家族のメンタル不調との付き合い方
「どうする?家族のメンタル不調」という本を読みました。
私も長らく精神科・心療内科のお世話になっていますが
実は夫も過去に適応障害になったことがあります。
息子が2歳くらいのころ
夫が2度めの適応障害となりました。
ちなみに原因は仕事で、
私の病気とは関係ありません。
幸いにも夫の通院は1年未満で終了しましたが
渦中は私も夫も日常生活をこなすだけで精一杯で
ヘロヘロのヘトヘトでした。
そんなわけで
いつ誰がなってもおかしくないし、
私もいち患者ではあるものの
ケアする側にも回ることがあるかもしれない、
という認識はあるので
興味深く本を読ませていただきました。
ケアするというと
優しくしたりとか
支えるとか
そういうことが思い浮かぶと思うのですが
/
家族だから
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に引きづられて
自分の心が大事にできないことは
避けなければならないと筆者は述べています。
境界線はしっかり引いておいてください、と
言った趣旨の言葉が何度も出てきたことが印象的でした。
じゃあどうすれば?という話ですが
家族が病んでいる病んでいないにかかわらず
普段の生活から
以下の3つのことを心がけていれば
適切な距離感となるのではないかと
私は思います。
- 毎日を楽しむ=「まいたの」を探求する
- 不必要に干渉しない
- ガス抜きできる場所を持つ
1つ目、「『まいたの』を探求する」は
毎日を楽しむ、遊びを取り入れることで
自分をリラックスさせたり
リフレッシュさせることができ、
ひいては自分を大事にできることにつながると思うからです。
2つ目、「不必要に干渉しない」は
普段でも、例えば子どもなどに
先回りしてやってあげたりすることは
相手のためにならないので
自分と他人の境界線を引くためにも
心がけたほうが良いとおもうからです。
3つ目は一般的な話ですが
リアルでもブログなどSNSでも構わないので
話す、あるいは吐き出す場所が
あったほうが良いと思います。
安心安全な場所ということであれば
カウンセリング等、
守秘義務のあるプロにお世話になるのも
良いかもしれません。
日本ではカウンセリングは敷居が高い印象ですが
もっと気軽に受けてほしいと思って独立開業されている
心理職の方も大勢いらっしゃいます。
ご参考まで。
お読みいただきありがとうございます
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