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旅行中に読んだ本

直木賞受賞作です。滅多に小説を読むことはないのですが、週刊ダイヤモンドで連載中の『ロスジェネの逆襲』がかなり面白いので、買ってみることに。池井戸潤さんの『下町ロケット』です。

直木賞受賞作を読むなんて、久しぶりです。調べてみると、1998年の宮部みゆき『理由』以来でした。学生のころは宮部みゆきとか、京極夏彦とか、大沢在昌とかを読んだものでしたが、このところまったく読んでいませんでした。

感想は言うと。。。『もっと早く読んでおけばよかった!』であります。ストーリーが良く出来ているのでどんどん読み進めることが出来ます。飛行機の中で読みましたが、最初から最後まであっという間に読んでしまいました。池井戸さんは東京三菱銀行に勤務経験があり、大きな組織で葛藤する主人公を描くのが得意ですが、今回も個性的なキャラクターたちが登場します。自分も社会人となってはや13年目です。学生のころに読んでもわからなかっただろうな・・・・という小説です。

主人公はロケットの技術者でしたがあることが原因で父親の経営していた町工場を継ぐことになります。でも主人公は自分の夢を持ち続けています。。。小説なのであまり紹介しすぎるとネタばれしてしまうのでここまでにしておきます。とにかく必読!です。小説なんか面倒くさいなーーと思っているような人にも読んでもらいたいです。ラストは泣けます。(泣きませんでしたけど)

『ロスジェネの逆襲』も佳境です。半沢はどうなるのか!こちらも目が離せません。
下町ロケット
下町ロケット
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池井戸 潤
小学館
売り上げランキング: 22

アメリカのステーキはでかい!

ニューヨークに行って、2回目に食べたステーキです。

18オンスって何グラム?と思いながら注文したら、ものすごいやつが現れました!

250グラムぐらいかなーーと思っていたら、なんと約510グラム。

これが普通にメニューにあるって、、、アメリカ恐るべし。。。


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いよいよクライマックス!!

今週のダイヤモンド。またしても自己啓発?という内容です。まさにタイムリーな、なでしこジャパンの佐々木監督が取り上げられています。『仕事ができるひとは異性から好かれる』と。別に異性だけじゃないような気もします。『仕事ができるひとはみんなから好かれる』と。でもそれじゃあ雑誌の表紙にはならないですよね。。。

週刊 ダイヤモンド 2011年 9/3号 [雑誌]

ダイヤモンド社 (2011-08-29)

それはさておき、ついに、連載中の【ロスジェネの逆襲】がクライマックスです。作者は先日、直木賞を獲得した、池井戸潤さんです。今回は半沢部長の見せ場です。続きが気になります。

夕方

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私の好きな道は
帰り道

銀座

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五行でラーメン
こがし味噌だ

西麻布店 夜中に行ったもんだ

久しぶりに買い??

定期購読している週刊ダイヤモンドです。
今回は久しぶりに買いかもしれません。

特集は『経済産業省』です。経済産業省の官僚、古賀さんのインタビューや大臣の海江田さんのインタビューも読めます。海江田さんのインタビューは今ひとつな感じもしますが。。。そのほかにも、世界経済危機の特集とか、サントリーの佐治さんのインタビューとか、有楽町に勝負をかける阪急百貨店の記事とか、なかなか読みどころが多くなっています。相変わらず山崎元さんのコラムも冴えていますね。

このところ、ダイヤモンドのいつものパターンが続いていて、ちょっと飽きていたので良かったです。ちなみに、おなじみのパターンとは、、、、

①学校特集(中高一貫のランキングとか)
②保険の見直し特集(ネット生保の話とか)
③宗教特集(プラスお墓特集)
④自己啓発特集(ドラッカーとか7つの習慣とか)

別にいいんですけど、毎度毎度ドラッカー特集を読まされても。。。。そういえば新幹線特集も良かったですね。

悪党

久しぶりの更新です。お盆休みで、不動産屋さんも静かでしたね。あまり電話がかかってこないし、かけていもいないし。メールもそんなに来ないし。そんなお盆のあいだに読んだ本です。会社で読んだわけじゃなくて、もちろん家で読みました。
悪党―小沢一郎に仕えて
石川知裕
朝日新聞出版
売り上げランキング: 268

タイトルと表紙カバーは、なかなかいい感じですね。内容も、まぁそれなりに楽しめます。なにがなんでもおすすめ!というほどでもありません。
民主党の代表選、どうなるんでしょうね。思い切って小沢さんが!というわけにはいかないんですよね。。。

神宮なう

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関西は涼しい??

先日、出張で大阪まで行ってきました。

東京に比べるとなんだか大阪は涼しいような気がしました。夏だから、外は東京と同じくらい暑いですが、駅とかお店とか、ホテルとか、東京より涼しい気がしました。あと、駅のエスカレータも全部動いていて、エレベータの間引きも見ませんでした。タクシーに乗ったときに運転手さんに聞いてみたら『節電とは言われているが、ほとんどやっていない』とのこと。


日々の報道やネットの情報なんかも見ていると、電気が足りているんだか、足りていないんだかよくわからない状況です。本当は足りているのに、東電と政府に踊らされているんでしょうか??電車のなかはようやく涼しくなりましたが、それでも、まだまだ暑いですね。こんな暑い日は飲みに行くのも、ちょっと腰が引けます。


それにひきかえ大阪は、お店はとても涼しいのでガンガン行けます。昼から肉をガンガン食べても平気です。暑くないです。うまかった。。。


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居酒屋の神様

『居酒屋の神様』こと楽コーポレーションの社長、宇野さんの著作です。日経レストランでの連載をまとめたものです。宇野さんの会社は、居酒屋を経営する会社ですが、社員さんは、みんな独立する前提で働いています。みなさん、何年か働いた後は自分の店を持ちます。宇野さんのもとから独立した人は既に100人を超えているとか。そのなかには、数店舗経営しているひとたちもけっこういるようです。

そして宇野さんはとてもお金持ちみたいです。ものすごい大きな家に住んで、高いお酒をごくごく飲んでいるみたいです。そんな生活を社員のひとにもしてもらいたいと。会社員の3倍くらい給料を取れるようになってもらいたいと。そんな宇野さんの商売の極意が詰まった一冊です。

読んでみると、珍しいことは全然書いてありません。一見、当たり前のことばかりです。こんなことは今すぐにでも出来そうだなーーということばかりです。雨の日にお客さんが来てくれたら、濡れた服をふけるように安いものでもいいからタオルを出そうとか、お客さんの名前を聞き出して、なんとかして名前を憶えようとか。。。当たり前のことを徹底的にやることが、商売の極意なんだと教えてくれます。そしてその当たり前のことが出来ていない店が多いと。

これは他の仕事にも当てはまりそうですね。自分のどんなところをお客さんは見てくれているのかわかりません。当たり前のことでも手をぬかずしっかりやっていきたいと、めずらしくそんなことを考えてしまう一冊でありました。でも、ひとこと言いたい。トマトが切れてビールの栓が抜けるだけじゃ、飲食店はできないとおもいますよ。。宇野さん!