ごみ問題を意識するようになってから、なにかを買うときは「ごみ処理場や、処分場」まで想像してみる癖がつきました。


紙や綿なら燃やして灰になるな、とか


小型家電なら処分場で何百年と劣化するまで時間がかかるな、とか


プラスチックなら燃やせるごみと一緒に燃えて二酸化炭素が増えるか、何回かリサイクルなって最後は燃やされるか、そのまま処分場で500年かけて土に還るか、


など。



自分が使い終わった先に、どのくらいの時間をかけて土に還る(もしくは残りつづける)のか想像してみると


「安かったし捨てちゃえ」という発想がだんだんとなくなってきました。




もし「各市町村で出たゴミは、各市町村のなかで全部処理してください」とか、「家庭のゴミは自分の敷地内で処理してください」となったら



みんな血眼でゴミを減らすと思うんですが、



遠くの見えない土地、海外に持っていってくれて視界から消えてしまうので


自分が出した「総量」や「環境に与える影響」を感じづらくなっていると思います。




ごみ屋敷を掃除する動画がきっかけで「自分の出すゴミの量」を意識するようになったんですが、


ごみ屋敷って物が多いというより、生活ごみがひたすら溜まってることが多いんですよね。



この生活ごみを毎日捨ててるから私の家は一見きれいだけど、


捨てずにためれば数年でこれだけの量のごみを私達は出しているんだとごみ屋敷を見て思いました。





 この記事でも書きましたが、


日本は国内で処理しきれないゴミを海外に送っています。(先進国がだいたいそう)



これから海外へのごみの輸出がもっと規制されたら、いよいよ国内でごみをどうにかしないといけません。



今後は安く物を買えたとしても、捨てるためのお金がどんどんかかるようになっていくと思います。




自分ができることととしては、


・使い捨てを去年より減らす

(全部なくすのではなく、5%でも減らせればOK)


・土に還る素材を選ぶ


・食品ロスをなくす(これが一番お金がかからず効果大)


・買うときに処分場まで想像してみる




なにごとも完璧は難しいので、ちょっとでも無駄な買い物を減らせればいいなと思っています😺