたのか、容易に想像できる。だから、この日の「マイク獲得」は自然な流れなのかもしれない。
本格的なマイクデビューだね。ライブ終了後、ほのかにそう聞いてみると「うん。ダンスの先生や、みんなに300点って褒められた」だって。まあ、300点は誇張しているんだろうけど、うれしそうな表情を見て、よかったなって思った。この1カ月で、ダンスにも余裕が出てきた気がする。たとえば、この日の「君☆好き」。最後に両の人さし指を前に向ける振りつけがある。真正面で撮っていると、ファインダー越しに目が合った。
通常なら、そのままの振りつけで終わるところだが、最高のサービスを見せてくれた。両手をピストルに見立てて「バ~ン!!」と撃ってきたのだ。大きく口を開けて笑顔。ほのかは研修生だ。いい意味で心に余裕がなければ、こういうことはできないはず。すぐに両手を元の位置に戻したから、ほんの一瞬だったけど、写真を撮る身として、そして、ほのか推しとして、めっちゃうれしい瞬間だった。いつも、ありがとう。
午後の2部では、またまたうれしいことがあった。なんと、前髪を上げてのデコ出しで登場したのだ。おそらく、ライブでは初めての髪型。8月の松山まつりの物販中にデコ出ししている彼女を見たのが初めてだったけど、以降のライブでは見ていなかった。個人的には好きな髪型だったから、デコ出しはしないの?って聞くと「似合わないからしない」って言っていた。
いつか、また見てみたいなあって思っていた。久しぶりに見て、やっぱり似合っていると感じた。デコ出しすると、いい意味で表情がスッキリして映るしね。「いついつまでも」の時にもマイクを握った。小雨も降って、ライブ中は曇り空だったが、イキイキと、そして堂々と笑顔でダンスする彼女はとても輝いていた。まぶしいなあ。
最後の「虹色マジック」。終わりのほうで、咲葉良がいきなり、ほのかをおんぶした。予期せぬ出来事だったんだろうけど、彼女はとても喜んでいた。この時、ほぼ横で撮っていたが、カメラに気づいて、手を振ってくれた。明るくて、愛きょうがあって、笑顔がとても似合う子を、佐々木社長は「努力家」と評価する。今後も「恋の魔法」を歌う時はマイクを握るという。正規メンバーに向けて、14歳はまた、階段をひとつ上がった。
初めての食レポ&店内放送
2015・11・1~愛媛・新居浜市~
すべてが初々しかった。フジグラン新居浜で開催された地産地消フェア。愛の葉ガールズから、咲葉良、莉緒、ほのかの3人が出演した。午前の国体みきゃんとのゆるキャラショーが終わった後、研修生のほのかが食品レポートにチャレンジした。これまでも地産地消フェアのようなイベントには何度も出演しているが、食レポは初めてだった。
「ゆるキャラショーが終わった後、咲葉良さんに『食レポ、行くよ』って言われたの。事前に何も聞いていなかったから、えーって。めっちゃ緊張した~」。終わったばかりのほのかは苦笑いしていた。考える余裕もなく、マイクを握ってスタート。県内から出店している各店のブースを回った。時々、言葉に詰まりながらも、商品の紹介をしたり、店員にインタビューしたり。最初はぎこちない笑顔だったけど、腕を思い切り伸ばしてマイクを出したり、一生懸命だった。
ほのかの横には、咲葉良がいた。言わずと知れた、チームEのメーンMCの1人。ほのかがピンチになると、要所要所でアドバイスをしていた。愛の葉は根っからの現場主義で、今回のようなイベントでは司会を務めることが多い。もちろん、陰で練習をしているんだろうけど、実際の現場で経験を積むことでMC力を高めている。だから、愛の葉のデビュー当初から活躍する咲葉良は、ほのかにとっては最高のお手本と言える。
基本的には、ほのかがメーンで食レポをしていたが、ところどころで咲葉良がほのかと絡んでレポートを膨らませた。「ほのちゃん、試食してみようか」と話を振り、いろんなものを食べた。鯛の一夜干しを食べた時には「身がホクホクしていて、おいしいです」と感想を話した。まあ、初めてだし、うまく食品の紹介ができないわな…。
最後のほうにはいつもの笑顔を見せ始めた、ほのかは「難しかった。何度も噛んだりしたし、思うようにレポートできなかった。めっちゃ悔しい…」をこぼした。一方で、咲葉良は「めっちゃかわいかったよね~」と笑顔。でも、裏を返せば、まだまだこれからっていうこと。咲葉良も同じように失敗を重ね、経験を積むことで、CMのナレーターを務めるほどのプロ級の実力の持ち主になった。ほのかは、この日が初めてなんだから、1歩ずつ前に進めばいい。
また、店内放送も初めてこなした。事前に、咲葉良と綿密な打ち合わせをした後、スイッチを入れて話し始めた。「県内から、おいしいものが集まっています。お買いもの帰りに、ぜひお立ち寄りください」などとアナウンス。隣に立っている咲葉良がジェスチャーで「ここでトーンを上げて」などと指示。ほのかもその期待に応えるように、きれいな声を響かせた。
一度も言葉が詰まることなく、完ぺきに読み終えると、咲葉良が「よかったよ」と手をたたいて褒めた。気がつけば、自分も写真を撮るのをやめて、同じように拍手していた。「横チン、ほのちゃん、よかったよね?」と聞いてきたので「うん、何の違和感もなかったし、すごくよかったよ」と指で丸をつくって示すと、ほのかは笑顔で喜んでくれた。食レポでの失敗を見事に取り返した。自分のことのようにうれしかったなあ。
食レポに店内放送。初めてづくしのことばかりだったが、ほのかは楽しそうにこなしていたように感じた。ゆるキャラショーもしかり。咲葉良の「みきゃんのお尻についている花は何の花でしょう?」とお客さんにクイズを出した後「みきゃん博士のほのかちゃんに教えてもらいましょう」。ほのかは白いみかんの花について説明した。ライブでのМCも少しずつ増えてきている。こちらのほうは慣れてきたかな。
そして、子どもたちと「ようかい体操第一」や「ドラえもんの歌」そして、2017年えひめ国体イメージソング「笑顔はきみのためにある」の3曲をいっしょに踊った。ほのかが国体ソングを踊るのは初めて見た。いつものように、ほのかスマイル全開だった。
午後のゆるキャラショーが終わった後、歌手・ヤマウチコウタのミニライブ。予定の全曲を歌い終えると、莉緒とほのかがバースデーケーキを持ってステージに上がった。会場からはクラッカーも鳴ったり「おめでとう」の声も。思わぬサプライズに、ヤマウチはうれしそうだった。ローソクの火を吹き消すと、また拍手が鳴り響いた。こういうのっていいね。
この日はメンバー3人だけだったので、いつものようにライブはなかったものの、ほのかの初めてづくしのいろんなものを見られたので、来てよかった。でも…。ほのか推しとして、やってはいけないことをやってしまい、彼女を傷つけてしまった。話の流れで、冗談のつもりだったけど、明らかに怒っていた。謝った時には「大丈夫だよ。気にしていないよ」と言ってくれたけど、心の底では…。赤いメガホンを持って、丸い穴越しに見つめるほのかの瞳を撮りながら、もう一度謝った。ほのか、本当にごめん!



































