東北 沿線撮影の旅 6日目 (2020.10) ~大湊線 沿線撮影~ | よっちの鉄道旅ブログ

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6泊7日 東北 沿線撮影の旅 6日目

 

 

https://ameblo.jp/yocc-7019/entry-12632296049.html  1日目

https://ameblo.jp/yocc-7019/entry-12633598123.html  2日目

https://ameblo.jp/yocc-7019/entry-12635211020.html  3日目

https://ameblo.jp/yocc-7019/entry-12635926011.html  4日目(前編)

https://ameblo.jp/yocc-7019/entry-12637577297.html  4日目(後編)

https://ameblo.jp/yocc-7019/entry-12638098160.html  5日目

 

 

6日目は下北からスタート

本数が少ない大湊線なので

少しでも多く撮影するために朝早くから撮影です。

ホテルを午前6時にチェックアウト

こんなに早いチェックアウトはだいぶ昔の高知以来。

 

ホテルを出た時点の外気温は なんと 0.3℃ (気象庁データ)

八甲田山の時のために持参した手袋大活躍です。

八甲田山よりも寒い!

このブログを書いている時点でもまだ地元では経験していない気温。

10月中旬でこの気温を経験するとは。

青森市の方は6℃前後でした。

 

 

さて、朝早くチェックアウトした理由は

6時35分通過の大湊線を撮影するため。

 

ホテルから徒歩19分の撮影地です。

まだ太陽が低いので画像左の木の影が列車にかかる寸前でした。

午前8時台にも野辺地方面へ走るのでその列車がベストかも。

自然豊かに見えますが、撮影位置は街中で交通量が非常に多い道のそばです。

まさかそんな街中にあるとは思えない風景ですよね。

 

この後は野辺地方面に列車移動ですが、

下北を8時12分です。

97分 時間があります。

予定を立てる段階で なにか観光できるところはないか調べていたら

下北駅から(旧国鉄)下北鉄道大畑線というのが2001年3月31日まで存在していたという。

その廃線跡が結構残っているとの情報。

お世話になっているGoogleマップ・ストリートビューをみたら確かに残っている。

航空写真を見ると下北駅周辺の住宅街は線路跡に住宅が建っていますが、

その数百メートル以外は空き地のまま。

山間部では駅舎(廃墟)まで残っている状況。

 

 

徒歩で時間が94分しかないので下北駅の2つ先の田名部駅跡地まで行ってみることにしました。

 

 

田名部川沿いの道を歩いていると目の前に橋が見えてきました。

 

 

橋だけが残っていまいが、まぎれもなく大畑線廃線跡です。

 

 

1989年6月に塗り替えられたようです。

 

 

橋から200mほど行ったところ

信号設備がそのまま残っています。

踏切で障害物を検知した時にピカピカと点滅する棒(特殊信号発光機)もあります。

 

 

この信号設備の反対側を見るとずっと廃線跡が続いています。

 

 

さらに200mほど進んだところここが田名部駅跡です。

この立っているところはまさにホームの上です。

情報によると駅舎を他の用途で再利用しているとありましたが、

その建物は見つからなかったです。

 

 

振り返るとホーム跡の横に交番。

ホームの柵の向こうにはミラーがついていたと思われるポールも残っています。

 

これにて廃線跡探訪は終わり。

下北駅へ向かいます。

 

8時ちょうどに下北駅に到着

列車は8時12分  いい時間に戻ってきました。

ドアを開け駅舎内に入ると待合室が満席。

感染予防のため改札が始まるまで極寒の外で待機します。

歩いてきたからポカポカですが。

 

列車到着5分前

駅舎に行ってみるとすでに改札が始まっていたようで誰もいない。

改札でフリー切符を見せると

今年から自動改札対応の秋の乗り放題パスですが、

スタンプ押しましょうか?と笑顔で言ってくれました。

遠慮なく押してもらいました。

Googleのクチコミを見たら下北駅の駅員さんがすごくいい人っていうクチコミがありました。

田舎の駅員さんや運転士さんっていい人ホント多いです。

 

 

結構な人が下北駅から乗り込みます。

22分で降りるので最後尾で後方展望を楽しみます。

 

今回久しぶりにキハ100を見たわけですが、

前面展望撮影をしていた当時はなかった箱が設置されていました。

 

 

下北さよなら~

 

 

朝早く沿線撮影した橋です。

 

 

そして、陸奥横浜駅で下車

前日は野辺地駅からバスで来たところ。

やっと、列車で降り立つことができました。

 

しかし、下車してのんびりしていられません。

列車が8時34分に到着し、バスに乗り換えです。

駅から坂を下ること5分

バス停へ到着。

バスの時間は8時42分発 かなりギリギリな乗り換え時間でした。

反対側にバス停の看板がありますが、

僕が乗る方向には看板がありません。

バス停は上下線で位置が離れていることもあるので心配でしたが、

地元とみられる人も僕と同じところで立ち止まったので間違いないようです。

 

そして、数分遅れでバスがやってきました。

揺られること20分

第一牧場前で下車

同じ景色が続くところの途中にあるバス停なので

バスの運転士さんもちょっと探している感じでした。

そして無事下車。

下北方向からここで下車する人は滅多にいないと推測します。

このバス停は近くに繁殖牧場というのがあるために存在するバス停です。

この前後のバス停はしばらくありません。

このバス停のすぐそばは海です。

 

 

バス停の目の前に海に出る道があります。

通り抜けできるように道ではありません。

50mほどの森を抜けると・・・

 

 

目の前に大湊線そして海!

 

 

下北半島の先の方の山が見えます。

 

ここで3本の列車を撮影します。

 

最初の列車まで1時間超あるのでその間に上下線の撮影場所を探します。

 

1本目は10時35分 大湊行き 快速しもきた

 

 

後打ち

 

 

次の列車まで20分ほどなので急いで先ほど探した撮影場所へ移動。

 

これぐらいのところだといいアングルですが、

柵がない線路の近くなので安全面を考えてやめておきました。

 

 

風力発電が盛んな下北半島です。

 

 

2本目 10時58分 野辺地方面 快速しもきた

 

 

後打ち

 

 

3本目は1時間30分も時間があります。

早々に撮影場所を見つけて海を見ながら時間をつぶします。

昼時なのでおにぎりでも買っておけばよかったかな。

 

 

3本目 12時24分 野辺地方面 快速しもきた

 

これにて撮影終了

 

バスは13時02分なかなかいい時間にバスがあります。

このバス路線は数時間に1本なのでちゃんと時間を調べておかないといけません。

 

そして、10分ほど前にバス停へ来ました。

永遠と両端に木々が生えているところに人が一人立っているのは違和感でしかないと思います。

5分ほどたった時、バス停の時刻表を見たら 13時17分になっていました。

事前に2週間前にダイヤ改正した情報を得ていたので調べて変更がないと確認したはずですが、

改めてみると確かに13時17分になっていました。

 

 

ということで、バス停に一番近い海岸で海を眺めて時間をつぶします。

周りを見ると遠くに人影が。

場所的に幸田露伴文学碑があるところ。

ここは線路沿いにある石碑のところで

結構 車、バイクが立ち寄るところ。

3本目の列車はここで撮る予定でしたが、ちょっと距離があるし、

そこまで行かなくても近場がいい場所ばかりだったので行きませんでした。

 

そして、バス時刻の10分ほど前にバス停へ戻ると

ちょうど列車が通過。

バスの時間を間違えていたせいでこの列車は調べてなかった。

知っていたら4本目として撮影したのに。

 

 

ということで、少し遅れて13時20分ころバスがやってきました。

行きのバスは降りるときに運転士さんがバスを探していたぐらいなので、

通過されないようにタクシーを止める時みたいに手を上げました。

 

このバスで野辺地駅まで向かいます。

すぐ近くの駅までの乗車も考えましたが、

この時間帯は快速しもきたしか走っていないので野辺地まで乗りました。

 

ちなみに撮影地は駅だと吹越駅が最寄り駅ですが、

下北方面からだと7時10分の次は14時45分です。列車がなさすぎます。

また、駅からかなり歩きます。

 

バスに乗車したところ「次は第一牧場前」と言っていました。

もしこれが、第一牧場前で降りたかった場合は降りれなかったということになりますよね。

行きのバスは真面目でよかった。

 

その後も、大きめな町「有戸」のバス停でも運転士さんがボタンを押し忘れ

「有戸」と放送が掛かったときはすでに通過していました。

降りる人いなくてよかった。

もし、列車の接続がよかったらここで降りるはずだったので

どっちみち降りれなかったということですね。

その後も案内放送はすでに通過しているバス停ばかりでした。

たまに、一致していましたが運転士さんすぐスイッチ押し忘れてまだズレる。

大丈夫か?

 

僕の場合は、第一牧場前から乗車ですが、

乗車後に次は第一牧場前と言っていたってことは、

ひとつ前のバス停から乗ったことになり

料金が高くならないか心配でしたが、調べたとおりの価格で安心しました。

 

バスは野辺地駅に13時46分に到着

列車は14時03分発

いい接続時間です。

 

 

野辺地駅前には日本最古の鉄道防雪林がありました。

 

 

野辺地14時03分発 青い森鉄道にて 青森へやってきました。

新型車両(といっても古い)の青い森鉄道は滅多に見ません。

 

後はホテルへ向かうだけですが、ホテルは新青森駅前です。

チェックインは16時以降のため、1時間青森駅で時間つぶしです。

 

 

青森駅の港の東側は来たことがなかったので来てみました。

 

吊り橋と八甲田丸いいですね~

 

 

 

八甲田山にバスで向かうときに車内放送で青森市のシンボルみたいなことを言っていたので

やってきました。

「青森県観光物産館アスパム」です。

青森駅 港エリアの東に位置している建物で

お土産売り場の面積が広大で、体験施設、飲食店、展望台(有料)などあり、

かなり充実していますが、駅から少々歩くのが難点。

駅前だったらかなりいい施設だと思います。

 

アスパムがあるエリアは散歩したり、ベンチも多くあり

気分転換には最適の場所。

 

 

ベンチに座り対岸を眺めていると、

なんか貨車みたいなのが見える。

 

スマホでGoogle航空写真を見るとたしかにそれらしきものがある。

ズームして撮影すると・・・間違いない!

 

 

寝台列車が何本もあった何年も前、

青森駅から港へは使われなくなった線路が今よりありました。

そこに朽ち果てた客車とかが放置されていたように記憶しています。

現在は再開発でないはずですが、

行ってみるとこの2つだけ残っていました。

線路は途切れているのでここから動かすことはできません。

また、柵があるので単純に放置しているのではなく一応 意図的に置いているようですね。

 

 

元々線路だったところを公園にしているので、

この貨車は公園に持ってきたのではなく、

元々貨車が置いてあったこの場所に公園ができたという感じです。

青森港旅客船ターミナルのすぐそばです。

 

 

そろそろ1時間経つので駅へ向かいます。

16時チェックインに一番近い列車は

たまたまですが、「特急つがる」でした。

青森~新青森駅間は乗車券のみで特急の自由席に乗車できます。

もちろん18きっぷなどでも乗車可能です。

 

過去に八郎潟~秋田まで つがる に乗車したことはありますが、

この車両だったか覚えていません。

 

 

車内はキレイです。

 

青森15時56分発ですが、4日目に歩道橋から撮影した列車です。

大湊線と同時発車ですが、

やはり、大湊線より10秒遅れの発車でした。

 

 

わずか5分でしたが、非常に快適でした。

 

 

新青森駅前唯一の大型ホテル「東横イン新青森東口」があります。

本日はここに宿泊。

翌日は帰宅で新幹線乗車なのでこのホテルはちょうど駅前でいいですね。

 

部屋からの景色。

高層階だと新幹線が見えたのですが、まさかの3階 残念。

大好きな大浴場がありません。

朝食は無料です。

 

 

次回7日目(最終日)

帰宅です。

お楽しみに!

 

7日目(最終日)はこちら