奥手女子を卒業して40代で結婚した
婚活恋愛カウンセラーのなつみです。
前々回のブログの続きです。
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実は、私は、執着については説明しにくいなあ…と思っています。
なので、依存のブログの後から書き出したのに、完成させるのに3日もかかってしまいました…(汗
というのは、根本さんのところで勉強して、私が感じたことがない執着があることを知ったから。
私が今まで苦しんできた執着は、「フラれた相手が忘れられない」というタイプの執着なのですが。
どうやら、「付き合いが成立している相手に対する執着」というものもあるらしくて。
この辺については、私は頭でしか理解できないのですよ…。
なので、どこまでカバーできるのか??という疑問はあるのですが。
今の自分にできる範囲で説明していきたいと思います。
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執着とは、「一つの対象に心を囚われて、そこから離れないこと」ですが。
私も昔はフラれた相手に執着するタイプでした。
ですが、自分が母親軸で生きていることに気付いて自分軸を取り戻した結果、寂しさや自信のなさがかなり減りました。
そして、こう思うようになったんです。
「執着って愛ではない」と。
何故なら、相手が離れたいと言っているのに離さないなんて、全然相手の気持ちを考えられていないから。
相手を愛しているなら相手の気持ちを考えてナンボなのに、相手の気持ちを考えられないって全然愛じゃないよと思ったんです。
これ、恐ろしすぎて、あまりいろんな人に言えませんでした。
図星すぎて怒り出す人もいるんじゃないか…と思ったんです。
でも、その後根本師匠のところで勉強して、今はもう少し発展した解釈をしています。
執着する理由って、その対象への思いがあって、その思いに囚われるからだし。
思いそのものはやっぱり愛だと思うのでね。
…
そして、愛が出発点のはずなんだけど。
囚われてしまうと純粋な愛ではない…というのは、何となくわかるのではないでしょうか?
なぜ執着するかというと、不安や、恐れ、自信のなさ、無価値感、自分が否定されたショック…そういうマイナスの感情が強いから。
だから、執着するときの表面の意識は「この人から離れられない」だけど。
その奥には、
「この人と離れて不安になりたくない」とか、
「この人と離れて1人でやっていく自信はない」とか、
「この人と上手くいかないということは、私の選択は間違っていたの?それ、認めたくない」とか、
そんな思いがあったりします。
これ、やっぱり、相手の気持ちより自分の中のマイナスな思いの方が優先になっちゃっているんですよねー。
不安や、恐れ、自信のなさ、無価値感などのマイナスな感情が少ない人は、自分と一緒にいたくないと言う人に執着しませんから。
相手を手放してあげる余裕がありますから。
「執着の良くないところは、選択肢が1つだけ(恋愛なら彼/彼女1人だけ)になるところ」と根本師匠界隈では言われていますが。
選択肢が1つになってしまう原因って、そんな感じで相手より自分のマイナス感情が優先になっているからだと、私は実感しています。
こうなると、大抵の場合恋愛は上手くいかなくなります。
それは、相手のことを考える余裕がなくなるから。
恋愛の基本は、相手からもらった愛を受け取ることと、自分から愛を与えて受け取ってもらうことの循環なので。
相手のことを考える余裕がないと、成り立たなくなるんです。
相互依存の世界にいけなくなるんです。
だから、執着があると幸せな恋愛が難しくなってしまうんです。
「恋愛に『依存』や『執着』はタブーなのは何故?弟子どもわかっている?」
という根本師匠の問いかけがきっかけで、ここまで依存と執着について考えてみましたが。
タブーってことはないかなと思います。
依存も執着も、しちゃうものは仕方ないから。
ただ一つ言えることは、どちらも相手のことが見えなくなっちゃうから、相互依存の関係になるのは難しいということです。
だから、やっぱり「恋愛で自由で楽しくて幸せになりたいのなら、依存や執着はタブー」ということになるんだと思います。