フーテンの横チン -323ページ目

こんなに便利なのに…


フーテンの横チン

 2010・9・12~タイ・バンコク~

 いや~、便利になった。帰国のため、スワンナプーム空港に向かう際、初めてエアポート・レールリンクを利用した。今年8月に開通したばかりなのだが、これがとっても便利。サイアムやシーロムなどバンコクの中心街からなら、地下鉄から乗り継いで約1時間で空港まで行けるのだ。時間を計算できると同時に、なんと約130バーツで行ける。バンコクに旅行に訪れたことのある人なら分かるだろうが、ヘタなタクシーに乗ると、観光客の足元を見て平気でぼったくるドライバーがいる。事実、僕もメータータクシーに乗ったのに「メーターを使ってくれ」と言っても、ドライバーが頑としてボタンを押してくれずに何度、ケンカをしたことか…。電車を使えば、そんな嫌な思いをすることはなくなるし、体も心も快適だ。しかし、宣伝が足りないのだろうか、お客さんがあまりにも少なかった。午前中だということを考慮してもガラガラだった。僕が乗った電車でも、お客さんは10人前後。駅構内はとっても広くてきれいなのに、お客さんがいなければ、意味がない。車社会のバンコクに、こんな便利な交通手段ができたのだから、使わなければもったいない。


ニモとツーショット


フーテンの横チン

 2010・9・11~タイ・バンコク~

 今年で36歳の私、実は大の着ぐるみ好きである。バンコク駐在の友人と、大型デパートの地下にある水族館に出掛けた。入場すると、着ぐるみのキャラクターたちが出迎えてくれた。エイなど、ちょっぴり怖いキャラクターもいるのだが、遠くのほうでカクレクマノミの着ぐるみが歩いていた。小さな子どもたちは「ニモ!!ニモ!!!」と笑顔で触ったりしている。タイでも人気があるんだね。その一方で「どうしようか…」と迷っている自分がいる。何を迷っていたかって??それは、写真をいっしょに撮ってもらうかどうかだ。少し悩んだ挙句、友人にカメラを渡して撮ってもらった。もちろん、海の中で見るカクレクマノミと比較すれば、かわいさは???なのだが、いい記念写真になった。遠い学生時代、米国カリフォルニア・アナハイムのディズニーランドで、ミニーマウスとツーショットで写真を撮ってもらったのがいい思い出になっている。次は、かつては勇気が出ず、できなかったキティちゃんとのツーショット写真がほしい…。


明けがたのお別れ



フーテンの横チン

 2010・9・10~タイ・タオ島~

 リピーターさんに聞くところによると、自然発生的に出来上がった恒例行事らしい。朝日がまだ完全に上がっていない午前7時ごろ、ダイビングチームはポイントに向かって出発する。その出発前、その日にタオ島を出発し、帰国するゲストたちが集まり、お世話になったガイドさんや仲良くなったゲストとお別れのあいさつを交わしたりする。そして、サイリービーチからダイビングボートに向かっていくダイビングチームに手を振って見送るのだが、これがちょっぴりさみしかったりするんだなあ。「まだ潜り足りないよ~」。後ろ髪を引かれる思いながら、帰国の途に就く。日本の季節で言えば、秋のタオ。透明度はよくなかったものの、魚影は前回に来た時よりも濃かった。やっぱり、タオの海はすごかった。しかしながら、まだまだ見ていないものはたくさんある。だからまた、この島に来たいと思うのだ。