日にち薬
先日、生徒さんから教えて頂いて初めて知った言葉です。
文字通り、月日の経過が薬の代わりになるという意味で、ケガや病気だけでなく、心の傷にも使う表現だそうです。
日めくりカレンダーをめくる様に、一枚一枚傷がはがれていく様なイメージみたいですね。
「時間が経てば、きっと良くなるから焦らないでイイよ」って。
関西では子供にもそのまま通じる表現なんですってね。
眼医者さんの学会では真面目に論じられたそうです。
境界線はどこだろうって。
「後は日にち薬ですね」といっても、関東の患者さんだと実際にお薬を処方されると思ってしまうそうで。
面白いですね(^^)/
僕は素敵な表現だと思いました。
「人事を尽くして天命を待つ」みたいなイメージで感じられたんですよ。
この表現に慣れている事によって、「後は時間が何とかしてくれるさ」という言葉がただの言葉よりももっとリアルさを持つように思えます。
子供の時から言葉として知っていて日にち薬を実感していれば、「時間がかかる事の意味、時間をかける事の大切さ」が腑に落ちやすいと思います。
「時間さえかければ何とかなるか」って根本の部分で信じられるのではないでしょうか？
ヨガも正に日にち薬です。
関西出身の皆さんはヨガが向いているのでしょうかね？？
関東にも定着させて、日本中が「日にち薬」を知る様になったら何か良い影響があるかも。
そんな思いを込めて、ブログで紹介してみました。
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