現在、顔晴るジムのレッスンはこの考え方に基づいて取り組み。
その中のこの考え方に基づき、身体の使い方を洗練させています。
そして、押す事からポーズについて学習の転移をして考えた時に、どんな視点で取り組む事が出来るかを見ていきたいとおもいます。
⇒学習の転移の威力 ～ラクロスボールから前後開脚（ハヌマーン）まで～
例えば、ウトゥカターサナです。
一般的には「イスのポーズ」と呼ばれます。イスに座ってるような見た目から来てるのかな？？
サンスクリット語だと「力強いポーズ」という意味です。
写真の様に手を挙げる事を意識した結果窮屈になってしゃがめない場合や、写真にはないですがとにかく深くしゃがもうと必死になってしまうケースをよく見ます。
これは、ポーズの効果よりもポーズの完成系の形に心が奪われている状態です。
イスに座っている様に見える形をとる事に一生懸命になるのを止めてみましょう。
「力強いポーズ」という名前からパワーをもらって、このポーズの取り組みの中で力強いエネルギーを感じられるような取り組みをしてみましょう。
ウトゥカターサナは「押す」という取り組みにピッタリのポーズです。
まずタダーサナで立って、手を腰に当てて、下っ腹か太ももの付け根を通じて踵の前まで押します。
「この力の流れが分からない？？」という人にはもってこいの記事がありますよ(^^)/
⇒下っ腹の力の入れ方が分からない１ ～仙骨と下っ腹で押し合ってみよう～
これが、「膝を曲げても押せるかな？？」と試して行きます。
反ったら押せなくなっちゃった。じゃあ、これは不自然。止めておこう。
押せる状態を保ったまま、少しずつ身体を沈めていこう。
逆の言い方をすると、より深い体勢でも押せるかを試して確認していきます。
そこから手を挙げても押せるかな？？
足元が整っていたら、今度は腕も意識しましょう。
手は手で、脇の下から指先までが押せるかを見ます。
「この力の流れが分からない！？」という人にも、これはこれでもってこいの記事があります。
⇒メールマガジン第１４３号 腕を使う時の注意点と、腕を使いやすくする練習方法について
無理に腕を上げると、肩が詰まって脇の下感がなくなり押せなくなります。
実際のレッスンでは生徒さんに軽めの重りを持ってもらいます。
自宅だとペットボトルなんかでも代用できます。
脇の下から重りを支える位置を見つけやすくなります。
何も持っていないと気にしないこの肩が詰まった状態。
物を持っていると、危ないのでやらなくなります。
この緩やかな重さが身体を地面に落ち着かせる（押す）助けにもなってくれます。
同時に、重さを持ち上げる力の流れも意識させてくれます。
何も持たないと、潰れるイメージでだけポーズを取りがちなんですよ。
地面を押す力は身体を持ち上げて軽さを作ってくれる事を知っておくと、練習の大きな助けになりますよ。
こういう基本的なお話をするのが４月のワークショップで。
それをより詳しく、より具体的にポーズを見ていくのが４月末のトレーニングの内容です。
もちろん、普段のレッスンでもお伝えしていますよ。
普段のレッスンとの違いは、普段のレッスンは基本生徒さんからのＱ＆Ａです。
ワークショップやトレーニングだと、僕の考えている事をまとまった形で受け取れる分だけ全体像が掴みやすく理解しやすくなると思っています。
■お知らせ
イベント：
４月７日（土）
１０：００～１２：３０ 「練習の段階分けについて（基本編）」
１４：００～１６：３０ 「練習の段階分けについて（実践編）」
前半：４月２８日（土）～４月３０日（月・祝）
後半：６月２９日（金）～７月１日（日）
各日：１０：００～１６：３０（休憩１時間）
芹澤のお師匠様、九州初ワークショップ開催！
５月１８日（金）〜２０日（日）
毎週金曜日グループレッスン
⇒３月テーマ「ダウンドッグはお休みのポーズです。」
今年伝えたい事：
◆場所 東京都新宿区下落合３－１７－３２ フルールビル３０３ JR目白駅より徒歩４分
◆営業時間 11時～20時 定休日なし※ブログ更新時の状況なので、変更している可能性があります。
詳しくはホームページをご確認下さい。
ヨガが好き！
ヨガは未経験だけど興味がある。
でも、身体が硬い(+_+)
でも。。。
やっぱりヨガを楽しんでみたい方、大歓迎です(^^)/
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〇 ０３－６９０８－２５１５
このブログの内容は、芹澤が実際に自分で練習している心身の意識の仕方を紹介しています。
ただ、一人一人は違う存在なので、絶対的なものではありません。
その為、紹介している練習方法（特に身体の使い方について）を試してみようと思った時は、
・必ずご自身の身体を観察しながら練習する。
・痛かったり不快感がある場合は、その方法を採用しない（安全・安心が最優先です）。
・ブログの方法にアレンジを加えた方が自分にとっては感覚を掴みやすい、と感じた場合はそちらを優先させる。
などの事柄を守って、自己責任での練習をお願いしますm(__)m
また、現在このブログの内容はランダムです。
ヨガや身体の使い方の基本的な事については、こちらにまとめてあるので興味がある方は是非!(^^)!
メルマガにはもう少し深い内容について書いてあります。