教科書が載せられない名文 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

 sketchbook.067 駅伝

 

前の日曜日の午前中は「さいたま国際マラソン」午後から「東日本女子駅伝」深夜には「福井スーパーレディース駅伝」と立て続けに放送されたが、いくらなんでも出場選手が大変だろうと思っていたら「福井」は今回のレースが最後とのことで、最終区で大阪学院大Aが実業団の日立をかわして優勝した。

 

「福井」では第1区を走った岐阜県選抜の高校生・加藤優果が日立のオバレ・ドリカを追いつめ区間2位の走りをみせ驚かせた。まだ細いけど加藤優果や東日本駅伝で優勝した千葉県アンカー関谷夏希などは日本人には珍しい長身ランナーで、その長い歩幅で(やがては)アフリカ勢に伍する日がやってくるだろうかね。

 

 井出孫六:アトラス伝説

 棚橋正博:教科書が載せられない名文

 

最近の再読本に新装カバーを被せた。短時間で作るインスタント作品ながら「教科書が…」は帯まで巻いた立派なものです。棚橋正博「教科書が載せられない名文(2003)小学館」は、江戸時代の黄表紙本から、江戸人の日常的思考などを浮かびあがらせていて面白い。棚橋正博は最近の拾いもの。