パスチモッタナーサナ （長座前屈）が出来ない！！
この悩みを持つ人のほとんどが、出来るだけ太ももの裏を伸ばそうとしてしまいます。
逆です。
出来るだけ太ももの裏を伸ばそうとしないで下さい。
股関節を動かそうとし続けて下さい。
昨日こんなお話をしました。
●超基本をもう一度見直そう ～タダーサナと股関節の抜きからの発展を色々と～
この考え方を使って、パスチモッタナーサナ （長座前屈）を解決してみましょう。
まず、足首を外から持ちます。
手の形はこんな感じ。
手を使って脚を内旋(内回し)します。
そうすると、タダーサナでの股関節の抜きと同じ状況をつくれます。
足首の内側で四指を押す事によって、股関節を開きます。
後は、お尻をスースーさせたまま前に倒れるだけです。
ウールドヴァ・ムカ・パスチモッターサナなんかは特にそう。
脚を引っ張り上げようとすると、引っ掛かって持ちあがらなくなります。
股関節を抜いて、回し続けましょう。
パスチモッタナーサナ （長座前屈）と同じコツを、この体勢でしているだけです。
エーカ・パーダ・シールシャーサナもそう。
足首を押す力を通じて、股関節を開きます。
もっと足を上げてもそう。
脇の下を押す力を通じて、股関節を開きます。
頭に足をかけても同じです。
やっぱり、パスチモッタナーサナ （長座前屈）と同じコツを、この体勢でしているだけです。
という事は、タダーサナでやっている事をエーカ・パーダ・シールシャーサナでしているだけなんですね。
エーカ・パーダ・シールシャーサナが出来ない？？
その前に、パスチモッタナーサナ （長座前屈）が出来てないかも。
更には、タダーサナが出来ていないのかもしれませんよ。
こうやって行ったり来たりしながら基本を深めていきましょう。
基本の面白さ、大切さがわかります。
そうすると、練習に行き詰った時、途方に暮れる事なくやるべき事も見えてきますからね。
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