閑話休題。長谷川唯/写真について | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

長谷川 唯

 

少し前に、長谷川唯のマンチェスター・シティとの契約延長についてふれた。その時に描いたイラストを掲載する。シティは現在リーグ2位かな? 優勝争いは佳境であります。【追伸】7日リーグカップ準々決勝・トッテナム戦で長谷川唯が豪快なミドル弾決勝弾を決めましたね。ゴラッソ!すばらしい。

 

ここしばらく図書館から『本を読む。―松山巖書評集(2018)西田書店』を借り出して、主に写真に関する評論を拾い読み。ついでに、高梨豊写真集『都の貌(1989年)アイピーシー』や『IN’—SILVER PASSIN’ WIND SCAPE(2011)新宿書房』などをぼんやり眺めていた。

 

写真については「なぜ撮るのか」などとよく考える。撮り溜まった写真からは、当然一定の傾向が浮かびあがってくるから、なぜそうした傾向の写真を好のむのだろうかと考える。プロのカメラマンはそうした嗜好や傾向の精度をあげ一冊の写真集に削りこんでいく。文字通り彫琢する。大変だなと思う。

 

写真は「これはと思った瞬間」を時間をおいて改めて客観視することで。当然ながらそこに考察が生まれ、記憶は記憶を追い求めるのか、さまざまな思いがまとわりつく。なにげない写真に意味が生じ始め重だるくなってくる。軽みを軽いまま通り過ぎる他人のように封じこめることはできないものだろうかね。