アラフォー遅咲き婚活女子のための
パートナーシップカウンセラーのなつみです。
34歳までぼぼ彼氏ナシの遅咲き女子でしたが、自分の心と向き合って恋愛下手を卒業。
40代で婚活して大好きなオットくんと結婚して、相互依存のパートナーシップを構築中です^ ^
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なお、ご相談文に「洗脳」とありますが、これはどこから出てきたのでしょうか?何を意味しているのでしょうか?
「モラハラされる側は、モラハラする側に洗脳されている」というような文章をまあまあ見かけますが、この洗脳でしょうか?
だとしたら、この洗脳は、「モラハラされる側は、モラハラされることで自己肯定感が下がって自分軸を失う」ということを意味します。
モラハラで傷ついた女性は、彼軸になるために、ひどいことを言われて嫌な思いをしても、彼に逆らえなくなるのです。
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ここまで、リリーさんの中で混乱していそうなところを紐解いた…つもりですが、いかがでしょうか?
ここまでのことを踏まえた上で、私からは、まずはリリーさんに、自分軸を取り戻すことを提案します。
(ゆっくり休んで元気が出てきたら、取り組んで下さい。)
ご相談文を読んでいると、彼のことばかり書いてありますので。
リリーさんの頭の中は、相当彼で占められているのではないでしょうか?
彼の言動を前にして、自分の辛い気持ちを後回しにしていませんでしたか?
彼と一緒にいて、自分にとって大切なものが、わからなくなっていませんか?
もちろん、少しはわかっていると思うのですが、彼の言動に振り回されて、かなり抑えていたのではないかと思います。
その場合、自分の感情や言動が彼次第、つまり彼軸になっている…と考えた方がいいです。
彼軸のままで彼への執着をなくそうとするのは、無理な話です。彼がいなくなると、軸がなくなってフラフラしてしまうので。
なので、私は、自分軸を取り戻すことをお勧めしたいのです。
自分軸を取り戻す第一歩は、「自分は自分、○○は〇〇」と唱えることです。
リリーさんの場合、まずは、「自分は自分、彼は彼」ですし。
会社では、「自分は自分、〇〇さんは〇〇さん」。(〇〇さんには、同僚や上司の名前を入れます。)
お母さんと一緒にいるときは、「自分は自分、母は母」です。
その上で、何かを選ぶときは、「私は何がいいの?」と自分で自分に聞いて、選ぶことを繰り返します。
今の状態だと、コンビニで飲み物を選ぶときも、「あのとき彼と一緒にコーヒーを飲んだなあ」などと思いながらコーヒーを選んだりしていないでしょうか?
ここで、「私は何がいい?」としっかり自分の心に聞いてみると、オレンジジュースが飲みたい!と思うかもしれません。
そのときは、オレンジジュースを選ぶのです。
また、友達とお茶をするときに、友達がケーキセットを選ぶから、自分も何となくケーキセットを選んでいる…というようなことはありませんか?
ここで、「私はどうしたい?」としっかり自分の心に聞いてみたら、ケーキじゃなくてパフェがいいとか、お腹がいっぱいだから紅茶だけでいいとか、そんな返事がくるかもしれません。
その場合は、心の声に従ってパフェにしたり、紅茶だけにするのです。
服選びや、お母さんからの提案、仕事のやり方なども、そうやって「私はどうしたい?」と聞いてみるのです。
仕事などは周りとの兼ね合いもあるから、100%自分の思い通りにはならないと思いますが、それでも、自分の希望を確認すして、場合によっては自分の希望を10%でも通してもらうように交渉したりします。
そうやって、自分軸を取り戻すのです。
更に、自分の選んだものに、オッケーを出して、自己肯定感を上げられると良いです。
例えば、自分の好みが友達から1人外れていたり、お母さんと意見が違ってしまうこともあるかもしれませんが。
そんな自分もオッケーだと認められれば、自己肯定感は上がります。
自分軸を取り戻して、自己肯定感が上がると、リリーさんは、彼に振り回されなくなります。
そうなると、リリーさんは主体的に行動して、彼への執着を手放すことができると思いますし。
手放しをしなくても、自分の思いを確認し続けることで、自分に目が向いて、彼への執着がなくなる可能性もあります。
なので、私はリリーさんに、まずは自分軸を取り戻すことから取り組んでいただきたいと思うのです。
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私からの回答は、以上になります。
辛い気持ちと懸命に向き合って、行き詰まったときにヘルプを出せるリリーさんですから、きっと今の状態から抜け出せると私は思います。
マルシェでは、リリーさんに質問をしながらお話することができないので、わかりにくいところもあったかもしれませんが。
もし、わからないところがあったり、上手くいかないことがあったら、カウンセリングをご利用下さい。
個人カウンセリングでしたら、リリーさんに寄り添った対応をすることができますので。
リリーさんの幸せを、心から応援しています。