明けがたのお別れ
2010・9・10~タイ・タオ島~
リピーターさんに聞くところによると、自然発生的に出来上がった恒例行事らしい。朝日がまだ完全に上がっていない午前7時ごろ、ダイビングチームはポイントに向かって出発する。その出発前、その日にタオ島を出発し、帰国するゲストたちが集まり、お世話になったガイドさんや仲良くなったゲストとお別れのあいさつを交わしたりする。そして、サイリービーチからダイビングボートに向かっていくダイビングチームに手を振って見送るのだが、これがちょっぴりさみしかったりするんだなあ。「まだ潜り足りないよ~」。後ろ髪を引かれる思いながら、帰国の途に就く。日本の季節で言えば、秋のタオ。透明度はよくなかったものの、魚影は前回に来た時よりも濃かった。やっぱり、タオの海はすごかった。しかしながら、まだまだ見ていないものはたくさんある。だからまた、この島に来たいと思うのだ。