昨日、当たり前というのは、身を投じた環境によって基準が変わってくるというお話をしました。
昨日は自分のレベルを上げる為のお話だったのですが、今日はそれをちょっと違う角度から考えてみようと思います。
例えば、いつも時間を守らない友達がいるとします。
多くの人は、腹を立てている事でしょう。
で、どう対応しているかというと、大きく分けて二パターン。
時間を守らせようとするか、時間を守らないのをガマンしようとします。
どっちにしろ、大変だしイライラしますよね。
これ、「時間は守るべき」という自分の中の当たり前があるからです。
ちょっと当たり前の基準を変えてみましょう。
その友達と会う時は、「時間を守らなくて良い世界の住人になれるチャンス」です。
片づけをしない夫だったら、片づけをしないラフさを楽しんでみましょう。
すぐ怒る奥さんだったら、厳しい基準をクリアするゲームを楽しみましょう。
それで本当にダメだと思ったら、口に出してお願いしましょう。
相手を変えようとするのはおかしいですからね。
だって、基準が違うんだもの。
自分で塩を用意しておいて、「ケーキを作りたいから砂糖の様に甘くなれ」っていうのはおかしな話。
塩は最初から塩です。
おにぎりを作る時に使って美味しくするか、そのままケーキに使って普段と違う味を楽しんで下さい。
だからこそお願いしましょう。
「私とあなたの基準は違います。そして、あなたがこの項目に関して、この基準で行動する事は、私は困るしとっても不愉快になるので止めて欲しいです」って。
命令じゃないです。
そんな権利はありません。だからお願いしています。
それで聞いてくれない様であれば、その時は関係を切ればいいんですよ。
でも、多くの人が関係を切れないと思います。
そうであれば、キチンと認めちゃいましょう。
「この人、これだけイヤな事をして来ているのに、まだ自分に一緒にいたいと思わせる何らかの魅力をもった相手なんだ～」ってね。
これが俗にいう「惚れた弱み」かなと思います。
恋人や奥さんだけでなく、沢山の人に惚れてみましょう。
当たり前は違って当たり前。
人生の全ての選択権は自分にある事を知っておけば、自分とは違う当たり前に出会った時の感覚が変わるかもしれません。
自分と合わない人でなく、自分の世界を広げてくれる人だと思えたら素敵ですね。
とはいえ、人生は有限です。
あくまでも基準は自分に心からのパワーを与えてくれるかどうかで選びましょう。
ちなみに僕は今のところ、他罰的な人、せっかちな人、依存的な人には顔晴るジムには来ない様にお願いしています。
これは今自分が人生を楽しむ為の選択です。
だって、まだ対応出来ないんだもの。
僕の器が大きくなったら解禁になるかもしれません。
プライベートでちょこちょこ修行しております。
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