フーテンの横チン -25ページ目

早く元気にな~れ!


(萌景のブログより。以下写真すべて)

2016・2・15~愛媛・松山市~
 めっちゃ、めっちゃ、うれしかった。夜のニュースを見ながら、ブログを読もうと思ってアメブロを開いたら、萌景のブログが更新されていた。おっ、ブログを書けるくらいに元気になったのかな?そう思いながらクリックしてみると、マイメロの着ぐるみを着た萌景が指で輪っかをつくって、こっちをのぞいている写真が目に入った。ちょっぴり、ほっぺが膨らんだ笑顔の萌景。とても、かわいかった。

 安ど感があった。13日の松山市民会館での「えひめ国体松山市開催 600日前記念フェスタ」は、体調不良で欠席。翌14日の、えのはうすでのバレンタインイベントも欠席していた。週末に2日連続で会えなかったのは、萌景推しになってからは初めてのこと。いつも元気な彼女がダウンしてしまった…。会えないことのショック以上に、彼女の体調のほうが心配だった。どうやら、風邪をひいてしまっていたようだ。「お風邪め!!あっかんべーあっかんべー♪」(原文のまま)。子どもだなあって笑いつつ、かわいいなって思った。いつもの萌景だった。

 梅干を食べて、顔が梅干のようになった萌景。見ているこっちも酸っぱくなったwwこの日のブログに並んだ、たくさんの「マイメロ萌景」を見て、ちょっぴり涙ぐんでしまったんだよね。この着ぐるみは、昨年10月23日の萌景の誕生日にプレゼントしたもの(たぶん)。渡した数日後のブログでは、着ぐるみを着た写真を掲載してくれていた。その時、とてもうれしくて、パソコンの前で興奮したのを、いまでもはっきりと覚えている。萌景推しになってから、わずか2週間だったけど、プレゼントして本当によかったと思ったものだ。

 あれから、約4カ月が過ぎた。萌景の笑顔を見たくて、写真を撮りたくて、愛の葉のイベントに通っている。でも、彼女のマイナスな部分がどうしても気になって、いろいろと口うるさく言ってしまった。時には度が過ぎてしまい、彼女を傷つけてしまったこともある。嫌われているんだろうな…、プレゼントしたマイメロの着ぐるみも、タンスの奥に押し込められているんだろうな…。最悪の場合は…。そうなっていても、しょうがなかった。
 でも、1月24日のフジグラン川之江での地産地消フェアで、莉緒が「ほのちゃん、昨日の夜、マイメロの着ぐるみを着ていたよ」と教えてくれた。その日は西日本を襲った大寒波で、四国中央市も大雪。愛の葉メンバーは当日に松山市から移動できないことを想定し、前乗りしていた。萌景は前日23日のイベント終了後、愛美ちゃんといっしょに、いったん松山市に帰ってから四国中央市に戻っていた。ということは、わざわざパジャマとして持ってきたのか…。「ほのちゃんはファンからもらったプレゼントは、いつも大事に使っているよ」。莉緒の言葉を聞いて、ジーンときている自分がいた。

 フリースタイプのものだけど、写真を見ると、まだきれいだし、大事に着てくれているんだな。そう思うと、うれしくなった。マイメロの頭の部分になっているパーカーをかぶって寝ているんだろうか?あったかそうだな。笑顔の萌景だし、もう治りかけかな?「むにゃむにゃ すーすー。」(原文のまま)。最後の一文を見て、また笑った。今週末にも松山市内でイベントが予定されている。その時には、いつものスマイル全開の萌景に会いたいな。だから、いまはゆっくりと休んで、しっかりと治してほしい。スヤスヤ眠る萌景を見て、そう願った。

推しのいないバレンタインデー②


2016・2・14~愛媛・松山市~
 この日かぎりのスペシャルライブの余韻が残るなか、チョコレートが固まってきたということで、次はデコレーション用のチョコペンを選ぶ「あっち向いてホイ!」ゲームをすることに。SACKYに勝ったチームは好きな色を選べるというものだ。未唯から「勝ったら黄色を選んで」と言われ、ハッピーセット代表としてジャンケンすることに。ジャンケンに勝ったのは勝ったのだが、あっち向いてホイで勝てず、結果的に負けてしまった。でも、未唯と愛美ちゃんのアピールで、希望通りに黄色のチョコペンをゲットした。

 それぞれが選び終わった後、会場から「もう1回、ハッピーセットが見たい」との声が飛んだ。そのリクエストに応え、未唯と愛美ちゃんが再びステージへ。愛美ちゃんの「何かお題を出して」との声で、未唯が「じゃあ、みきゃん!」。すると、愛美ちゃんが体をかがめながら両手を広げ、口をとんがらせながら前進しはじめた。あの~、ゴリラにしか見えないですけど…wwでも、めっちゃオモロかった。この子、絶対に化ける。研修生で、いまはしんどい時期のはずだけど、頑張ってほしいなあ。彼女を見ながら、そう思った。

 さあ、デコレーション開始!黄色のチョコペンで、未唯がチョコや野菜チップに絵を描き始めた。小さな型でつくったウサギさんやクマさんに目を描く未唯。とっても楽しいそうだな。こういうの得意なのかな?見ているだけで楽しい。そのほかにも、ファンの発案で、野菜チップを使って、アニメのキャラクターを描いてみたりした。

 女子力を発揮する未唯に負けじと、愛美ちゃんも最後の仕上げに加わった。粒チョコをかけてかわいく仕上げていく。ファンが男だらけだけに、SACKYに気に入られるデザインにするためにはやっぱり、2人の力が不可欠だな。まじめキャラの未唯に天然ボケキャラの愛美ちゃん。性格は真逆だけど、2人が混じり合うと、大きな力になるんだね。

 「できた~」。2人はチョコを持ちあげて、とてもうれしそうに笑った。おお、いい感じに仕上がったねえ。満面の笑みの2人を見ていると、納得のいくものになったんだなっていうのがストレートに伝わってきた。さあ、どんな感じだ~?

 おお、めっちゃかわいい。野菜チップでつくったアンパンマンやドラえもんがポイントかな。ミニチョコを使って、うまくデコレートできている。ハートの左上部分は流れ星かな?お隣の理梨花チームと交換して、ピンク色のチョコペンを使って「あみゆい」と書かれている。これは優勝、間違いなしだね。

 全チームのチョコができあがったところで、メンバーがステージに上がり、自分たちのチョコをアピールしはじめた。審査委員長のSACKYに「このチョコの作品のタイトルは?」と聞かれた愛美ちゃんは悩んだ末に「ハッピーなキャラチョコ(だったかな?)」と答えた。そうだな、楽しいキャラクターもあるし、デザインがハッピー。もちろん、ハッピーセットがつくったんだからね。いいネーミングだ。

 全6チームのアピール終了後、山下マネジャーの掛け声で、昔の人気番組の「告白タイム」のように、メンバーが「お願いします!」と右手を差し出した。SACKYはチョコを何度も何度も見た後、美紀ちゃんの右手を握った。「やった~!」。驚きの表情を浮かべ、美紀ちゃんは大喜び。結果は美紀&みゆうチームの優勝だ。未唯と愛美ちゃんは悔しそうな表情。う~ん、残念…。勝てると思ったんだけどな…。

 この後、全チームのチョコが並べられた。納得できない!美紀&みゆうチームのチョコは…。美紀ちゃんのイメージカラーのピンクのチョコペンを使ってデコレートされていた。ミニチョコもほとんどピンク。ハートチョコの周りには、チョコでつくったSACKYの文字が。う~ん、アピール度がすごい。これはSACKYのハートを射止めてもしかたないか。納得!

 続いて、きよらチーム。おお、これはハイレベルだ。さすが、きよら。ふだんからお菓子づくりをしているだけあって、とてもきれいに仕上げていた。サツマイモとカボチャの野菜チップを使って「LOVE ENOHA」。完成度はトップだろう。自分が審査委員長だったら…。未唯&愛美チームのものとどっちか、悩むなあ。

 莉緒チームは2つつくっていた。左はハートを使って、何かの顔だろうか。右は…、ミッキーマウスかな?なんか、莉緒らしいなって思った。アピールタイムでは、SACKYに「これ、ハンバーグ?」とツッコまれていたが、そんなことはない。かわいく仕上がっていると思うよ。

 お隣の愛チーム。おお、これもなかなかの出来じゃないかな。自分たちのチームと同じで男だらけだったから、愛ちゃん主導でつくったんだろうなあ。マーブルチョコを使って、カラフルになっている。真ん中のクマさんのチョコがポイントかな?

 理梨花チームのチョコ。これぞ「愛の葉チョコ」って感じかな。チョコだけでなく、サツマイモの野菜チップもふんだんに使っている。ボーイッシュな理梨花らしさが前面に出ているような気がした。真ん中の猫ちゃん、どことなく理梨花に似ているって思うのは自分だけ??

 まあ、優勝を逃しちゃったけど、みんなで協力してひとつのものをつくったっていう充実感があるから、いいんだよね。未唯がチョコを切ってくれた。うーん、おいしい。根っからの甘いもの好きだけど、このチョコは特別においしく感じた。だから、何個も食べてしまった。それにしても未唯、それ全部食べたら、太っちゃうよ~ww

食べ比べをしたくて、数テーブルのチョコを味見させてもらった。理梨花チームのものを少し…。うん、ちょうどいい柔らかさになっていて食べやすかった。莉緒チームのもいただいた。SACKYが言っていた「ハンバーグ」、なかなかおいしかったよ。たくさん食べて、おなかいっぱい。そう思っていたら、愛ちゃんが「横チン、食べる?」と、大きな塊のチョコを渡してきた。う、うん、食べます…。正直、ちょっと大きすぎたけど、味は同じくらいおいしかった。結果的に1日で2週間分のチョコを食べた感覚。大満足だ~。

 食べ終わった後はチェキを撮りながらの雑談タイム。未唯、莉緒、愛美ちゃん、みゆうの4人が固まって、楽しそうに雑談していた。時に、何やらひそひそと相談事?時々、王様ゲームとか、そんな会話が聞こえてきた。

 すると、4人が一列に並んで手でくちばしをつくった。クワックワックワッ。おお、これはカルガモ親子の行進かな?テーブルの周りを歩き始めた。まるで4姉妹だな。そんなことを思いながら、その光景をファインダー越しに眺めていた。撮る場所を間違えて、みゆうが写っていない…。みゆう、ごめんなさい!

 楽しい時間はあっという間に過ぎた。メンバー全員がステージに並んだ時、思った。萌景がいたらなあ…。イベント中も、みゆうには「萌景さんがいなくて、さみしいね」となぐさめられたり、愛美ちゃんには「来週は萌景ちゃんに会えるね」と言われた。こっちは何も言っていないのに…。メンバーに気遣ってもらって、とてもうれしかった反面、本当に申し訳ないな…っていう思いもあった。
 えのはうすの出入口で、メンバーがお見送りをしてくれていた。この日、お世話になった未唯に「お願いなんだけど、あの子に渡しといてくれる?」と、あるものを渡した。この日のイベントに備えて用意していたものだった。未唯は「分かった。あの子に渡しておくね」と快く受け取ってくれた。すると、隣にいたきよらが「これ、ほのちゃんにでしょ?今度、見せてもらおっと」とのぞいてきた。愛ちゃんは一度、ハイタッチした後「はい、萌景の分までハイタ~ッチ!」と、また両手を出してきた。うれしかったな…。
 せっかくのバレンタインデーだったし、萌景といっしょにチョコレートをつくって食べたかったな…。でも、こればかりはしょうがないことだから…。前日13日の時点で萌景の欠席は濃厚だったし、イベントに来るのをやめようかなって思っていたけど、参加してよかった。未唯&愛美といっしょにチョコをつくるのも楽しかったし、たくさんのチョコも食べられた。そして、何よりも大きかったのは、萌景が自分にとってどれだけ大きな存在なのかを再確認できたことだった。来週末には完全復活した、笑顔の彼女に会いたい。帰りの車のなかで、そう思った。

推しのいないバレンタインデー①


2016・2・14~愛媛・松山市~
 楽しさとさみしさが同居した時間だった。「愛の葉と『あぐり』なバレンタイン!想いを繋げろ!チョコリンピック2016」が、えのはうすであった。バレンタイン当日で、アイドル、推しメンと過ごせる最高の時間。そのはずだったけど、自分の推しメンの萌景は体調不良で欠席…。前日13日の松山市民会館での「えひめ国体松山市開催600日前記念フェスタ」にも欠席していたから、この日もダメだろうな…と覚悟はしていた。この日朝、ホームページで欠席が正式に発表された。
 まあ、こればかりはしょうがない。正直、沈んだ気持ちで会場に入ったけど、メンバーの顔を見ていたら、少しずつ元気が出てきた。全メンバーが登場する前にステージに上がったのは、未唯&愛美の「ハッピーセット」だ。某ハンバーガーショップのメニューにもある名前。コンビ名の由来は分からないけど、仲良しコンビがステージ上で盛り上げた。妙にハイテンションの愛美ちゃんが突然「Sunday,Monday,Tuesday!」と絶叫。よく分からないけど、オモロかった。 

 会場が一気に盛り上がったところで、全メンバーが登場した。いつもの衣装とは違って、この日は私服姿。それぞれが個性あふれる服装だった。赤い帽子をかぶったSACKYなんて、どこのセレブ?って感じ。莉緒のスカート、めっちゃ派手だな…。きよらは女優さんみたいだし。見ているだけで楽しかった。

 でもな…。いつもなら、向かって左端に立っているはずの萌景はそこにいないんだよな…。ステージ端には、新しいのぼりが立てられていた。黒いTシャツにパニエ姿。自分の目線は自然と右上にいる14歳の女の子に向けられていた。両の手のひらを広げて、笑顔。めっちゃかわいい。いまはベットの中かな…。寝ているのかな…。そんなことを考えていた。

 「なんで、そんなつまんなそうな顔をしてんだよ!」。横から、声が聞こえてきた。すぐに分かった。声の主は美紀ちゃんだ。もちろん、萌景がいないことが分かったうえでの発言。そんなことないよ。美紀ちゃんがいるから、問題ないよ。そう言うと「そうだね~」と笑った。いつも、こんな軽い感じで会話している。萌景のことでは、いつも相談に乗ってもらっている。高校受験中の理梨花も合間を縫って出演してくれているしね。ホント、うれしいよね。

 イベント名にある「チョコリンピック」。テーブルごとに分かれて、メンバーといっしょにチョコをつくるという企画だ。審査委員長はSACKYが務めることに。メンバーはいったん控室に下がって、エプロンをつけて再登場した。自前か、用意されたものかは分からないけど、女の子のエプロン姿って、やっぱりいい。それにしても、美紀ちゃんのは明らかにデカイでしょ。そう思っていたら、SACKYがさっそく「妊婦さん」とイジっていた。

 チョコリンピック開始前、莉緒とみゆうによる選手宣誓だ。「ファンのみなさんと協力して、おいしいチョコをつくることを誓います!」と高らかに声を上げた。この2人、よく見ると、顔が似ているよね。この2人のファンでもある男性が愛美ちゃんを含めて「3姉妹」って呼んでいるんだけど、なんとなく分かる気がする。

 各テーブルの代表によるジャンケンで、メンバーを選ぶことに。自分たちのチームは未唯&愛美の「ハッピーセット」コンビに決まった。ステージ上で見せた「漫才」同様、テーブルでも仲良しコンビは健在。テーブルのファンは男性ばかりだったから、この2人が入ると、一気に花が咲いたように明るくなった。

 「さあ、みんなでチョコを細かく砕いてくださ~い」。未唯の掛け声で、みんなが板チョコを小さく砕き始めた。その光景を撮っていると「ねえ、横チンさんはつくらないの?」と、未唯の声。いやいや、つくりますよ~。いったん、カメラを置いて、ボウルの上に砕いたチョコを入れた。

 2人そろうと、いつもはふざけ合っている印象が強い未唯&愛美。この姿を見てくださいな。めっちゃ真剣な表情です。未唯は型にチョコを流し、愛美ちゃんはお湯の上にボウルをのせてチョコを溶かしている。根の部分では、2人ともまじめなんだな。

 作業がいったん落ち着いたところで、敵情視察~。お隣の愛チーム。ここも男ばかりで、愛ちゃんが陣頭指揮を取っていた。自分の相棒、笑っているだけで、何もしていませんww

うってかわって、理梨花チームは逆に女性だらけ。ここは女子力全開ですな。どちらかというと、理梨花がファンをアシストしている感じだった。これが理想形なのかもね。

 選手宣誓をした莉緒のチームも順調そう。みんなでチョコを小さくしていた。キティちゃんのかわいいエプロンをつけて、手際よく進めていた。こういうお菓子づくり、得意なのかもね。

 とりあえず、全チームが型にチョコを入れる作業が終わった。チョコが固まるまでの間はスペシャルライブだ。最初に、国生さゆり with おニャンコクラブの「バレンタイン・キッス」。なっつかしいですね~。まあ、バレンタインといえば、この曲なのかな?その後、愛美ちゃんとみゆうの2人による「虹色マジック」。愛の葉の代表的ソングだが、2人きりで歌うのって、けっこう珍しいよね。

 とても新鮮な気分になったが、次の曲も同様に新鮮だった。きよら&SACKY&美紀による愛の葉eggすの「Lovely」。右手を中央に伸ばしながらグルグル回る振りつけ。なんだか照れくさそうに笑っている3人が印象的だった。

 続いては本家・愛の葉eggすが登場しての「Lovely」。うん、やっぱり、このメンバーのほうが落ち着くねww「オレンジモンスター」も大好きな曲のひとつだけど、このカップリングの曲もアイドルソングらしくていいよね。

 その後は全メンバーによる曲のオンパレード。「君☆好き」「Self Talk」そして、ニューシングル「モノクロ」のカップリング曲で、きよら作詞の「ずっと一緒に」で締めた。曲の最中には、きよら手づくりのチョコケーキも、ファンにふるまわれた。めっちゃおいしかった~。この日にしか味わえない全7曲のスペシャルライブも聴けて、心はほっこりとしていた。