余計な雑念が | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

 sketchbook.068 フィギュア NHK杯

 

フィギュア「NHK杯」男子は羽生結弦くんの欠場で散々だったが、女子のほうは宮原知子の復帰や白石優奈のシニアデビューもあって見どころはあったようだ。絶対女王ロシアのメドベージェワは相変わらずで、彼女を脅かす相手はなかなか見つからない。ただ足首にテーピングが見え

 

ジャンプでは珍しく転倒するなど、どの選手もケガ故障と隣り合わせている。男子選手のジャンプは多種類4回転時代に突入している。ポイント制を採用するスポーツの限界値は定め難いこともあるのだろうが、選手の短命化につながるような気がしてならない。消耗させない工夫はないものだろうかね。

 

 菱山修三編:續仏蘭西詩集(1943)青磁社

 

函欠汚本なので、17世紀の数学者か科学者の自筆ノートの画像を加工させていたき(以前作った)自装カバーを新調した。「續仏蘭西詩集」は昭和18年の出版で、紙不足から印刷用紙は和紙が使われていて、ページを繰るときの乾いた触感が心地よい。

 

続編だけの蔵書は寂しいので「正編」も注文をだしたのだが、戦後すぐに改版再版されていて、機会があったらこちらも手にしてみたい。ところで、自分自身のためにデザインするという習慣があまりなかったためか、余計な雑念が入ってしまう。この詩集はちょっと手こずった。