そこから大学まで進み、迎えた就活。

あいかわらず自分から言わない限り、周りからは難病だと知られていない状態でした。

就活をしているとき、ふと小学校入学拒否のことを思い出したんです。


「もしかして、面接で病気って言ったら落とされるかも…?」

不安がふつふつと沸いてきました。



親とも相談して、わたしが気を付けたことは3つ。

・応募条件に「心身ともに健康であること」と記載がある会社は受けない
→10年くらい前ですが、本当にこういう会社あったんです。なにをもって健康というのかよくわからないし、避けました


・最終面接で「持病で月1回通院してるんですが、有給使えますか?」と確認する
→入社半年後から有給付与のところもあるので、4月の通院の日に休めるか確認してました。(持病という言葉にどう反応するかも見たかった)

本当は一次面接から聞きたかったけど、最終面接までいったあとじゃないと怖くて聞けなかったです

・「難病」とは言わず「持病」と言う
→実際の生活をどんなに説明しても「難病」という言葉のイメージだけで断られるんじゃないかと思って「持病」とぼやかして伝えていました



結局、最終面接で「通院?全然問題ないよ~」と言ってくれた会社に最終的に就職できました。
(そこの会社で6年間、入院もなく普通に勤務)


 

知ろうとする人としない人



こういう経験があったので、ニュースで知らないことが出て来たら「ジャッジ」しないように気を付けるようになりました。

障害とか、性的自認とか、国籍よりも
まずその人自身がどういう人なのかのほうが重要です。
(病気でも障害でもないけど普通に性格に難ありの人だっているわけで)



なにか不便があるなら、どうやったらうまくやっていけるのか?というスタンスでいる


そういう人が多ければ多いほど、結果的に自分の暮らしやすさに直結してくると思います。




長くなりましたが、入学拒否の話はおしまいです。


いろいろな事情を抱えて生活してるみなさんが

少しでも暮らしやすくなりますように。

(あとちゃんと言うべきことは言うって大事!)



それではまた~🙋

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