石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜 -10ページ目

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

たま〜にTGRラリーチャレンジにエントリーするショボいラリーチーム監督のブログ

昨今、薬のサプライチェーンの状態も芳しくなく、

いざ、病気になっても

すぐにいい治療ができるとは限らない時代になってしまいました。

 

早期発見、早期治療がマストです。

今後は予防医療がますます大事です。

特定検診もはじまってます。

 

当院では管理栄養士と保健師が

特定保健指導まできっちりサポートいたします。

 

 

 

しっかり健診をうけましょう。

 

 

 

なにやら娘が、絵の上に小さなビーズをつまんでは並べています

 

 



 

『ダイアモンドアート』っていうらしいんですが

 

 

まあ、目が痛くなるほど小さな粒を

ピンセットのようなアイテムで

指示された場所に置いています

 

 

ちょっと、奪い取ってやってみたものの

私には小さすぎて掴めない!

 

あと10年若かったら負けなかったはず‥

 

 

この作業は、はっきり言って修行だ‥

もうやめた✋

 

 

 


7月10〜11日の『日本肝癌研究会』

https://www.c-linkage.co.jp/jlca61/index.html

に参加した胃腸肝臓眼科病棟の看護師さんが

伝達ミニレクチャーを開催してくれました。

 

 

 

肝機能を評価する『Child Pugh Score』

それをもとに、腫瘍のサイズ、個数などから

肝臓がんの治療を決定するアルゴリズムを紹介

 

ラジオ波焼灼術とマイクロ波凝固療法の違い

 



 

免疫チェックポイント阻害剤の副作用と

それを早期に発見するための多職種連携

 

当院で行う肝臓がん診療のエッセンスを

最新情報を含めて

上手にまとめてくれました。

 

 

 

来年は7/17-18に

東京虎ノ門ヒルズフォーラムで開催されます。

 

 

 

 

 

長崎県長崎市です。

 

『日本病院学会』に参加しています。

 

この学会は病院に関する全ての事象を扱いますが

特に、病院の経営に対する内容が中心になります

 

ほとんどの病院経営が厳しい時代にあって

どうやって収支を改善するべきか

多角的に色々な提案がなされます。

 

 

 

 

2026年の診療報酬改訂の予想

 

 

診療報酬算定対策

 

 

ペイハラ(ペイシャントハラスメント)

を含むハラスメント問題

 

 

若い職員さんが離職する背景の解析

 

 

医療DX化についての問題提起

 

 

 

 

〝医学ではない学会〟は初めて参加しました

 

最後に、長崎といえば

やはり『ちゃんぽん🍜』

 

普通においしゅうございました🙏

 

 

 

 

今日は祝日🇯🇵ということですが

透析患者さんの治療にお休みはありません

 

 

ということで、分院の

『四日市ヘルスプラス診療所』で

透析管理のお仕事です。

 

ここは自己管理の良い患者さんが多く

血液データや胸部レントゲンをみて

👨‍⚕️『このまま頑張っていただければ大丈夫です』

という説明させていただく患者さんが大半ですね

 

ただ、快適なのか穿刺のあとすぐに

ほぼ全員の患者さんがお休みされてまして

👨‍⚕️『あの〜すみません。お休み💤のところ大変

申し訳ありません。体調はいかがですか?』

と起こして回るのがなんとも申し訳ないんですよね🙏

 

 

 

 

 

私が産業医を仰せつかっているいなべ市の事業所様で

安全衛生講話をさせていただきました

というか、保健師さんが99%プレゼンをしてくれました。

 

 



今回のテーマは

『熱中症対策〜要因から対処』

 

気温ではなくWBGTでリスク管理

 

間違いやすい対策

 



簡単な経口補水液の作り方など

 

 

クイズ形式をとりいれわかりやすく説明

 

これだけ、熱中症の患者さんが増えてくると

周囲の方に正しい基礎知識を知っていただきたいものです

 

 

危険とも言える夏を無事乗り越えていきましょう

 

 

 

四日市消化器病センターの患者さんですが

検診をきっかけに、脂肪肝、糖尿病、脂質異常症で

通院される方が多くいらっしゃいます。

 

 

いきなりお薬ということにはならず

まず、ご自身でできる生活習慣改善に

とりくんでいただくスタンスです。

 

その為には管理栄養士さんによる

栄養指導が重要です。

 

 

 

医療用の体組成計を使い、体脂肪率や

筋肉を評価し運動療法も指導します。

 

私の外来では、通院中でも概ね3ヶ月毎に

栄養評価と指導を受けていただいてますが、

血液検査以上の重要な評価ができるからです。

 

 

 

さらに、これでお薬を減らすことや

リバウンド防止に成功している患者さんは

多くいらっしゃいますよ

 

 

 

 

東京ビッグサイトです

 

国際モダンホスピタルショウ2025に参加

https://www.noma-hs.com

広報、DX化、人材紹介など

病院経営に関する幅広い分野での出展がみられ

最新動向が得られます


もう一つの大きな目的は同会場で併催される

『ナースまつり2025』

https://nurse-matsuri.com

 

残念ながら今年は予選を通過できませんでしたが、

昨年、四日市消化器病センターは

『日本一働きやすい病院アワード』にノミネートされ

若い看護師さんが堂々とプレゼン

https://www.tiktok.com/@shokaki_kohougroup/video/7407389443474148625

 

大会会長さんは大病院で看護部長を経験され

現在、エージェント(人材紹介会社)によらない

看護師さんの転職サポートを後押しする活動を

なさっていらっしゃいます。

 

 

今回、ご多忙中のところ直接意見交換をさせていただく機会に

恵まれました。

 

 

病院から支払われるエージェントへの紹介手数料が非常に高額で

それが病院経営を圧迫し、看護師さんの賃金上昇を妨げている悪循環も

共通認識し『なんとか現状打破したい』気持ちをおっしゃってました。

 

 

看護部長の経験をもとに

ぽんぽんと転職していく若い看護師さんへの実直な熱い思いも

伺うことができました。

 

 

転職マインドに地域格差はあるのか?など

この場では書ききれませんが、私たちにとって

非常に有益になるお話をいただき

たくさん共感して帰って参りました。

 

 

本当にありがとうございました。

 

昨年に引き続き参加した当院の看護師さんたちも

『ナースまつり』というイベント自体を

楽しんでいらっしゃいましたよ

 

 

 

四日市消化器病センター名物

『当日反省会(夕方ブリーフィング)』

 

わかりやすい目標として

〝どうやったら定時帰宅できるか?〟ということにからんで

当たり前の業務が無駄になってないか?

職場環境は快適か?

その日にあったこと、考えたことを話します。

 

 

 

実はメンバーに新人さんを入れてます。

医療の世界に染まってない1年生こそ色々なところに気がつきます。

技師さん、看護師さん、保健師さん、管理栄養士さん、事務員さんといった多職種が集まります。

お互いの理解が深まります。

 

 

『どうせ電カルに打ち込むなら、紙から書き写す時間もったいなくないですか?』

 

 

『え?いくらするんですか?それ、もったいなくないですか?なんか、いい方法考えません?』

 

 

『血圧計がここだと、列ができて動線が悪くなります。動かしますね』

 

 

『コードの場所が悪く、ひっかけちゃいます。テーブルにコードをかけるフックをつけます』

 

 

『オペ出しの患者さんの見本は、誰が見てもわかるように、でっかい写真を壁に貼る』

 

 

これらは、すべて新人さんの提案。

長年の常識に疑問をもち、〝まずやってみる〟を実践する育成を行います。

 

 

診療という仕事を中心に色々周りを見る力を養っていきます。

初めて接触する方は『え?1年生なん。全然そんなふうに見えない』

と驚かれます。

 

 

 

若い方の潜在能力に私も驚かされます。

 

 

 

サイコネフロロジーとは

腎疾患患者、家族、その医療に携わる人々の

精神心理社会的課題を扱う学問。

 

 

患者さんの声を聞き、医療者の対応を学ぶ

 

透析患者さん100名以上の四日市消化器病センターで

今、重点的に取り組んでいる分野。

 

今回6月27日から29日まで

日本透析医学会に参加した臨床工学技士さんが

勉強して、伝達講習してくれました。

https://site.convention.co.jp/70jsdt/

 

なお、7月26日〜27日

サイコネフロロジーだけを扱う学会や

https://www.k-gakkai.jp/36jspn/

 

さらに、透析シャントの分野だけの学会もあります

9月13日〜14日

https://www.29jsda.org

透析に携わる看護師さんが勉強にいってくれます。

 

透析と一言でいっても、奥が深いですよね