ブルーの「書自由也」ブログ -148ページ目

不思議です

 今日は、細字部の昇級試験課題(楷書・行書・草書)の提出日、なんとこの1週間書き続けましたが、納得出来るものは出来ませんでしたので先週までに書いたものを提出となってしまいました。
 何のための、練習なのか不思議です。書いている時は、いいと思いつつ、出来上がってみるとバランスや力み過ぎているのがわかってしまうという次第なのです。
 まだ時間があると思いつつ、書いているとダメなのかも知れませんネ

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対策があればと思いつつも、残念です。





古代文字の発見から110年しか経過していない

「書画美術~墨の革命」 監修春名好重 から下記の文章を紹介

 1899年に、殷の都の跡 から、多数の甲骨片、墨書された陶片等が発掘された事により古代文字の存在が明らかになった。亀甲や動物の骨等に、線刻された文字である甲骨文を始め、銅器に刻まれた絵文字の様な金文が、今日、古代文字とされるものである。これらは、漢字の元となったものであり、事物の形を表す、形象、表意文字である。今日に至る書の、不断の伝承、発展を考える時に、この「意味のある形」を持つ文字の存在は絶対不可欠である。
 紀元前八~三世紀の春秋戦国時代には、政権が各地に分立し、文字の形が乱れ混じり、文字数も書体数も増えた。石鼓文と言われる石に刻まれた文字が成立したのは、この頃と推察されている。その遺物に刻まれていた書体を大篆と呼ぶ。甲骨、金属、石、それらに刻まれた文字は、古代の文字の代表と言えよう。

 1930年代に湖南省で発見された文書は帛(ハク、布)に書かれており、また、同し遺跡からは後に、竹の細長い片に墨書した「竹簡」が見つかっている。実際に筆と墨で岩かれた書写資料として歴史的なものである。
秦の始皇帝は、天下を統一すると共に、書体の統一も図った。その事により、それ以前の文字「大篆」に対して、「小篆」と言われる文字が生み出され、当時、各地に盛んに建設された碑には多くの文が刻まれた。

 漢代には、文書作成の実用面から、書体の簡素化が必要であった為か、隷書が発明され、一般に用いられる様になった。しかし重厚、荘重を求められる様な場合においては篆書で書かれていた。やがて、隷書の中で徐々に単純化されていったものがあり、草書が現れた。多く使われる文字を書く時に一層の簡略化が必要であったからだろうか。この時代から後になると、上の字画から下の字画に続ける連綿体が用いられる様になっていくのである。隷書からは行書も生まれた。その上、今日の楷書も作られ、いわゆる蒙、隷、草、行、楷の漢字の五体が、漢の時代に形成された事となる。また、現在出土している資料、木簡、竹簡に墨街された公文書や、紙に書かれた写経、石碑等から、漢代の内には筆、墨、紙が全て用いられるようになっていた事が分かる。特に紙の発明が、書に与えた影響は非常に大きい。 以下略




上品な字の書き方より

有田幸正著「上品な字の書き方より」で、参考となったこと

ブルーのブログ 右をわずかに強調するのがきれいですか
下記は、結構バランスが難しい字です。
なるほどと思いつつです

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なかなか(新註墨場必携p739)

昨日と同じ昇級試験の課題(新註墨場必携p739)を書いていますが、

ブルーのブログ-練習中と筆

筆は、中国製の山羊の毛です。
写真は、練習に疲れてです こんなのもありでしょう


「障る」(さわる)を書いて

「障」(さわる)の 右側の 「章」 という字を書いていました。
なんと、何枚書いても思った形にならず
「立」の下の一は、長く、早いの一は、短いのですが
それが書けずにいました。
何とか、コザト辺から離して書くことで出来ました。


ブルーのブログ-障る

しかし、一文字一文字個性がありその特徴をつかまないとダメなのですネ

小倉百人一首を

小倉百人一首を3日で書き上げました。
間違いもあり、書き直すという心の安定の必要をつくづく感じる書道となりました。
半紙を半分に一句を書いたので、後は製本してみようと思っています。
あとで、キット悔やむ反省の材料にしたいと思い....
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『小倉百人一首鑑賞』昭和54年1月初版 石川清流 著(静岡県) を手本としました。


故金子徳之介氏の遺稿書を手本に


故金子徳之介氏の遺稿書を手本に一筆したためてみました。
「真」という字が、なんとも言えない含蓄を感じて....

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読めなかった姓

なんとすごい姓の方にお会いしました。
1文字です

ブルーのブログ-いのり

読めずに、お聞きしました。帰宅して辞書も調べました確かに「いのり」と読むのです。
祈祷(きとう)のとうという字でもあるのですネ 

これに対し下記の返事が来ました。

祷 いのり     さんのご先祖は、安倍清明
壱原  (いちはら) 
九軒  (くのぎ)
百目鬼 (どうめき)
百々  (どど)   …前任校の同僚
百鬼  (なきり)  …先輩にいました。
四月一日  (わたぬき) …>エプリルフール?? 
さらに
土生田」(はぶた)
思い出しました、私の知合いに
人首」(ひとかべ)  …プールでの知合い


久しぶりに

エジプト旅行10日間を無事帰国して、すこし雑用にかまけて筆を持っていませんでした。
今日は、まじめに、細字課題に取り組みましたが、休んでいると、筆が思うように動いてくれません。
エジプト旅行10日間のHP は、こちらで見てもらうとして

「海」の「母」がなかなか、難しい.....
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      百年眼を障る書千巻、四海身を資く筆一枝。




エジプト旅行

世界遺産の宝庫エジプト旅行へ参ります。
3500年前のピラミッドの大きさを実感するのが楽しみです。
カイロの天気 もチックして、日本の10月程度かと....マスク持参で

トビハネ!! も見れないのが...少々残念ですネ