ろうそくが揺らす祈りの灯り
2014・1・1~愛媛・松山市~
その灯火からは、優しさと強さを感じた。年が明け、四国八十八箇所霊場の第51番札所であり「お大師さん」で有名な石手寺に参拝に訪れた。毎年恒例の「平和万灯会」があり、境内周辺は約5000個のろうそくが暗闇に明るさをもたらし、そして荘厳な雰囲気を醸し出していた。行列をつくっていた参拝客は、その案内役に導かれるように前へと進んでいた。
地面一面を覆い尽くすような灯りには、お供えした人それぞれの思いが込められている。万灯会は太平洋戦争終結50周年に合わせ、1995年から毎年実施されている。東日本大震災に見舞われた東北地方や、台風30号の被害に見舞われたフィリピンの一日も早い復興を願う花束や石碑。ガラスの容器には「良縁にめぐり会えるように」「家内安全でありますように」「病気が治りますように」などなどの言葉があった。
「ろうそくの芸術」に、ちょっぴり感動した。最近では、電球やLEDを使ったイルミネーションなどが少なくない。もちろん、このお供えは芸術を表現するためのものではないが、温もりを感じる明るさには、あらためて新鮮さを覚えた。
小さな子が小さな手で、大きな祈りをしていた。いろんなことがあった2013年。新たな一歩を踏み出した2014年は、どんなことに出会えるのだろう?良いことも、悪いことも、真正面から受け止め、これからの糧にしていきたい。そんな思いを、お大師さんに約束した。
日曜日はカレー曜日~その3・チンジャオロースカレー~
2013・12・26~愛媛・松山市~
無性にピーマンが食いたくなった。今年最後のカレー曜日。どうしようかなあと考えていたら、ふとチンジャオロースが頭に浮かんだ。カレーと中華って、意外と合うんじゃないか?ちょっぴりチャレンジする気持ちでつくってみた。
細切りにしたピーマンとジャガイモ、牛肉を炒め、コショウで味付け。そして、オイスターソースをたっぷりかけた。いったん、皿に移して、煮込んだカレールーの中へ。ジャガイモが溶けないように、パッと混ぜるだけ。はい、できあがり~。
一見、チンジャオロース丼のよう。まあ、カラフルではないが、そんなことはどうでもいい。問題は味だ。さあ、どれどれ…。
結論から言うと、オイスターソースがめっちゃ効いていた。カレールーと意外とマッチしていた。濃い味が好みの人なら、たぶん最高の食感。濃いルーがさらに濃くなって、どんどん食が進んだ。ピーマンとジャガイモも少し硬めに炒めていたので噛みごたえもグー!!いままでつくった中で、堂々のベスト3入りだ。カレーと中華のコラボ、オススメですよ。
無性にピーマンが食いたくなった。今年最後のカレー曜日。どうしようかなあと考えていたら、ふとチンジャオロースが頭に浮かんだ。カレーと中華って、意外と合うんじゃないか?ちょっぴりチャレンジする気持ちでつくってみた。
細切りにしたピーマンとジャガイモ、牛肉を炒め、コショウで味付け。そして、オイスターソースをたっぷりかけた。いったん、皿に移して、煮込んだカレールーの中へ。ジャガイモが溶けないように、パッと混ぜるだけ。はい、できあがり~。
一見、チンジャオロース丼のよう。まあ、カラフルではないが、そんなことはどうでもいい。問題は味だ。さあ、どれどれ…。
結論から言うと、オイスターソースがめっちゃ効いていた。カレールーと意外とマッチしていた。濃い味が好みの人なら、たぶん最高の食感。濃いルーがさらに濃くなって、どんどん食が進んだ。ピーマンとジャガイモも少し硬めに炒めていたので噛みごたえもグー!!いままでつくった中で、堂々のベスト3入りだ。カレーと中華のコラボ、オススメですよ。
温泉街のクリスマスイブ
2013・12・24~愛媛・松山市~
世間がクリスマスイブ、クリスマスイブと騒いでいる時、無宗教の吾輩は道後にいた。日本最古の温泉街で展開される最先端アートの祭典「道後オンセナート2014」のプレオープン・イベントが開催されていた。市民参加型イベント「GINGA」で、道後温泉本館が約500個の光が灯った風船で彩られていた。
風船アートと温泉。すぐには思い浮かばないであろう、この発想。好きだなあ。クリスマスイブに開催するってところもいい!カップルだけでなく、多くの家族づれがカメラを手に大騒ぎ。純和風の温泉があるってことをすっかり忘れているらしい。サンタの格好をしている若者も多くいた。この違和感も、またいい!!
本館北側には、高さ3メートルのみかんツリーが飾られていた。本物のみかんの皮を乾燥させてつくったらしい。
飾りの中には、発光ダイオードが入っているそう。オレンジ色に輝いていて、まさに愛媛のクリスマスツリーって感じデスネ。
別館の「椿の湯」には、音楽に呼応して明滅を続ける光の音楽が鳴り響いていた。かわいい女の子が指を差しながら喜んでいた。何か見つけたのかな?
商店街入り口にある道後温泉観光会館の窓枠を使って、影絵風のアニメーションが投影されていた。カラクリ時計とのコラボレーションも見応えあった。
そして、うれしい情報も入手した。4月のグランドオープンでは、なんと道後温泉本館の壁面を使ってのプロジェクションマッピングが披露されるとのこと。また、なんらかの方法で、本館が湯けむり状態になるという。詳しいことは秘密とのことで教えてもらえなかったが、純和風の建物がアーティスティックになるなんて!春が来るのが楽しみでしかたない。
この話を教えてくれたお姉さん、美人さんだったなあ。こんな日に仕事だなんて。誘えばよかった…。











