フーテンの横チン -313ページ目

夢か、それとも…。


フーテンの横チン

 20101210~大阪・大阪市~

 暗闇が支配した淀川の対岸から、西梅田の高層ビル群の夜景をぼんやりと眺めていた。冷たい空気が肌を容赦なく突き刺し、冬到来を見に染みて感じでいた、その時だった。突然、目の前がぐらつき始めた。視界のど真ん中にあった梅田スカイビルが数秒単位で大きくなっていく。同時に、周囲のビルも比例するように拡大されていく。どうしたんだ?疲れているのか??目をしきりにこすった。ボケていたピントがようやく合った20秒後、初めは小さかった梅田スカイビルがドーンと目の前に立ち尽くしているではないか!!ドラえもんの「ガリバートンネル」を通過して、小人になってしまったのだろうか?これは夢か??それとも現実なのか???その答えはいまも分からない…。な~んてね。ちょっと遊んでみました。ちなみに、合成写真じゃないですよ。


冬でもホレボレ


フーテンの横チン

 201012・9~大阪・豊中市~

 いやあ、いつ見てもカッコいいね。奈良で初雪が観測されるなど、関西でも冬到来を感じさせた、風の強い日の午後。近くの公園で、数匹のカラスがビュンビュン飛んでいた。9回表を迎えた紅葉を眺めながら見ていると、1匹のカラスが着陸。なにかエサをくわえて、こちらをジロッとにらんできた。「紅葉を楽しみながら、お食事かな??」。そんなことを考えながら、パシャリ。散歩中の老夫婦が「何を撮っているの??」と聞いてきたから「カラスです」と答えると、嫌な顔をされた。やっぱり、人気がない鳥なんだね…。以前にも書いたが、カラスは僕の好きな鳥のベスト3。厳しい環境の中でも、たくましく生きる姿に、いつもホレボレする。寒さがこたえる空の下で優雅に飛翔する黒いマントに「やっぱり、カッチョイイ…」とつぶやくのだった。


海の世界のイルミネーション

 201012・8~大阪・大阪市~

 もし、さかなクンが見たら「ギョギョギョ!!」という叫び声を発していたかも?大阪港を望める天保山マーケットプレースと海遊館で開催中のイルミネーション。思うような夕陽を見られず、ガックリしていたのだが、大好きな海の生きものが夜の大阪港を彩っていたので、うれしくなったんだな。

フーテンの横チン

海遊館の玄関口には、ジンベエザメのカップルが優雅に泳いでいた。本物と同様、クリクリしたお目々がキラキラと光っていた。ちびっこは「ジンベエ、ジンベエ!!」と走って向かっていた。きっと、水槽の中で泳いでいた世界最大の魚を見た後、お外にもいたから、びっくりしたんだろうね。フーテンの横チン

海遊館のカベ沿いには大きなクリスマスツリーが立てられていた。アイドルのペンギンが頂上で吠え、ツリーからはイルカがピュンピュン跳びはねている。通常は真っ白なツリーが青に変わり、時にはピンクへと模様替えする。個人的には、ピンク色がお気に入りだ。フーテンの横チン

そして、天保山の象徴・大観覧車に向かって、僕の大好きなマンタが前進しているじゃないか!!通常は赤く光っているだけの大観覧車は30分に1回だけ、カラフルな光を発色する。

 海の生きものを見たくて通っていた海遊館。この日は入館しなかったのだが、水槽を眺めなくても大満足だった。しっかし…。大海原へ身を沈めたい欲求は倍増したのだった。マンタに会いたい…。