「おうちに帰ってよかった!」 | お産は日常の中に☆胎児&赤ちゃんとお話するじょさんし

お産は日常の中に☆胎児&赤ちゃんとお話するじょさんし

東大阪市の訪問型助産院ゆっこ助産院院長。自宅出産、授乳・育児相談の他、繊細で感受性豊かな特性と人生経験を活かし心のお片づけコンサルタントとして、今ココの自分を生きるをお手伝い。筆文字講師&数秘マスターになりました♡

「おうちに帰ってよかった!」
~病院ではできないケアが在宅にはあると感じた症例~
 
というタイトルのカンファレンスに参加してきました。
 

助産師なのになんで?と疑問に思うかもしれませんがが、


 
ゆっこ助産院は、
ゆりかごから墓場までの人生のトータルケアを目指しています。
死に向き合うことで、生にも向き合える。
生に向き合うことで、生きる考える。

ことにつながると思っています。




少しずつではありますが、看取りについての学びも大切にしています。

 
生まれると死ぬは、
全く異なるものととらえるか、
共通点が多いととらえるかで、
全くケアの方法が変わってくる。



 
生まれることは、おめでたいこと。
死ぬということが、辛く苦しいこと。


 
これは、死生観、人生観によって大幅に変わると思っている。
 

私自身は、死は遺族にとっては、悲しいもの、さみしいものであるには変わらない。


 
だけど、死がいけないこと、悪いことというとらえ方はしていない。

その方の生ききてきた人生や生き様を尊重すべきものであると思っている。



 
それは、
いままで生と向き合ってきたことや、
心友との別れ、
いきたひという映画、
その他の今まで私がいきて感じてきたことが、
自身の死生観へとつながっているのだと思う。
 
 
 



では、病院と在宅の看取りの違いは何だろう。
 
病院では、医師、看護師が主に患者さんとして、接する
 
在宅では、医師、看護師に限らず、家族を中心に、
○○さんの人生にに関わったすべての人が、関われる。
 


 
病院では、限られた空間でほかの入院患者さんに気兼ねがあり、「お見舞いにきた」という感覚で静かにしなければという制約がある
 

家では、「会いに来た」と会いに来やすい。
時間の制約がない。
 


遺族さんの振り返りとして、
 
家族の、「ただいま」「おかえり」「おはよう」
が聞けたり、言えたりしたこと。

途切れることなく、最後まで一緒に入れたこと。

無くなった直後にハグができたこと。

一緒にエンゼルケアを行えたこと

家族と気兼ねなく日常に近い生活ができた。
 
 

 
それが、「おうちに帰ってよかった」
ということに結びついたんだと思う。
 

 
やはり、生と死は共通点がたくさんある。
 
このカンファレンスを聞きながら、
生と死の共通点だなと思ったことは、
 

たとえば、自宅出産においても、赤ちゃんが生まれるまで、その方の日常生活そのもの。
普段と変わらない生活の中で産むということ。
 
 
普段と同じ、日常のあいさつを交わし、
日常の中で死にゆくということ。
 

 
後に、遺族と故人について振り返るということは、
グリーフケアにつながってるという話から、
出産後のバースレビューに似通っているなぁということ。
 

 
あと、症例発表後の感想のときに
 
ある男性医師が、
 
母が、入院中に心細そうにしているのを感じたが、恥ずかしい・触れないという感情が先だってしまい、自分から触れられなかった。
母から手を握ってほしいといわれて、30年ぶりに手を触った。久しぶりに触れることができた。
 
医療者というのは、仕事としては、身内以外の方に触れることができるのに、身内には素直にできないんだと、実感したという感想だった。
 
 
ハグ、触れるということの大切さは、
もちろんなんだけれど
 
 
やりたいこと、ふと感じたことを行動に起こすということも後悔を残さず生ききるということにつながるなぁと感じた。
 


このお母様の場合も、お母様が息子である男性医師に手を握ってほしいと感じたことを口に出すという行動を起こしたことで、お互いの思いが通じ合ったという現実に結びついたんだと思う。
 

 
 
私の中で確立している一つの答えは、
生も死も
日常の中にある
ということ。

 

 

定期的に開かれているカンファレンスなので、

また学びに行かせていただきたいと思います。





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ここ以下は、私自身の学びの覚書。

 
その人が生きていることが「希望」である。
「希望」を捨てることなく最後までお家で過ごすことができた。途切れるなくぐり―フケアへとつなぐことができたこと
亡くなった後の家族の振り返りの時間を持つことで、さらなるグリーフケアをおこなえた。
 

これは、バースレビューにあたる。
○○さんは、死ぬ間際まで終活ができた。
 
 

エンゼルケアを一緒に行うことは遺族にとって、死と向き合う大切なひと時である。後のグリーフケアにもつながる。目指すは、納棺師かおくりびと。可能な限り、多くの遺族にも悔いのないように参加してもらう。すべてを一緒に思い出話をしながら、エンゼルケア、エンゼルメイクを行いほ(1時間半〜3時間)、グリーフケアとしての時間としている。
 
死者の書(チベット、エジプト)
心臓止まっても耳は聞こえている。なので、ハグは効果的。
本当の死を意味するのは、49日
 

 
在宅ホスピスを目指す
H:親切なおもてなし
O:組織的なケア
S:症状をコントロール
P:精神的な支え
I:個別性の尊重
C:コミュニケーション
E:教育
 
ナイチンゲールの三重の関心
★知的な関心
★心のこもった人間的な関心
★実践的技術的な関心
 
遺体とは、全くセルフケアできないこと
これをするのがエンゼルケア

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まるっと1日お産を感じる〜ゆっこ助産院3周年記念イベント
 

日時:2019年 12月 15日 日曜日

        10:00~14:30

        受け付け開始9:30~

 

場所:東大阪市文化創造館

        https://higashiosaka.hall-info.jp/access/index.html

 

定員:60名

 

料金:   大人4500円(お弁当付き)

           看護、助産学生4000円(お弁当付き)

           中高生3000円(お弁当付き)

           小学生以下(お弁当が必要な方)1200円

           小学生以下(お弁当不要な方)無料

 

           看護、助産学生は

           学校名と学年を記入の上お申し込みください。

 

こちらのフォームからお申し込みお願いします。

         https://ws.formzu.net/dist/S64343538/

 
 
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ほんとのほんとに最後だよ⤵
2019年12月12日 10:10〜12:10➡残席4
 
〜オンナの必須科目 股まわり講座〜
2019年12月5日 10:10〜12:40➡残席5
 
【産まれる前に知っておきたいおっぱいのコト】
2019年11月28日 10:00〜12:00➡残席4
 
 
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