温泉街のクリスマスイブ | フーテンの横チン

温泉街のクリスマスイブ


2013・12・24~愛媛・松山市~
 世間がクリスマスイブ、クリスマスイブと騒いでいる時、無宗教の吾輩は道後にいた。日本最古の温泉街で展開される最先端アートの祭典「道後オンセナート2014」のプレオープン・イベントが開催されていた。市民参加型イベント「GINGA」で、道後温泉本館が約500個の光が灯った風船で彩られていた。

 風船アートと温泉。すぐには思い浮かばないであろう、この発想。好きだなあ。クリスマスイブに開催するってところもいい!カップルだけでなく、多くの家族づれがカメラを手に大騒ぎ。純和風の温泉があるってことをすっかり忘れているらしい。サンタの格好をしている若者も多くいた。この違和感も、またいい!!

 本館北側には、高さ3メートルのみかんツリーが飾られていた。本物のみかんの皮を乾燥させてつくったらしい。

 飾りの中には、発光ダイオードが入っているそう。オレンジ色に輝いていて、まさに愛媛のクリスマスツリーって感じデスネ。

 別館の「椿の湯」には、音楽に呼応して明滅を続ける光の音楽が鳴り響いていた。かわいい女の子が指を差しながら喜んでいた。何か見つけたのかな?

 商店街入り口にある道後温泉観光会館の窓枠を使って、影絵風のアニメーションが投影されていた。カラクリ時計とのコラボレーションも見応えあった。
 そして、うれしい情報も入手した。4月のグランドオープンでは、なんと道後温泉本館の壁面を使ってのプロジェクションマッピングが披露されるとのこと。また、なんらかの方法で、本館が湯けむり状態になるという。詳しいことは秘密とのことで教えてもらえなかったが、純和風の建物がアーティスティックになるなんて!春が来るのが楽しみでしかたない。

 この話を教えてくれたお姉さん、美人さんだったなあ。こんな日に仕事だなんて。誘えばよかった…。