ワシントンポストの調査によると、今アメリカの90%の人ができる限り家にいること(Stay At Home Order) を実行しています。
人々の間に実際に「怖い」という気持ちが先週よりもずっと浸透してきたように感じます。
どうしても機能していなければ人々が生きて行けなくなる職種(医療・食料の配送・警察・救急隊員・薬局)などはエセンシャル・ワークを言われ、まだ仕事をしています。
この人たちがいなければ私たちの生活を支えられなくなるのですから、感謝の念しかありません。
一方、日本でまだ「入学式をしたい」とか「新学期の学校再開」を考えている政権はあまりにもコロナウイルスの恐ろしさをあなどり過ぎています。
アメリカでは市や自治体が休校を決める前から大人たちが休校にしてくれと叫んでいました。
今ではもうほとんどの自治体でほとんどの学校が休校してオンライン教育に切り替えています。
新年度(9月)まで学校再開は期待しないでくれという自治体が多いようです。
ニューヨークでは4月1日、公園などのこどもの遊び場(プレイグラウンド)も公式に閉鎖されました。
外出を極力控えるようにという指示が出てから、市も州もしばらく様子を見ていましたがやはり人が少人数でも集まるので感染を広げる危険が高過ぎると判断したのでしょう。
ソーシャル・ディスタンシングといって人と人の間を2メートルは開けるということを実行するのは大人にもむずかしいものです。
ましてや子どもたちは学校に行ったり一緒に遊べば、当然近づいたり手を繋いだり、おもちゃや本を手渡したりと、接近する機会があまりにも多いです。
いっしょに鬼ごっこをしたり砂場で遊んだりしたいと思います。
でも今は子どもたちの命を守るためにどうかお家から出さないであげてください。
お散歩をする時は親がいっしょに人の少ない時間に人があまりいない所でなら大丈夫でしょう。
コロナウイルスは金属やプラスチックなどの表面に付着しても、かなりの時間(3〜24時間またはそれ以上)存続します。
こどもたちが公園で触る鉄棒やジャングルジム、ブランコやベンチなどにコロナウイルスが付着していればそれも感染を引き起こすことになります。
目に見えないからこどもたちにも大人にもその危険がわかりません。
おとなでさえ、むずかしい「顔をさわらない」こと、これもこどもたちにはもっとむずかしいです。ダメと言っても幼児や乳児はなんでも口に入れてしまいます。
髪の毛が顔にかかればおとなだってこどもだって、つい直そうとして顔をさわってしまいます。メガネがずれた時もつい顔に触ってしまいがちです。
こどもたちを外に出してあげながらコロナウイルスから守ることは本当に大変なことです。
シアトルでは60人の大人がコーラスの練習に集まって45人が感染してしまいました。
2人は亡くなりました。
ソーシャル・ディスタンシング (Social Distancing) もしっかり守ってお互いの間を十分に開けるように注意しての練習で、楽譜なども全部それぞれが自分の楽譜を持ち寄って物のやりとりもないように注意してもそうです。
大勢で集まるのがどんなに危険か、例をあげればきりがありません。
学校って正に3密じゃないですか!
— mukuzou555 (@mukuzou5551) March 30, 2020
せめてもう少し再開待ちましょうよ。 #学校再開 #学校再開反対 pic.twitter.com/3NcXjXY5t0
ツイッターで #学校再開反対 などのハッシュタグで探すと署名や請願書がみつかります。(#学校再開絶対反対 #学校再開反対 #学校を休校に #学校再開しないで #学校再開延期に など)
教員です。休校にしてください。
— naj (@Assss7829n) April 2, 2020
末端の私たちの声は、上に届きません。大切な子供を、そしてその子供たちが大好きな家族を守るために、どうか。#命守るために学校を一斉休校に
日本の政権は放射能からもこどもたちを守ろうとはしませんでした。今回も1月に中国で感染が爆発的に広がり始めた時点ですぐに対策をとっていれば、韓国のように最小限の被害で食い止めることも可能でした。
政権が守ってくれないのなら、自分たちで生き延びるためにできることをするしかありません。
長い一生のうち3ヶ月や6ヶ月、もしかしたら1年学校に行かなくても、生きていればなんだってできます。
命がけで学校に行ってもこどもたちだって親だって緊張の連続で疲れてしまうでしょう。
今、ニューヨークでは人が次々に亡くなっています。
亡くなった人の火葬が追いつかないので市は24時間火葬を続ける許可を出しました。
そんな現実が世界のすべての国で広がっているのです。東京はニューヨークに似ている所もあります。世界から人が集まるところ。人口密度が高い所です。
しかも東京の人口密度はニューヨークの1.5倍に近いのです。
カナダではお医者さんが3ヶ月は家にいることを覚悟した方がいいと言っています。
わたしも、ニューヨークの州知事・市長が毎日会見をし始めた時、長い闘いになると聞いて、直感的に少なくとも3ヶ月は覚悟した方がよさそうだと感じました。
夏休み海外旅行・国内旅行を予定していた人はキャンセルした方がいいでしょう。ゴールデンウィークはもう絶対に危険です。
各国が旅行の規制をしているので、まず目的地に行けない確率が高いです。
今すべての人が家にいること、それが世界中でたくさんの命を救うことにつながります。
オリンピックとか経済とかそんな目先のことよりも人々の命、こどもたちの未来が優先的に大切に考えられるような社会をつくっていきたいものです。
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